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ユーラシア大陸の西の端ー極東と呼ばれる国に住む私たちにとって、まさに対極に位置するポルトガル。
地理や気候は異なりますが、穏やかでつつましく、優しい素朴なこの国に、訪れるたびに懐かしさを覚え、新たな発見に心躍ります。
さて、この国には人々に「ジャポーネ」と呼ばれる花があります。「日本の」という意味の言葉の女性形が指すのは、日本から贈られて来た花、椿。ブラガやシントラ、そこここの公園に椿が植えられているのですが、ポルトガルの人々は私たちが日本人と知ると、嬉しそうに「あれがジャポーネだよ。」と教えてくれます。
ポルトガル内陸部、アレンテージョ地方は、世界的なコルクの生産地で有名ですが、それはこの土地の乾燥した土地と空気のなすものです。このあたりの平野が見頃なのが、雨の季節が終わり、太陽が燦々と照りつける初夏の季節です。野花・ラヴェンダー・ひまわりと春から入れ替わり立ち代りに、私たちを楽しませてくれます。
畑や牧草地が緑に染まる初夏。車窓にひまわり畑を見かけることもしばしばあります。
やがてポルトガルに暑い暑い夏がやってきます。空が青く、晴れた日が続きます。一方で、花を楽しんだ草原は枯れ草の色になり、あちこちで山火事の煙が上るのが見えます。それでも、この盛夏に、ひときわ鮮やかな色で私たちを迎えてくれるのがブーゲンビリア。紫・赤・ピンク・オレンジとそれぞれに魅力的な色の花々が、白壁の町並みと、抜けるような青空に映えます。
可愛らしい町並みと趣きある修道院や教会、大航海時代には「南蛮貿易」の相手国として日本とも深いつながりをもつポルトガルに、見覚えのある花・見慣れぬ花を探してみませんか。
※お花の開花時期は、年によって前後する場合があります。予めお含みおき下さい。
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