株式会社ユーラシア旅行社

世界遺産フィレンツェ歴史地区、街ごと美術館、尽きぬ魅力

フィレンツェの風景

フィレンツェ歴史地区の魅力

花の都フィレンツェ。後世に大きな影響を与えたルネサンスは、この町で生まれ、この町で育まれ、そして世界に広がっていきました。その当時の栄光が詰まった街並みは今日でも往時の姿を留め、屋内で見られる数々の名画もさることながら、屋外で眺めるその街並みも不朽の名作であると言えるでしょう。

ルネサンスの殿堂ウフィッツィ美術館は見逃せない場所ですが、今回の特集ではそれ以外の、当社のツアーでも訪れる一歩踏み込んだフィレンツェ歴史地区の魅力をご紹介致します。

ブログ上でもこのページでしょうかいしきれないフィレンツェのみどころを紹介中!

ブログ地中海欧羅巴くらぶ〜パラティーナ美術館のみどころ〜

ミケランジェロ広場より望むフィレンツェ歴史地区
ミケランジェロ広場より望むフィレンツェ歴史地区
サンマルコ美術館
ドゥオーモとその洗礼堂の間を抜けて北に向かうと、10分弱歩いたところでサンマルコ広場に出ます。ヴェネツィアにある同名の広場とは比べようもない小さな広場ですが、広場に面した一角にサンマルコ美術館が静かに佇んでいます。
この美術館はかつてサンマルコ修道院として名を馳せ、かの有名なサヴォナローラがいた事でも知られています。しかし、何よりもこの美術館が重要である理由は、初期ルネサンスを代表するある修道僧の名画が回廊に並んでいるからです。その修道僧の名はフラ(ベアート)・アンジェリコ。敬虔なキリスト教徒であったフラ・アンジェリコは、神への思いを筆に込めて、独特の装飾を美術館に施しました。その代表作が一階から二階へ通じる階段の踊り場で二階の方向を振り返ると、目に飛び込んで来ます。
「受胎告知」。ガブリエルとマリアを構成する優しい筆のタッチにはフラ・アンジェリコ自身の神への敬虔な思いが滲んでいるかのようです。舞台設定も申し分ありません。
フラ・アンジェリコ「受胎告知」
フラ・アンジェリコ「受胎告知」
ヴァザーリの回廊

ヴァザーリの回廊とは、フィレンツェの政務所であった現ウフィッツィ美術館とピッティ宮殿をつなぐメディチ家専用の秘密の廊下です。メディチ家の人々がプライベートなピッティ宮殿とウフィッツィの政務所をアルノ川を渡り、安全に行き来できるようにジョルジョ・ヴァザーリによって造られました。ウフィッツィ美術館内のとある扉が開き、一変して音の全く無い、静寂に包まれた回廊内へ入ると、廊下の両側に整然と絵画が掛けられています。これぞまさに秘密の画廊。この回廊を手掛けたヴァザーリの自画像を筆頭に数々の巨匠達たちの自画像や作品などメディチ家自慢のコレクションが並んでいます。この廊下の長さは約1キロ。まるで空中散歩のように窓の外の景色と絵画を交互に観賞します。外界とは完全に遮断されたこの静かな空間には、今も中世の時間が流れています。


ヴァザーリの回廊の特別見学キャンペーンはこちら

ヴァザーリの回廊内メディチ家専用バルコニーから望むサンタ・フェリチタ教会
ヴァザーリの回廊内メディチ家専用バルコニーから望むサンタ・フェリチタ教会
中央市場
フィレンツェの人々の胃袋である中央市場は、中央駅やメディチ家礼拝堂の近くにあり、大きな屋根が目印で通常ホテルから徒歩で気軽に行くことができます。日曜を除く毎朝、肉、ハム、チーズ、魚、野菜や、トスカーナ特有の面白い食材などがぎっしり並んでいますから、朝、早起きできたなら、観光前にチラッとのぞいてみるといいでしょう。
また、食材だけではなく、小さな食堂もありますから、ツアーの食事では出てこないようなトスカーナ名物の臓物料理をここで試してみてもいいでしょう。
もちろん、お土産になりそうなものも沢山揃っていて、いろいろな形のパスタ、オリーブオイル、ドライトマトなどはここで全て買い揃えることができます。ワイン売り場には、モンタルチーノ、モンテプルチャーノ、キャンティなど、トスカーナのワインが安価なものから各種揃っています。
フィレンツェ/中央市場にて
中央市場にて
メディチ家礼拝堂
フィレンツェのルネサンス芸術の発展を支えたメディチ家の依頼を受け、15世紀にブルネレスキが着工したサン・ロレンツォ教会。この裏手に隣接するのが、メディチ家礼拝堂です。
中央市場からはみ出したように道を埋め尽くす露天の間を縫うように進むと、礼拝堂の入口があります。入口は地下のような空間に開け、ここが墓廟であることを思い起こさせます。細い階段を登ると突き抜けるように高い天井の広間に出ます。君主の礼拝室――メディチ家の頭首たちを祀ると共に、彼らの栄光を後世に伝えるための記念碑。各地から取り寄せられた色様々の大理石と、バロックの壮麗な空間が、真夏のフィレンツェであっても、私達をひんやりとした静けさで迎えてくれます。
ここから細い廊下を進み、新聖具室と呼ばれる小部屋へ入ると、ミケランジェロが対比と調和とを持たせた彫刻はもちろん、この部屋の纏う空気すら、空間を美しく演出している。この新聖具室は未完成と言われていますが、ローマ法王とメディチ家の間で翻弄され、この聖具室に閉じ篭らざるを得なくなったミケランジェロは何を想い、ノミを振るったのでしょうか。1534年にローマへ戻った後、彼は二度とフィレンツェの地を踏むことはありませんでした。
フィレンツェ/メディチ家礼拝堂
メディチ家礼拝堂
ヴェッキオ宮「五百人広間」

フィレンツェの中心シニョーリア広場に面して建つヴェッキオ宮。一般的な観光では必ず外からは見る機会があるかと思いますが、是非内部にも入って頂きたい場所です。

かつての政庁であり、今日でも市庁舎として使われている建物の内部にかつて議会が開かれていた「五百人広間」という巨大な部屋があります。この部屋は、中世フィレンツェの伝説的なレオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロの対決が行われた場所です。

1503年、フィレンツェの政庁からこの五百人広間の片方の壁の製作依頼がレオナルドに、次いでもう片方の依頼がミケランジェロに出されました。当時既に名を成していた世紀の天才二人の対決に当時のフィレンツェも沸きました。しかし、真実は定かでは
ありませんが、レオナルドの作品が悪天候によって崩れてしまい、結局双方共作品を中途のまま置き去りにして、勝負はつきませんでした。その後、メディチ家のお抱えともなっていたジョルジョ・ヴァザーリと弟子達の手による「シエナ攻略」「ピサ攻略」が今日でもこの広間の壁を飾っています。
余談ですが、近年の研究でこのヴァザーリの作品の下にレオナルドとミケランジェロの作品が残っている可能性があるという事も
判明し、研究が続けられています。中でもレオナルドが手がけた「アンギアリの戦い」側の壁面には、ヴァザーリによる「探せ!されば、見つからん。」という暗号が残されているとも言われており、話題を呼んでいます。

ヴェッキオ宮「五百人広間」
ヴェッキオ宮「五百人広間」
サンタ・カルミネ教会ブランカッチ礼拝堂
ルネサンスのゆりかごフィレンツェ。そのフィレンツェでルネサンスを生んだ天才がマザッチョとマゾリーノ。ルネサンスを代表する後の巨匠達にも大きな影響を与えた二人の作品がアルノ川を渡ったサント・スピリト地区にあるサンタ・カルミネ教会のブランカッチ礼拝堂に残っている。礼拝堂の壁面全体を覆うフレスコは、「聖ペトロの生涯」の連作。「アダムとイブの楽園追放」「貢の銭」などのマザッチョが特に手がけたと言われる作品には、ゴシックからルネサンスへ羽ばたこうとする正にその瞬間の人間の躍動が感じられます。
サンタ・カルミネ教会ブランカッチ礼拝堂
サンタ・カルミネ教会ブランカッチ礼拝堂
春のスコッピオ・デル・カッロ祭

フィレンツェ春の風物詩、スコッピオ・デル・カッロ祭につきましては、下記リンクをご参照下さい。

春のスコッピオ・デル・カッロ祭
春のスコッピオ・デル・カッロ祭
フィレンツェの魅力を満喫するユーラシアの旅のツアーはこちら
周遊型の旅は、フィレンツェ旧市街に基本三連泊して、歴史地区の魅力を堪能します。尚、市内観光における訪問地はツアーによって異なります。詳しくは、各日程表をご参照下さい。
イタリア・ルネサンス芸術と古都を巡る
SIR0 10日間
イタリア栄光の5大都市周遊と憧れのカプリ島
SIR2 12日間
イタリア歴史物語
SIR5 15日間
イタリア大周遊
SI20 20日間
フィレンツェ芸術三昧とトスカーナの休日
SIF9 8・9日間
中北部イタリア 珠玉の美都を巡る
SIB2 12日間
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ブログ「地中海欧羅巴くらぶ」
イタリアを中心に南ヨーロッパの特選情報をお伝えします。
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