株式会社ユーラシア旅行社
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担当者特選生情報!
フランス・ロマネスク物語  15日間 (QFR5) 

ブルゴーニュ、オーヴェルニュ、ケルシーそしてプロヴァンスの美を極める
時には中世の巡礼路と交差ながら、シンプルなフランスのロマネスク教会とともに知られざる田舎町の散策をお楽しみ頂くコースです。この地域には昔ながらの素朴な街並みを残す町や村が多く点在するのも魅力のひとつです。
連泊を多く取り入れた日程で、小さな田舎町まで足をのばし、最後は「プロヴァンス地方の3姉妹」にもご案内します。
フランスが大好きな方はもちろん、初めてフランスに行く方にも、フランスの奥深い魅力をお楽しみいただける旅です。
9日目に訪れる南西フランスを代表する村、ロカマドゥール(弊社添乗員10月撮影)

★★★ 以下に、「フランス・ロマネスク物語 15日間」のツアー内容をご紹介させて頂きます。実際のツアーに関しましては、添乗員や現地ガイドの判断やツアーの進行状況、その時の現地事情によって、掲載内容と若干異なる場合もあります。予めご了承下さい。

★★★ 教会等は様々な事情により突然閉まる場合がございます。その際には、代替観光へご案内させて頂きますので、何卒ご了承下さい。

第1日目(東京〜パリ)

成田空港からフランスの首都パリヘ出発! (乗り継ぎ便になる場合もございます)
第2日目( パリ〜オーセール〜ソーリュー〜ヴェズレー)
オーセール
ゆったりとした流れのヨンヌ川が街中を貫く、静かな印象の町です。木組みの家並みが童話のような町です。丘の中腹にある旧市街の、くねくねした石畳の路地を歩いてゆくと、11世紀のサンジェルマン教会が見えてきます。修復を繰り返してきた外観は意外と新しい印象を受けますが、建物内部に入り、更にクリプタ(半地下式の礼拝堂)へ下がってゆくと古い石組みの基壇が残っており、いかにも中世の教会だったような名残りがあります。よどんだ空気の薄暗い地下室で見る、消えかかったフレスコ画「ステファノの殉教」は心に迫るものがあります。聖人ステファノはキリスト教の歴史の中で殉教した一番最初の聖人です。「石打の刑」というむごい仕打ちを受けてもなお、安らかな表情を浮かべる聖ステファノのフレスコ画からはまだ駆け出しの頃の、純粋で素朴なキリスト教を感じることができます。余談ですが、この教会は1980年まで病院として使用され、オーセールの殆どの人がここで生まれたのだそうです。
ソーリュー
 
  サン・タンドーシュ教会/エジプトへの逃避

一見、なんの変哲もないソーリューの町ですが、実は世界中のグルメを唸らせるレストランがあることで有名らしいです。さすがはフランスきっての美食の国ブルゴーニュ。しかし今回目指すはロマネスクの教会。猫の額ほどの愛らしい広場に面したサン・タンドーシュ教会は素朴そのものですが、柱頭に施された彫刻はロマネスク特有の丸みを帯びた、温かみのあるもので、柱から今にも飛び出してきそうな躍動感に溢れています。中でも「預言者バラム」は、そのロバの表情がユニークで、思わず、クスッと笑ってしまいます。世界のロマネスク・ファンを唸らせる味のある彫刻だと思います。

第3日目(ヴェズレー〜フォントネー修道院〜ディジョン)

ヴェズレー
ヴェズレーの街角にて(4月撮影)
まぐさの部分には大耳族が。かつて、世界のどこかにこのような小人が住んでいると信じられていました。書という手段が一般的ではなかった時代、壁画や彫刻といった教会の空間装飾には、人々の知恵や伝承が詰まっていました。

ここは中世の巡礼路のスタート地点の1つでもあり、マグダラのマリアの遺物が保管されていることでも知られる聖地です。現在は「フランスの最も美しい村」に選ばれています。周辺は見渡す限り緑豊かな丘陵地帯で、小鳥のさえずりが聞こえてくるような、いたってのどかな雰囲気が漂います。丘の上に佇む教会正面から一直線に延びる参道の両脇には今でも宿場や土産屋が並び、かつての巡礼宿場町を偲ばせます。ここの教会での必見ポイントは正面入口上部(タンパン)の「最後の審判」です。威厳に満ちたキリスト像からは当時の人々を温かく包んでいたかのような大きな包容力が伝わってきます。

(写真左)

精霊降臨のワンシーン。キリストの手からのびる糸のようなものが見えますでしょうか?これに触れた人々は、いろいろな国の言葉を話せるようになり、お互いに意思疎通ができるようになったという逸話に基づきます。

フォントネー修道院
車窓から見える景色からは次第に人家が少なくなり、谷間を縫って山奥深く入っていくと、緑の谷に挟まれるようにシトー派総本山のフォントネー修道院が見えてきます。シトー派はクリュニー派とは全くの対極の考えを持つ宗派で、建物の余計な装飾が一切なくシンプルでスッキリした印象を受けます。後にご案内するクリュニー派の修道院と比較してみると大変興味深いと思います。シトー派のポリシーで、修道院を建てる際の立地条件としては必ず「人里離れた森の奥で泉が涌き出る場所」と決まっています。鮮やかな緑と新鮮でヒンヤリした空気が私達を包み、不思議と心が安らぎます。
ディジョン
ブルゴーニュ大公宮殿
サン・ベニーニュ教会/葉人間
ディジョンではブルゴーニュ大公宮殿やブルゴーニュ地方最古のロマネスク教会であるサン・ベリーニュ教会、そして附属の考古学博物館へご案内します。考古学博物館1Fは、教会のタンパンや柱頭が多く収蔵されており、ロマネスク・ファン必見です。
第4日目(ディジョン滞在 〜オータン、ボーヌ〜)
オータン
美しい顔と甘いささやきで男性を誘惑するイヴ。一方後手で禁断の果実をつかんでいます。さらにその後ろには悪魔の爪が・・・奥深い物語を雄弁に語る、レリーフです。
かつては「ローマの妹、ローマのライバル」と称されるほどに栄えたオータン。
ローマ時代からの城壁が町をぐるっと取り囲む様子を眺めながら旧市街へと入っていきます。この町のサンラザール聖堂にはロマネスク時代の傑作と名高い柱頭の彫刻が残っています。柱頭という限られたスペースを上手く利用して彫られた聖書の名場面の数々には有名な「東方三博士の礼拝」や「エジプト行」など、どれを取っても我々日本人にもわかり易く、なんだか心温まる作品ばかり。タンパンの彫刻「最後の審判」もお見逃しなく!隣接したロラン美術館の傑作「イヴ」はかつて教会正面の扉口上部(まぐさ石)を飾っていた彫刻です。体をくねらせて怪しげに人を引きつける、なんだか不思議な魅力を持った彫刻です。
オータン/サンラザール聖堂
 
(写真左)

オータン/サンラザール聖堂

「眠るマギへのお告げ」
東方の三博士(マギ)のひとりの右手に、天使がそっと指をふれて、エルサレムへ帰るなと告げる聖書の有名なワンシーン。パチリと眼を覚ます博士の表情に石工の技量がうかがえます。この辺りのお話は「フランス ロマネスクを巡る旅」(中村好文、木俣元一著、新潮社とんぼの本シリーズ)が詳しくておすすめです。



ボーヌ
ボーヌ/オテル・デュー
ブルゴーニュといえば、いわずれとしれたワインの里。ディジョンがブルゴーニュの首都ならば、ボーヌはワインの首都。通りを歩けば、ワイン関連のお店ばかり。ワイン好きにはたまりません。道路の下には、カーブ(ワイン貯蔵庫)がずっと続いていると聞いてびっくりです。慈善院オテル・デューのカラフルな屋根、そして豪華な病室にかつての栄華が忍ばれます。
   
 

延々と葡萄畑が続くコート・ドール(黄金の丘)。

ボーヌではワイン市場で試飲もお楽しみ頂きます。

第5日目(ディジョン〜トゥルニュ〜クリュニー〜ベルゼ・ラ・ヴィル〜クレルモンフェラン)
トゥルニュ
 
  サン・フィリベール教会
ロマネスクを語るには、ここトゥルニュにあるサン・フィリベール教会ははずせません。一歩堂内に入れば、初期ロマネスク教会の、どっしりと安定感のある空間に体が包み込まれます。その凛とした空気に心が引き締まると共に、なぜだか心地よさも感じます。
ナルテクス(洗礼者志願室)の2階にあるサン・ミシェル礼拝堂の太く丸い円柱に触れた時、この教会を造った人々の真摯な情熱に触れた気がしました。 十字型の細い窓から差し込む光が、薄暗い礼拝堂をぼんやりと照らす光景が忘れられません。

クリュニー
 
  クリュニー会修道院
12世紀に絶頂期を迎えたクリュニー会修道院は豊富な財力を背景に派手な装飾を好み、各地にロマネスク教会を建てました。今現在もブルゴーニュ各地のロマネスク教会を訪れることができるのはクリュニー会のお陰かも知れません。残念ながら、フランス大革命の際に、民衆によって徹底的に破壊されたため往時の豪華さは失われていますが、現地に足を運んでみると、いかに豪勢な造りだったかは容易く想像することができます。

ベルゼ・ラ・ヴィルからクレルモン・フェランへ
 
  ベルゼ・ラ・ヴィル/サン・フィリベール教会

緑の丘の中腹、ブドウ畑の向こうに佇む教会を見た時、ちょうど私が訪れた4月下旬はリンゴや桜、野の花も満開で、まるで絵本の挿し絵を眺めているような気分になりました。大型バスだとあっという間に通り過ぎてしまうような小さな村に、これほどの教会が建てられたことが、ロマネスクの時代のおもしろさであり、また、現代においてロマネスク教会を訪れる楽しみでもあるといえます。内部には、ブルゴ−ニューに残された唯一の壁画ともいえる、キリストと使徒たちの天井画が秀逸でした。こんな辺鄙な地にあったからこそ、数百年の時を耐えることが出来たのでしょうか。不思議なことにその壁画はビザンチン風で、当時の文化的なつながりを感じました。

ベルゼ・ラ・ヴィルの見学後は、一路、オーヴェルニュ地方のクレルモン・フェランへ。 この街を訪れての最初の印象は、なんといっても「真っ黒な街。」実はこの周辺は火山地帯でこの町の古い建物はすべて火山岩を使っているのです。

真っ黒な火山岩の旧市街と新しい時代の建物が見事に調和した街並みを歩きます。

第6日目(クレルモン・フェラン滞在 〜オーヴェルニュの5姉妹巡り〜)

クレルモン・フェラン、サンネクテール、サン・サテュルナン、

オルシヴァル、そしてイソワールの教会へ

オーヴェルニュ地方は、日本ではあまり知られていない地域ですが、実は近所のスーパーでも販売しているミネラルウォーター「volvic(ボルビック)」の故郷です。この辺りは鮮やかな緑の草原で覆われたかつての火山がどこまでも続いています。この地域には今でも日々のミサや結婚式など現役で使われている12世紀のロマネスク教会が点在していて、周辺の雄大な景色と素朴な石造りのロマネスク教会が見事に調和していて、写真にはもってこいの場所が続きます。特にイソワールのトストルモワヌ修道院の教会には滅多に見ることのできない、彩色された柱頭の彫刻が残っています。
ちなみにオーヴェルニ地方のロマネスク建築傑作群は、「オーヴェルニュ(リマーニュ)地方の5姉妹」として名高いです。
(※オーヴェルニュの5姉妹は、数年にわたり随時修復が行われています。パンフレット入場予定箇所が修復のため外観観光のみとなる場合は、可能な限り別の場所を追加入場します。)

ノートルダム・デュ・ポール教会(クレルモン・フェラン)

「オーヴェルニュ地方の5姉妹」の長女。外側は黄色い花崗岩を使用。溶岩の街クレルモン・フェランではでは珍しく、かえって高価なのだそう。

旧サン・トストルモワヌ修道院

(イソワール)

同じく三女。内部は19世紀の彩色でひときわ鮮やか。

ノートルダム・バジリカ

聖堂(オルシヴァル)

次女。ピラミッドのような末広がりなスタイルが、典型的なオーヴェルニュ・スタイル。秋には黄葉に包まれます。

第7日目(クレルモン・フェラン〜ル・ピュイ)
ル・ピュイ
 
トンガリ帽子のような岩山のてっぺんに建てられたサンミシェル・デギーユ教会は階段を登って岩上の教会を目指します。写真を見ると物凄く険しい岩山のように見えますがしっかりと整備された階段ですので、転がり落ちる危険は全くありません。268段ですので5〜10分足らずで到着。また、この町は巡礼路のスタート地点でもありますので、路面の到るところに遥か彼方の聖地サンチャゴの方角を指し示す帆立貝のマークが続いています。大聖堂にはフランスを含めてヨーロッパ各地から大きなバックパックを担いでやってきた、現代風の巡礼者たちが旅の安全を祈願しています。
第8日目(ル・ピュイ〜コンク〜ロカマドゥールまたはサルラ)
緑深い山奥に眠る中世の村・コンク
ラテン語の「コンカ=貝殻」に由来するその名前通り、山深いところに貝殻に守られたように佇むコンクは、中世の空気がそのまま封じ込められたような可愛らしい村です。その集落の中心にあるのが、サント・フォア教会。12世紀の頃より、聖女フォアをまつる聖堂を目指して多くの巡礼者が訪れました。この教会正面タンパンには、キリストを中央に、天国と地獄を左右に、「最後の審判」の風景が刻まれています。気の遠くなるほどびっしりと緻密に描かれた幾つもの物語を眺めていると、時の経つのを忘れてしまいます。教会内には、12歳で殉教し、奇蹟をもたらした聖少女フォアの像が宝物として納められています。
中世さながらの通り
 
こんな宗教儀式が行われていることも。  

サント・フォア教会/タンパンの「最後の審判」図。

物語に吸い込まれ、時が経つのを忘れます。

 
フランス人にとっても一大決心をしなければなかなか行くことのできない秘境です。やはり「フランスで最も美しい村」へ足を運ぶのは一苦労です。いくつもの谷を縫って森の奥深くに入っていくと、緑の谷間に挟まれた小さな小村が見えてきます。9世紀に殉教した聖少女フォアの尊い遺骸が祀られた聖地として中世に沢山の巡礼者が立ち寄った聖フォア教会を見学します。付属博物館に収められている聖フォアに纏わる聖遺物も見どころの一つですが、ここでは是非、正面扉口上部のタンパンをじっくりと鑑賞してください。12世紀に製作された彫刻で「最後の審判」がテーマです。純粋な信仰心を持ち、読み書きのできなかった当時の人々のために造られたレリーフは、やはり迫力があります。職人の細かな工夫がなされ、昔の人々の心の中が見えてくるようです。この世の終わりにやってくる「最後の審判」を信じ切っていた当時の人々はこの彫刻を仰ぎ見ながら、教会に入りお祈りをしたのでしょう。
第9日目(ロカマドゥールまたはサルラ滞在 〜カレナック、スーイヤック〜)
「フランスの最も美しい村」のひとつカレナック
可憐な花で飾られる村・カレナック。10世紀頃からの建物が大切に修復を重ねながら使われ続けており、まるで時を遡り、中世に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。くねくねとした路地、石造りの家、木組みの家、小川のせせらぎ・・・。通りを曲がる度に愛らしい光景が目に飛び込んできます。どこもかしこも絵になるシーンばかりで、カメラのシャッターをいくら押しても追いつかない感じです。
 
 
「踊るイザヤ」が必見!スーイヤックのサント・マリー修道院
 
  昼食時にはデザートに名物クルミのケーキをどうぞ。絶品です!
 
  踊るイザヤ像
その名の通り躍動感に溢れるイザヤ像。よじる身のこなしや翻る裾さばきなど、実に見事です。その表現力が、10日目にご案内するモワサックの傑作「預言者エレミヤ」と並び称されています。ぜひ比較しながら鑑賞してみて下さい。
聖地ロカマドゥール
アズレー渓谷の断崖にへばりつくように建つ民家、聖堂、そしてシンボル・丘の上の城。ここロカマドゥールも、小さなエリアに中世がぎゅっと詰まった可愛らしい村です。そして聖地でもあります。かつてこの地に隠遁した修道士アマドゥールは聖人としてやがて崇めれ、ロカマドゥールは巡礼地になりました。
 
渓谷沿いにひっそりと佇むこの村も、かつては尊い黒マリア像で巡礼者を集めた聖地です。古来から信仰の対象だった地母神に後にやってきたキリスト教がうまく融合してこの不思議なマリア様が誕生しました。洗練されてはいないものの、どこか温かみがあります。村には門前町として栄えた往時の雰囲気が残り、小さな村の門前通りの両側には今も観光客を引き付ける賑やかな商店が並びます。気軽に立ち寄れそうなレストランやカフェもありますので、のんびりと行き交う巡礼者を眺めながら美しい夕暮れの聖地をお楽しみ下さい。
 
フランスで最も美しい回廊を持つ修道院 〜モワサックのサン・ピエール修道院付属教会〜
サン・ピエール修道院付属教会
預言者エレミア

タルン川とガロン川の合流点に近い高台に位置するモワサックは、ブドウ畑が多いのどかな街。シャスラという甘いブドウの産地として食通に知られています。素晴らしいロマネスク彫刻が残るサン・ピエール大修道院付属教会をはじめ、中世芸術の数々が残っていて、サンチャゴ・デ・コンポステラ巡礼地としても多くの人が訪れる町です。

【サン・ピエール修道院付属教会】

7世紀にベネディクト派によって設立された修道院付属教会。12世紀までは活動が盛んでしたが、その後はアルビジョワ十字軍、イギリス軍の相次ぐ攻撃で壊滅状態に。後に、鉄道の普及により修復され、素晴らしいロマネスク芸術が蘇りました。ロマネスク様式の回廊は11世紀末のもの。レンガのアーチを白、ピンク、緑、灰色の大理石の円柱が支えています。四隅の柱には使徒の浮き彫りが、116本の円柱の柱頭には植物や動物、旧約・新約聖書の場面などが彫られています。この美しい回廊は以後、ヨーロッパ各地で模倣されたほどです。1100〜30年に造られた南側正面にはムーア式の装飾が見られるタンパンの彫刻は、黙示録第4章、第5章の「聖ヨハネの幻視」が主題。中央のキリストのそばにいる翼をもつ4体の生き物は、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネを象徴、金冠をかぶった24人の長老たちが取り囲んでいます。 やさしい陽射しが差し込む回廊をゆっくりと歩きながら、素晴らしい柱頭の彫刻を観賞します。付属教会入口わきにある名作「予言者エレミヤ」の遠くを見つめる眼差しには心打たれます。

第11日目(トゥールーズ〜カルカソンヌ〜アルル)
薔薇色の町トゥールーズ
キャピトル広場

赤レンガと白い石のツートンカラーが美しいサン・セルナン聖堂。雨上りには美しい薔薇色に見えることから、薔薇色のサン・セルナン聖堂とも呼ばれています。現存するロマネスク聖堂では最大の規模を誇るものです。内部の壁画や彫刻群は、ロマネスクの旧状を保っています。

街自体もレンガ造りの建物が立ち並び、最も美しい夕暮れ時には夕日が赤レンガに反射して赤く染まることから「ばら色の町」とも言われています。お洒落な若者が通りを行き交い、都会らしい活気が溢れています。サン・セルナン寺院の彫刻を収めたアウグスティヌス会美術館ではロマネスクファン必見の素晴らしい彫刻をご覧頂きます。一口に同じ時代のロマネスク彫刻と言っても修道院や教会ごとに作風が異なっており、このサン・セルナン寺院を手掛けた石工は巡礼者と同じ街道を歩き、終着点である聖地サンチャゴの大聖堂にも自身の作品を残しています。

カルカソンヌ
 
ミディ・ピレネー地方から東に進路を向け、ピレネー山脈を望む緑豊かな平野をしばらく走ると、ヨーロッパでも珍しく完璧に近い状態で保存されている中世の城壁都市が見えてきます。ヨーロッパ最大の城塞都市でもあることから世界遺産に登録されているこの街では、散策をお楽しみ頂きます。立派な城壁に囲まれた「シテ」と呼ばれる街は、まさしく中世そのもので騎士の時代にタイムスリップしたかのよう。フランスがヨーロッパ一の強大国となったのもうなずけるような気がします。  
第12日目(アルル〜セナンク修道院〜エクサン・プロヴァンス)
アルル郊外のサン・ジル・デュ・ガール教会へ
 
  ローマ建築との融合がプロヴァンス風
ローマ時代から名馬の産地そして塩の産地として知られていた地域で、この辺りは今でも自然が豊かで、もっと奥にいけば様々な野鳥やピンク色のフラミンゴ、白馬などが生息しているそうです。またアルル近郊はフランスでも珍しく水田があり、お米もとれます。サンジルは巡礼街道沿いの宿場町でもありました。古くから宿場町として栄え、教会の彫刻は前面いっぱいに彫られています。この教会の特長は、ローマの凱旋門を彷彿させる華やかなタンパンが3つもあること。教会正面に刻まれた彫刻は聖人たちの像とキリストの受難がテーマ。力強さをもった見ごたえのある彫刻です。
アルル
 
  サン・トロフィーム教会
皆様もご存知の通り、「アルルの女」で有名な、美女が多い町。長い歴史の間にギリシア、ローマ人との混血がすすんだ為かも知れません。サン・トロフィーム教会は、いつもミュージシャンや芸人が通りすがりの人々を楽しませてくれる旧市街の広場にあり、憩いの場所ともなっていて現在の街並みの中に違和感なく見事に調和しています。一歩建物の中に足を踏み入れると、外の喧騒が信じられないくらいの静寂に包まれます。  
セナンク修道院
 
  例年、6月下旬〜7月にかけて素晴らしいラヴェンダー畑をご覧頂けます。
セナンクの谷に佇む現役の修道院です。今も修道士たちが祈りの日々を過ごし、ラヴェンダーを大切に育てています。、プロヴァンスの三姉妹と呼ばれる修道院の中で「次女」らしく、装飾が一切排除され、すっきりとした印象の中にどこか強い意思のようなものが感じられます。  
第13日目(エクサン・プロヴァンス滞在 〜ル・トロネ、シルヴァカンヌ修道院へ〜)
「プロヴァンスの3姉妹」巡り
▲ル・トロネ修道院にて。世俗とは異なる静謐な空間。
 
  シルヴァカンヌ修道院

ル・トロネ修道院は、 樫の森奥深くにひっそりと佇み、静寂に包まれた回廊が印象的です。ここも柱頭の彫刻には華美な装飾は一切ないのですが差込む光りのコントラストと極限にまでシンプルさを追求した造りが非常に美しい回廊をご覧頂きます。プロヴァンスの三姉妹の長女。

「プロヴァンスの3姉妹」の最後のひとつ シルヴァカンヌ修道院は、三姉妹の中では三女にあたるシトー派の修道院です。修道士たちが汗水垂らして石を切り出し、重い石を丹念に積み上げました。どの石材も丁寧かつ几帳面なくらいに角が整えられて、寸分の隙間もなく整然と積み上げられており、すっきりとした美しさがあります。

第14・15日目(エクサン・プロヴァンス〜マルセイユ〜乗り継ぎ〜成田)
バスでマルセイユ空港へ。その後、旅の思い出を胸に、帰国の途へ。
〜ロマネスクの里は美食の里でもあります〜
フランスの地方色豊かな名物料理をお楽しみ頂きます。

3日目:エスカルゴ

6日目:オーヴェルニュ地方の郷土料理トリュフェッド

10日目:トリュフ・ソース料理

13日目:白身魚のプロヴァンス風バジリコソースがけ

8日目: フォワグラ料理 (世界三大珍味のひとつで、ペリゴール地方の名産)

※写真はイメージです。内容・盛り付け等は異なる場合がございます。

〜旅の季節〜
★春〜秋がベストシーズンです !
  シルヴァカンヌ修道院のそばで(6月初旬撮影)   ▼黄葉のシルヴァカンヌ(10月下旬撮影)
  春の花の季節から新緑の夏、黄葉の秋まで、自然に囲まれる美しい小村を巡るロマネスクの旅では四季折々の魅力に出会えます。
日程表はこちら
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南欧出発予定表
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