中近東を中心に、西はアフリカ大陸西端のモーリタニアやモロッコ、東はマレーシアやインドネシアなど、世界の広域に伝播し、信徒数は全世界で13億人と言われるイスラム教。その一大宗教の始祖ムハンマドが生誕し、啓示を受けた町メッカ、そして、イスラム教発展の舞台となった第2の聖地メディナが、現在のサウジアラビアにあります。
残念ながら、イスラム教徒でない日本人(外国人)は、メッカとメディナの町に立ち入ることはできません。サウジアラビアには、ムタワという宗教警察が私服で町をパトロールし、風紀を取り締まっており、これら聖域への異教徒の立ち入りが厳しく制限されているからです。それでも、サウジアラビアの旅はとても刺激的で、強い記憶を残してくれます。なぜなら人々の信仰の強さ、生活の深奥にまでイスラム教が浸透している点において、他のイスラム教国をはるかに凌ぎ、まさに発祥の国ならではの真髄に触れることができるからです。
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