聖地サンティアゴへのラスト100kmを歩く

聖地サンティアゴへの巡礼路を、実際に歩いた添乗員が徹底解説!

サンティアゴ巡礼路ツアー
サンティアゴ巡礼路にて
スペイン巡礼の道にある道しるべ
スペイン巡礼の道にある道しるべ
北スペインツアー、北スペイン旅行
サンティアゴ・デ・コンポステーラ
キリストの弟子のひとり聖大ヤコブ(=サンティアゴ)。
彼の遺骸は、1世紀に殉教して以来ずっと行方不明のままでしたが、
奇跡的に800年近く経った後、サンティアゴ・デ・コンポステラの地で見つかります。
この奇跡の物語がきっかけとなって、以後絶えまなく巡礼者の列が続くようになり、
サンティアゴは、ローマやエルサレムと並ぶキリスト三大聖地のひとつとなりました。
ロマネスクの時代から今日に至るまで、
数ケ月、時には数年を費やして、信徒がこの地を目指しました。
生活を捨て、あらゆる階級の人々が、等しく自分の足を使って向かいました。
全長約900kmにも及ぶこの巡礼の道を歩むことで、人々は誇りと信仰心を高めてきたのです。
 

巡礼路歩き QアンドA

ユーラシア旅行社のツアーでは、サンティアゴ・デ・コンポステラの手前100キロから巡礼路歩きをスタートします。

ここでは、巡礼路歩きに関してよくあるご質問をまとめてみました。

どんな道を歩くの?

巡礼路の道は、しっかりと整備されていますが、その道の状況は様々。

ツアーでは小さい丘や小山を越える際のアップダウン、

農場の横を歩く道は土道の平坦、

森林を抜ける道ではユーカリや松などの木々がそびえ、

木々の呼吸からでる新鮮な空気に包まれる道…

車道道路沿いを歩くこともあります。

様々な町や村の中を歩く際は、伝統的な家屋や農具、中世の洗濯場、古い石の十字架を目にします。

景色は様々、飽きることがありません。

今日の巡礼歩きの景色や道は、どんな感じかな」と毎朝わくわくした気持ちで出発していきます。

サンチャゴ巡礼路 上り坂
やや上り坂
サンチャゴ巡礼路 牧場の横を往く
牧場の横を往く
サンチャゴ巡礼路 林の中を往く
林の中を往く

どのくらい歩ければいいの?

毎日15~20kmを半日かけて歩きます。

休憩1~1時間半毎に1回です。

道のりは平坦+多少のアップダウンを繰り返しです。

約5日間連続で歩きますので、その分の体力は必要です。

 

歩いている途中で疲れてしまったら?

1日に平均2~3回(稀に1回)、巡礼路歩きの途中で、皆様のツアーバスと遭遇でき、
車内に置いた手荷物を引き取ったり、逆に不要な荷物を置いていくことができます。
バスとの遭遇ポイントで巡礼歩きを中断して、バスに乗り込むことも可能です。
巡礼路道中は山や林など車が入り込めない道も歩きますので
バスと遭遇できるポイントまではお客様ご自身で歩く必要はございます。
 

歩くペースはどのくらい?

基本的にはご自身のペースで歩いて頂けます。

基本的にグループの前後にガイドと添乗員がつきます。

先頭のガイドもしくは添乗員を追い越しての極端なハイペースは、

道中の人数確認等の必要性から、ご遠慮頂いております。

巡礼歩き中の持ち物は?服装は?

リュックサック、飲み水、ポケットティッシュ、必要な方は飴など、タオル、雨具など。
巡礼歩き中は、山ハイキングとは異なり、軽い荷物がおすすめ。
1~2時間に1度はバール等でトイレ休憩をしますので、
水の購入、軽くお菓子やパニーニなどとることができます。
トイレ休憩の場所では、ティッシュがないこともありますので
ポケットティッシュやウェットティッシュがあると便利です。
天気の変わりやすい地域のため、上下のレインウェアを必ずお持ちください。
レインウェアは防寒具代わりにもなります。
 
 
朝晩、寒暖差がある地域です。
朝8時(春~夏)または9時(冬)に出発します。
特に秋は朝方の出発時8~10℃ほどですが、日中晴れますと昼頃には20℃くらいまで上がります。
また歩いていくうちに体が温まってきますので、
スパッツなど脱ぎにくいものは着用しないほうがいいです。
上着は重ね着をしていただき、気温にあわせて着脱していきます。
 
靴は毎日15~20km歩いても足が痛くならない履きなれた靴で、
防水性が備わっていますとなおよしです。
毎日歩きますと足がむくみますので、
足先など余裕のある靴や出発前から歩いて試してきてください。
登山靴は防水性が備わり機能性はありますが、
重たい場合にはご自身の体力と足の筋力に負荷がかかりますので、お気を付け下さい
サンチャゴ巡礼路 雨天時
雨天時はカッパを着用

宿泊施設はアルベルゲ(巡礼宿)?

弊社ではアルベルゲではなく、各町村にあるホテルに宿泊します。
巡礼ツアーで巡る町村はこじんまりとしており、町村相応の規模のホテルとなりますが、
清潔でホスピタリティに溢れたホテルを予定しております。
 

サンチャゴ巡礼路プチコラム

クレデンシャル(巡礼手帳)

100kmの巡礼歩きをすると、サンティアゴ・デ・コンポステラにて巡礼証明書がもらえます。
しかしそれには“100km歩いた”という証明が必要となります。
その証明となるものがクレデンシャル(巡礼手帳)。
この手帳にはスタンプを押す欄があり、
巡礼路道中にある宿、レストラン、カフェなどにスタンプが置いてあるので、
休憩の際や宿泊の際にスタンプを押していきます。
1日最低2か所で押していけばOK(※基本は25kmの距離間で2か所押していること)。
2か所以上で押してもOKです。
本来は巡礼証明書発行の為の証明であるクレデンシャルですが、
スタンプにはホテル名やカフェの店名、町の名前などが入っていて、
デザインも様々なので巡礼歩きの旅記録や思い出にもなります。
巡礼手帳最後のスタンプは、サンティアゴ・デ・コンポステラの巡礼事務所でもらう
サンティアゴ大聖堂スタンプ。
最後のスタンプを押された巡礼低潮と巡礼証明書を手にしたときは、なんともいえぬ感動が湧き上がります。
 
 
巡礼手帳
巡礼手帳

巡礼歩き三種の神器

巡礼歩きの道中では、ときどき巡礼者像を見かけます。

その巡礼者像には共通点が。

それは持ち物。必ず帆立貝・杖・瓢箪を身に着けています。

帆立貝は、めざすサンティアゴ・デ・コンポステラに祀られているサン・ジャック(聖ヤコブ)の象徴であり、

帆立貝をつけている旅人が巡礼者であることを表すもの。

杖は、長い道のりを歩く困難な道中の身体の支えとしての機能は現代と同じです。

中世の巡礼者像が手にしている木の杖は、魔法使いの杖みたいです。

そして瓢箪は現代でいう水筒の役目。

見た目や材質は変われど、現代の私たちが巡礼歩きする際にも必要だといえるものばかりです。

 

巡礼者像
巡礼者像

巡礼路のカフェ巡り

昨今は内装がお洒落なカフェや独自メニューなどで日本でもカフェブームがきていますが、
巡礼路道中もいわば毎日カフェ巡りです。
巡礼路道中には公衆トイレなるものがありません。
道中のお手洗いストップ場所がカフェやレストランになるわけです。
トイレは無料で使うのではなく、使用したらカフェで何かを注文するかチップを置いていくのがルール。
このときにちょっとカフェのカウンターを除いてみましょう。
そのお店手作りのケーキやプリン、独自メニューのジュース(フルーツミックス等)があるかもしれません。
個人的なお勧めはチーズケーキです。
濃厚なもの、冷やしてありさっぱりした味わいのもの、
お店によりいろいろな味が楽しめます。
またカフェのコンセプトも様々で、内装にこだわったお店もよく見かけます。
古い建物を改装したカフェ、帽子が狭いカフェカウンターの上部に飾られたカフェ、
サッカーチームの旗がずらりとしたレストランなどなど。
そしてお店の人たちの笑顔と優しさが疲労を回復させてくれます。
フォンセバトンのチーズケーキは絶品
フォンセバトンのチーズケーキは絶品
アルスーアのカフェには帽子がずらり
アルスーアのカフェには帽子がずらり

地元の食材を生かした北スペイングルメ

ツアーでは主にガリシア州を歩き、この州の名物は“シーフード”が挙げられます。
なかでもタコを叩いて叩いて叩いて柔らかくし調理した「プルポ・ア・フェイラ」が絶品。
もちろん巡礼者のシンボル帆立貝も焼いたものを召し上がれます。
そのほかの貝類も種類豊富でバールでタパスやピンチョスなどの具材に使われていたり、
ちょっとしたおつまみとして食べるのにお勧め。
白ワインも産地ですので、魚介類料理とともにご一緒にどうぞ。
 
そして巡礼歩き中によく目にする広大な畑や牧場の恵みである野菜やチーズ、肉も忘れてはならない存在。
生ハムというと通常豚肉ですが、レオンでは珍しい牛の生ハム「セッシーナ」というのがあります。
各地域で特色ある味わいのチーズやレオンのセッシーナは、
町のスーパーにてグラム単位で買えますので、ツアー中でもちょっと味見を、ということもできます。
サンティアゴ・デ・コンポステラの市場でもチーズは真空パックで買えますので
、旅の最後で買ってお土産にするのもお勧めです。
名物と謳っていなくともツアー中レストランで食べる肉料理や付け合せの野菜そのものの味がとても美味しく、
毎日歩いて動いたあとの食事ということもあり毎食舌鼓を打ってしまいます。
巡礼歩きでダイエット?・・・それはなかなか難しいかもしれません。
 
サンティアゴ・デ・コンポステラの市場にて
サンティアゴ・デ・コンポステラの市場にて
タコと緑トウガラシ
タコと緑トウガラシ
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