サハラ砂漠、朝日が身に沁み入る一日の始まり(モロッコ)

2018年4月17日 カテゴリ: 中近東・北アフリカ情報

先日、モロッコ9日間のツアーから帰国しました。
9日間、山を越え谷間を抜け旅をして来ましたが、この僅かな間に季節を1周巡るという実に不思議な経験をしました。
時には太陽が照りつけ、時に一面の野花に囲まれ、時に涼しい風を感じたと思えば雪景色の中で猿を発見し…。
ある書籍には「熱い太陽の寒い国」と形容されたモロッコ。まさにその言葉を実体験したツアーでした。

そんな中、特に忘れられないのがこちら。

サハラ砂漠

サハラ砂漠!

サハラ砂漠といえば、細かい粒子の砂丘を想像しがちですが、実際にその砂砂漠があるのはサハラ全体の20%のみ。その他は礫砂漠や岩砂漠と呼ばれる、大小の礫がごろごろして枯れ草が点々と生えているような景色が続きます。
もちろんツアーでは大砂丘をご覧頂けるスポットまでご案内!

朝5時前に砂漠の中のホテル・オーベルジュを出発し、ラクダが待つステーションへ。
サハラ砂漠に昇る朝日鑑賞のお時間です。
星空と月明かりの中、きれいに一列並んだラクダに期待が高まります。
砂を踏みしめながらだんだんと朝の光に包まれていく感覚は、あまりにも非日常過ぎて言葉には代えがたいものでした。

早くに出発した甲斐があり、他の観光客よりも高い砂丘に陣取ることができました。
数年ぶりの大寒波が到来したということで、朝の気温なんと3度。いつもよりかなり冷え込んだ一日だったそうですが、絶景に出会うなら寒さなど大した問題ではありません!
今か今かと皆で体を寄せ合って、日が昇る瞬間を待ちます。

そして遂にやって来ました!

サハラ砂漠の朝日

サハラ砂漠の砂が、朝日によって徐々に徐々にオレンジに朱に染まっていく…。まさしく壮観。
シャッターを切る指が止まらない、でも刻々と変わる景色にファインダーを覗くのもなんだかもったいない。朝日が昇り切る10分間は一瞬の出来事のようでした。

いつまでも見ていたい気持ちに後ろ髪を引かれつつ、何でもない日がなにか特別な一日になったような、得した気分になった一日の始まりでした。(三好)

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