ルーマニア・ブルガリア旅行・ツアー・観光特集
清き信仰心が現代に残した心のふるさとへご案内します。
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サプンツァの陽気な墓/ルーマニア(マラムレシュ地方)
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ペレシュ城/ルーマニア
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トラキア時代の黄金マスク/カザンラクのイスクラ博物館
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カザンラクのバラ祭り/ブルガリア
ところで、ルーマニアとブルガリアは陸続きの隣国ではありますが、実際に訪れてみると、全く違う色を持った国どうしであることがよくわかります。ブルガリアはギリシャや中東の影響が強く、ルーマニアは森林が多くヨーロッパによく見られる中世の街並みが残り、ドイツなどに近いイメージです。それぞれが1か国のみでも十分に見どころのある国ですし、2か国同時に訪れて比較してみるのもおもしろいです。
ルーマニア・ブルガリア基本情報
【面積】約23.8万平方キロメートル(本州とほぼ同じ。)
【人口】約1,976万人(2016年)
【首都】ブカレスト(Bucharest)
【民族】ロムニ(ルーマニア人)89%、マジャル人(ハンガリー人)6%、ロマ人が2%、その他3%
【言語】ルーマニア語(公用語),ハンガリー語
【宗教】ルーマニア正教,カトリック
【時差】日本よりマイナス7時間(サマータイム時マイナス6時間)
【正式名称】ブルガリア共和国
【面積】11.09万平方キロメートル(日本の約3分の1)
【人口】708万人(2017年,世銀)
【首都】ソフィア(Sofia)
【民族】ブルガリア人(約80%),トルコ系(10%),ロマ(推定約10%)等
【言語】ブルガリア語
【宗教】大多数はブルガリア正教(ギリシャ正教等が属する東方教会の一派)。他にイスラム教徒,少数のカトリック教徒,新教徒等
【時差】日本よりマイナス7時間(サマータイム時マイナス6時間)
ルーマニア・ブルガリアの真髄に踏み込むイチオシの訪問地へ
昔ながらの伝統が残るマラムレシュ地方へ
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リラの僧院/ブルガリア
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リラの僧院の天井画
マラムレシュ地方の木造教会
天高く伸びるマラムレシュ地方の木造教会/ルーマニア
ルーマニア北部独特の建築様式を代表するものとして、1999年、世界文化遺産に登録されました。
ブコヴィナ地方(モルダヴィア)5つの修道院
5つの修道院の一つ、ヴォロネッツ修道院/ルーマニア
文字を読むことができず、教会内に入ることも許されていなかった民衆のため、聖書の内容は絵画で、外壁に描かれました。
ルーマニア北東部の黄金時代を象徴する建築群として、1993年、世界文化遺産に登録されました。
イヴァノヴォの岩窟教会
イヴァノヴォの岩窟教会/ブルガリア
修道僧たちは洞窟内に、僧房、教会、礼拝堂などを造り、最盛期は40ほどの岩窟教会、300ほどの宗教関連施設が造られました。
イヴァノヴォ岩窟教会の最大の見所は、13、4世紀に描かれたフレスコ壁画です。洞窟内にあるため保存状態の良い、中世ブルガリア美術の傑作とも言える壁画が評価され、1979年、世界文化遺産に登録されました。
ボヤナ教会
ボヤナ教会/ブルガリア
この教会の見所は内部のフレスコ壁画です。寄進者のカロヤン、教会の守護聖人・聖ニコラオスをはじめとして計240人が描かれるフレスコ画。そこでは、図像や形式を重んじたビザンツ様式を基本にしながらも、その枠を超えた人間的な表情が読みとれます。
作品に人間性や感情を表現したルネサンスの萌芽が、ここブルガリアで見られる貴重な例として1979年、世界文化遺産として登録されました。
ブルガリア・ルーマニアの古都、地方の村
ネセバル
ネセバルのパントクラトール聖堂/ブルガリア
黒海に突き出した半島にあり、長さ400mの自然の堤防によって本土とつながれたこの町は、その地形ゆえに古くから交易の拠点、及び自然の要塞として争奪戦に遭ってきました。
ビザンティン帝国、ブルガリア帝国、オスマン帝国時代に建てられた代表的な聖堂が数多く残っています。中世ビザンチン教会の宝庫として1983年、世界文化遺産に登録されました。
シギショアラ
シギショアラの町並み/ルーマニア
旧市街から見下ろすと、茶色い屋根の趣ある家々が広がり「ルーマニアの宝石」と称えられるほどです。また、ドラキュラのモデルと言われるヴラド・ツェペシュ生誕の地であり、生家は現在レストランとなっています。
トランシルヴァニア・ザクセン文化の貴重な例として1999年、世界文化遺産に登録されました。
ベリコ・タルノボ
ベリコタルノボの職人街にて
古くから工房が軒を連ねる「職人街」には金銀細工、皮製品、木彫などの工房や手工芸品店などがございます。彼らの仕事ぶりを見ているだけでも楽しい場所です。
アルバナシ村
色鮮やかなアルバナシ村のキリスト生誕教会の壁画/ブルガリア
そこに建つキリスト生誕教会は、オスマントルコ支配下の16〜17世紀の間に建てられたもので、外観は民家風で装飾も鐘楼もなく、教会とわかりにくいように建てられています。
内部は鮮やかな壁画で覆われていて、3500人もの聖人が描かれた「人間の一生」が見事です。
バルナ
バルナのローマ浴場跡/ブルガリア
バルナの最大の見所はローマ時代の公衆浴場跡です。
マラムレシュ地方の陽気な墓
サプンツァの陽気な墓/ルーマニア(マラムレシュ地方)
そんなマラムレシュで必ず訪れたいのがサプンツァ村の墓地です。お墓と言っても、写真の通り野外博物館のよう。
1935年に木彫職人ヨアン・スタン・パトラシュ氏が墓地の十字架にユニークな彫刻をしたのが始まりで、生前の職業や人柄が偲ばれる絵柄や暖かい色使いには、全く悲壮感がありません。
来世を信じ、死を恐れなかった古代ダキア人伝来の人生観の表れなのかも知れません。
ブルガリア・ルーマニアのその他の世界遺産
ビエルタンの要塞聖堂
ビエルタンの要塞聖堂/ルーマニア
中でも、シギショアラから南西に約30kmほど郊外にあるビエルタンの要塞教会は対オスマントルコの為に整備された三重の防壁が見所です。
1993年、ビエルタンの要塞聖堂が世界文化遺産に登録、その後、1999年に他の6つの村落が拡張登録されました。
マダラの騎士像
マダラの騎士/ブルガリア
地上23m、切り立った断崖の壁面に刻まれており、制作の手段、目的は未だ解明されていません。彫り込まれているのは、第一次ブルガリア帝国の皇帝の一人とする説が有力です。
今はなき文明の謎を解く鍵として、また、難所になされた彫刻の巧みさから、1979年、世界文化遺産に登録されました。
ブルガリア・ルーマニアの珠玉の町々を巡る
ルーマニアの首都ブカレスト
ブカレストのシンボル国民の館/ルーマニア
ルーマニアの首都としての歴史は19世紀からでフランス風の建築が並び、バルカンの小パリとも呼ばれました。
カルパチアの真珠シナイア
ペレシュ城/ルーマニア
19世紀後半には、時のルーマニア公で後に初代ルーマニア国王となるカール一世が夏の離宮をこのシナイアに築きました。
ブルガリアの首都ソフィア
ソフィアのイコン博物館/ブルガリア
ブルガリアの首都になったのは1879年のことで以来、近代的な都市計画で開発が進む一方各時代を象徴する教会やモスクが混在する独特の景観が生まれました。
石畳が美しいプロブディフ
プロブディフのローマ劇場跡/ルーマニア
迷路のような石畳の町並みには古代ローマ時代の遺跡が点在していて有史以来の繁栄を伝えています。
ブルガリアでトラキア人の黄金文化を巡る
後に沿岸部にはギリシャの殖民都市が栄え、前4世紀に古代マケドニア、後にローマの支配下に下ると次第に彼らの名前は歴史の中に埋もれていってしまいました。
カザンラクのトラキア人古墳とイスクラ歴史博物館
トラキア時代の黄金マスク/カザンラクのイスクラ博物館
現存するヘレニズム期のブルガリア美術の中でも最もよい保存状態が評価され、1979年、世界文化遺産に登録されました。
※フレスコ画保護のため内部は公開されていません。古墳内部を正確に再現したコピーの見学が可能です。
ルーマニアでドラキュラの謎に迫る
ブラド・ツェペシュ生家(シギショアラ)
ヴラド・ドラキュラの家/ルーマニア(シギショアラ)
後に、ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』などでドラキュラのモデルとして扱われました。
ブラン城
ドラキュラ伝説のモデルとなったブラン城/ルーマニア
ブルガリア・ルーマニアで楽しむ伝統の祭
ブルガリア・バラの谷カザンラクのバラ祭
カザンラクのバラ祭り/ブルガリア
なかでも、バルカン山脈とスレドナ・ゴラ山脈に挟まれたブルガリア中部の「バラの谷」は中心都市カザンラクを始め谷中でバラを栽培しています。
毎年5~6月がバラの収穫時期にあたり芳しい香りがバラの谷を包み込みます。
バラの収穫を祝い、バラの谷の中心カザンラクで開催されるバラ祭には、毎年数万人の観光客で賑わい、ブルガリアの金と称されるバラ一色のお祭です。
ブルガリア・バラの谷のプライベートバラ祭
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プライベート・バラ祭りにて
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村人とともにバラ摘みを体験!
バラの谷の小さな村の人々のおもてなしはブルガリアの旅を一際思い出深いものとしてくれるものでしょう。
ルーマニア・マラムレシュの復活祭
ミサに向かう村人。手にはバスケットを持っています/ルーマニア
前夜の深夜ミサではひとかけのパンと聖なる火を灯したロウソクを持ち帰り、朝になると食べ物を入れたバスケットを持ち教会を訪れます。ミサで司祭が聖水や香をバスケットに施し、人々はこれを持ち帰り朝食を食べるのです。
『クリストス、アンビアータ!(キリストが復活したね!)』
ぜひこのあいさつを覚えて、一緒に復活祭を祝いましょう。
ルーマニア・シビエル村のイスパス祭
イスパス祭にて、セロリを持った子供たち/ルーマニア
若者達が司祭を出迎えミサが始まります。独特なのはレオシュタンというセロリの葉っぱで互いの頭を叩いて無病息災を祈ること。昔ながらのルーマニアを感じる田舎の小さな村祭りです。
ブルガリア・ルーマニアで味わう名物料理
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水牛のヨーグルト(イメージ)/ブルガリア
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カヴァルマ(イメージ)、ブルガリア
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ママリガとサルマーレ(イメージ)、ルーマニア
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