カテゴリ:アジア情報の検索結果

多くの旅人が魅了された地、三游洞の断崖絶壁絶景レストラン(中国)

2018年5月15日 カテゴリ: アジア情報中国・モンゴル情報

「三游洞の絶景レストランと長江三峡クルーズ6日間」より帰国しました。長江約6300㎞の本流中流域、美しく、そして雄大な沿岸の景観が楽しめる三峡と呼ばれる三つの峡谷があります。西陵峡、巫峡、瞿塘峡とどの峡谷も素晴らしいのですが、その中の西陵峡、西陵山にある洞窟、三游洞は、その辺り一体の風光明媚な景色で有名です。奥行が約30m、高さが約10mのその洞窟の中で、唐代の詩人白居易、弟の白行、詩人元稹の3人が、一晩中お酒を嗜み、語らい、思い思いに詩を完成させました。三人が遊んだ洞窟というのが、三游洞の名前の由来です。現在はその3人の像が洞窟内にあり、詩文が刻まれた石碑もあります。遥か昔の出来事ですが、3人が詩を読みながら、飲み明かす場面が目に浮かびます。

その三游洞の近くにあるのが、断崖絶壁に位置する絶景レストラン「放翁酒家」。西陵峡を眼下に、中国でおなじみの円卓を囲み、目の前に水墨画の世界が広がる中での食事は格別。地形が入り組み、霧が発生しやすく、曇りがちな天気もこの峡谷にとってはぴったりで、さらに雰囲気を盛り上げてくれます。このレストランでの特等席である、外に突き出ているテラス席にて、少し辛めの湖北省特有の料理を頂きました。このテラス席に行くまでも、絶壁にへばりつく通路を通って、席まで向かいます。手すりがついているので、落ちる心配はありませんが、身を乗り出すと、少し足がすくんでしまいます…。川を挟んだちょうど向かいでは、バンジージャンプやジップラインなどのアクティビティを楽しんでいる観光客の姿も目にします。きれいな景色の愉しみ方は人それぞれです。白居易ら詩人を始め多くの旅人が魅了された地というのも納得がいきます。

絶景レストラン「放翁酒家」

絶景レストラン「放翁酒家」

この辺りは三峡ダム建設の影響もかなり受けた地域ではありますが、水位は上昇したものの、景観にほぼ支障はなかったといわれています。しかしながら、現在でも、汚染など周囲の影響について世間を騒がせています。この素晴らしい景観が将来もなくならないことを祈るばかりです。(荒川)

絶景レストラン「放翁酒家」からの眺め

絶景レストラン「放翁酒家」からの眺め

ユーラシア旅行社で行く三峡クルーズツアーはこちら

ガイドブックにも出ていないベトナムの秘境、ハジャンへ

2018年4月24日 カテゴリ: アジアアジア情報世界の民族情報

ターバンザオ族

ターバンザオ族

 

先日、「少数民族の里、ベトナム最北の秘境ハジャンへ 8日間」のツアーより帰国致しました。
ベトナムの少数民族の里と言えば、フランス統治時代の避暑地サパやサンデーマーケットで有名なバックハーが思い浮かびますが、今回訪れたハジャンは、ツアータイトル通り知られざる秘境で、事実どのベトナムのガイドブックを見ても「ハジャン」の名を探すことができません。通常15日以内のベトナム旅行であればビザを取得することなくご旅行を楽しむことができますが、ハジャン地区へ行くには特別に入境許可証が必要となります。また道も狭く、ツアー中はマイクロバスでの移動となります。それでもハジャン地区は徐々に欧米観光客の間では知れ渡りつつありますが、私たち日本人も現在の文明化社会に疲れを感じた時、心と体を癒してくれる、そんな場所であると私は信じて止みません。

ではハジャン地区の魅力は、ずばり少数民族!ツアー中多くの少数民族の村を訪れますが、見所は大きく2つに分けられます。1つは民家訪問。各民族の家に入らせてもらい、生活風景を肌で感じることができます。また民族衣装に着替えてくれて、一緒に写真を撮ったりして交流を図ることもできます。そんな彼ら(彼女たち)に共通して言えることは、自分の民族の衣装が一番だというオーラが出ていることでしょうか。

黒ロロ族

黒ロロ族

アオザイザオ族

アオザイザオ族

 

そしてもう1つが曜日市の見学です。ハジャン地区の一部の町や村では週に1回曜日市が立ちますが、これらの市のために、中には家から片道2~3時間かけて来る人もいるそうです。果物、野菜、肉、魚などの食料品から衣類、日用雑貨などを持ち寄り、当然の如くそれらが売り買いされるわけですが、こういったお買い物以外にも、他の民族や他の村の人たちとおしゃべりをしたり、一緒に食事をするなど、社交の場にもなっています。またこういった曜日市は旅行者である私たちが訪れても十分楽しめます。例えばいろんな民族衣装を着た人たちを見ることができますし、一声かければ大概写真を撮らせてくれます。また今の日本では到底お目にかかれないものが売られているのを見ることができたりします。今でも印象に残っているのが、ドンヴァンの日曜市で見た子豚の売られている様子ですが、これらの子豚ちゃんたちは自分の行く末をすでに悟ってしまっているのか、ギャーギャーと鳴く声が今でも私の耳をついて離れません。ちょっとかわいそうな気がしましたが、これもまだショッピングモールもない何十年も前の日本では日常的に行われてきたことだろうなと思ったりしました。(斉藤信)

メオヴァックの日曜市

メオヴァックの日曜市

ドンヴァンの日曜市

ドンヴァンの日曜市

 

ユーラシア旅行社で行く東南アジア・中国の少数民族ツアーの魅力はこちら

ベトナム南北大縦断!ハノイからホーチミンへ!

2018年3月16日 カテゴリ: アジアアジア情報

先日、「ベトナム8つの世界遺産物語15日間」の添乗より帰国しました。ベトナムは日本と同じく、南北に細長い国。そのため北部、中部、南部と気候や食文化、人々の気質も異なります。例えば、車窓の移りゆく景色。北部では田んぼに水を張り、ノンラーという傘帽子を被りながら田植を、中部では青々した苗が風にたなびき、南部では稲穂が黄金色に染まり、まもなく収穫の時期を迎えていました。食事も同様に、北部は米文化が根付いているため米粉麺のフォーの露店が並び、南部ではフランス植民地下の影響からかバインミーというベトナム風サンドウィッチを人々は頬張ります。

統一鉄道

そんな南北をつなぐ交通手段に、ハノイ~ホーチミンを結ぶ全長1726kmを最速約33時間で走破する、統一鉄道南北線があります。19世紀末から1930年半ばにかけてフランスが線路を敷き、サイゴン陥落の翌年1976年12月31日に営業が再開されました。ベトナム戦争の激戦地でもあった17度線のベンハイ河もこの列車は渡るため南北統一の象徴でもあります。車窓からの景色はのどかな農村風景。また列車の旅の醍醐味は、乗客との交流です。今回はサッカーアジアカップの決勝戦。東南アジアで初めて決勝に進出し、車内では携帯電話のTVを見ながら皆大興奮でした。応援歌はその名も「ベトナム~ホーチミン!」。また、車内食も配りに来てくれます。
何より驚いたのは列車内の快適さです。昨年の11月に内装のみ一新し、日本の新幹線を上回るように綺麗な内装となりました。コンパートメントにはそれぞれ造花も飾られています。
今回は、タイホア駅~ドンホイ駅の約7時間のみ乗車。テト(旧正月)前で家族連れがちらほら。統一鉄道は、まだ新幹線が導入されていないベトナムにおいてなくてはならない交通手段です。

列車内の様子

ツアーでは、途中、中部に点在するチャンパ王国のヒンドゥー教の遺跡などを巡りながら、12日目にようやく南部ホーチミンへ。バスを降りて南部独特の暑い空気を全身で浴びて、ついに来たんだと喜びもひとしお。フレンチコロニカルな建物を横目に、南北走破という達成感に包まれました。(角田)

ユーラシア旅行社で行くベトナムツアーの魅力はこちら 

砂漠の町ジャイサルメールはなぜ「ゴールデンシティ」なのか?(インド)

2018年2月23日 カテゴリ: アジアアジア情報

先日、「謎のインダス文明遺跡ドーラビーラーと砂漠の国ラジャスタン 12日間」のツアーより帰国致しました。
インド北西部に位置し、パキスタンとも国境を接するラジャスタン州は、色に例えられた街が点在するのが特徴です。例えば、州都ジャイプルは風の宮殿やシティパレスに代表される建造物の外観が赤みがかった土の色を持つことから「ピンクシティ」、美しき湖を擁するウダイプールは白い建物が多いことから「ホワイトシティ」と呼ばれます。さらにこのツアーでも訪れるジョドプールは、メヘランガル城砦から旧市街を見下ろすと青い建物が点在することわかり、このことから「ブルーシティ」と呼ばれます。これは、インドに根強く残るカースト制の中で一番上の階層の「ブラフマン(僧侶)」が住んでいた家の外壁が青く塗られたそうです。

そして、ジョドプールから西へ荒野の中を290kmほど走り、砂漠の中から忽然と現れた城塞都市こそがジャイサルメールであり、城砦を取り囲むように町が形成されています。この町は「ゴールデンシティ」と呼ばれていますが、城砦およびそれを取り囲む建物はおおむね砂岩でできていますので、「なぜゴールデンなの?」と首をかしげざるを得ません。正直「イエローシティ」の方がしっくりくるようなこないような・・・。

昼のジャイサルメール城砦

昼のジャイサルメール城砦

 

この胸のつかえが取れないまま、夕方、サンセットポイントへ。ここからは城砦を遠望することができるのですが、そこに着いた時に見た城砦の色は、昼間に見たそれとはまったく違い、夕陽に照らされ、少し赤みがかり、それが神々しく感じました。「これがゴールデンなんだ!」と妙に納得しましたが、ただその時間は長く続きませんでした。しかし日の入り後、しばらくその場で佇んでいると、城砦のライトアップが徐々に始まりました。完全に暗く成りきる前の空と下で灯りに照らされた城砦も「ゴールデン!」と思ったのは、私だけではないと思いつつ、その場を後にしたのでありました。(斉藤信)

夕陽に照らされたジャイサルメール城砦

夕陽に照らされたジャイサルメール城砦

ライトアップされたジャイサルメール城砦

ライトアップされたジャイサルメール城砦

 

ユーラシア旅行社で行くインドツアーの魅力はこちら

カラフルではないけれど、温かみのあるウズベキスタンの陶器

2018年1月25日 カテゴリ: アジア情報

カラフルではないけれど温かみのあるウズベキスタンの陶器

カラフルではないけれど温かみのあるウズベキスタンの陶器

先日、「青い都サマルカンドと古都ブハラ 7日間」の旅より帰国しました。ウズベキスタンは、冬の気温がとても低くなることで有名ですが、今回のツアー中の最高気温はなんと、17度にもなる日本の秋のようなお天気が続きました。

今回訪れたブハラ州のギジュドゥヴバンは、陶器の町として知られています。ウズベキスタンの陶器の名産地は他にもリシタンやタシケントなどがあり、リシタンは青色を基調としたもの、タシケントはウズベキスタン全土の様式をミックスしたものなど、町によって特徴があります。

ギジュドゥバンの陶器の特徴は、焼く際に逆さまにして3本の針で支えるため、内面に針跡が残り天然釉薬が雫のように垂れた開口部の形になることです。また、カラフルなリシタンやタシケントのものと違って深い黄色、濃い緑、青、茶などを基調としています。その配色はとても温かみがあり、どこか懐かしいような気分に・・・。

ここで、見学した陶器工房の職人さんから聞いた小話を1つ紹介します。天然釉薬を作るためにロバに大きな石臼を挽かせますが、ロバの仕事があるのは、1年の中で3日のみ。なんと、362日はのんびりと出来るのです。そんなのんびりとしたロバが挽いた釉薬を使っているために、温かみのある陶器が出来上がるのでしょうか。

見学後は、職人さんが用意して下さったお菓子とお茶で束の間のティーパーティー。温かみのある陶器に囲まれて、ゆったりとした時間が流れる空間でした。(近野)

ユーラシア旅行社でいくウズベキスタンツアーの魅力はこちら

ネパールの生きた女神、クマリにびっくり!

2017年10月20日 カテゴリ: アジア情報

先日、「ネパールの休日、遊覧飛行とアンナプルナ眺望ホテル3連泊 8日間」のツアーより帰国しました。
帰国してすぐ、カトマンズで新しいクマリが誕生というニュースが流れ、びっくりしました。
クマリは「タレジュ女神の化身の少女」で、生きた女神としてクマリの館で生活をしています。
3歳くらいから、初潮が始まるころまでの長い期間を女神として過ごすのだそうです。

サキャ族の少女から選ばれるクマリ
起源は分からないということですが、仏教徒のシャキャ族の少女がヒンドゥー教のシヴァ神の妻であるパルヴァティ女神のいくつかある化身の一つのタレジュ女神を身に宿すという、何とも不思議な考えです。
山間のネパールは昔から災害に見舞われることも多かったためか、信仰心の篤い人々が多いように感じました。
様々な民族が住まう多民族国家でもあるネパールには様々な宗教や風習があり、それらがあんまり喧嘩することなく共存しています。
クマリの存在も、そのようなネパールの共存精神が生んだものなのかもしれません。
 また、ネパールは世界の屋根と言われるヒマラヤ山脈が鎮座する国で、本格的なトレッキング以外でも山々を楽しむ方法もたくさんあります。
中でも山の景色を楽しむ人気のツアーは遊覧飛行です。私たちが到着した翌日にエベレスト遊覧飛行を行ったのですが、飛行機が雲を突き抜けた途端!青と白の稜線が眼下に飛び込んできました。
 最初はどの山も同じように見えたのですが、落ち着いて見直すと、それぞれの稜線の違いがはっきりと分かってきました。
キャビンアテンダントの「あれがエベレストです」という声に機内のあちこちで歓声が上がりました。

エベレスト遊覧飛行で出会えたエベレストの頂き
もう一つ、ポカラという町からアンナプルナの山々を楽しむことが出来ます。
ここでは軽いハイキングから本格トレッキング、遊覧飛行など、とにかく山を楽しめます。でも…山には女神が鎮座すると言います。
時には彼女らは雲のベールに隠れて出てきてくれないことも…。

ヒマラヤ・フロントホテルからもう少しで見えそうだったマチャプチャレ
私たちがハイキングを行った時も、残念ながらアンナプルナの山々は雲の影に隠れてしまいました。
けれども、だからこそ、雲が晴れた瞬間の感動は一塩です。旅行者の私達ですら心をつかまれるのですから、ネパールの人々の山への思いは計り知れません。
アンナプルナ山系で唯一登頂されていない山があります。魚のしっぽの様な形をした「マチャプチャレ」です。
山々に神が座すると考え、神々が人間に煩わされないように、あえて未登頂であるのだとか。たくさんの神々を有する、ネパールらしい考えだなぁと思いました。(齋藤晃)

ユーラシア旅行社で行くネパールツアーの魅力はこちら

幸せの国ブータンに幸せを運んだ日本人がいた!

2017年9月7日 カテゴリ: アジア情報

首都ティンプー

先日、「ブータンの懐深く、ブムタン地方とパロ、ティンプー10日間」の添乗より帰国しました。
通常のハイライトコースでは中々訪れないブムタン地方での観光が含まれたツアーです。

ブータンでは旅行を通して美味しい野菜をたくさん食べました。
ですが、ひと昔前のブータンでは野菜どころかお米も沢山とることができずに食料問題で
大きな問題を抱えていました。その危機的状況のブータンに農業技術を教えたのは、
外国人唯一のダショー(ブータンにとって最も名誉ある顕彰)を与えられた西岡京治という日本人です。
彼はブータンの農業の父と呼ばれるほど、亡くなった今もなお愛され続けています。そんな彼がもたらした幸せを
いつまでも忘れることなく、記念館にして残し色々な方に語り継ごうとするブータン人の人柄の良さに
感銘をうけました。また、今まで何気なく食べてきた野菜がとても高価な物だったと改めて実感させられました。

ヤタ織の織子さん

また、道中すれ違いざまによく見る放し飼いの牛に癒されながらより田舎に感じるブムタン地方のジャカールに滞在しました。
ここではヤクの毛糸を使って作られたヤタ織と呼ばれる織物が盛んです。地元のヤタ織工場にて、実際に織っている所を
見学しました。一つ一つ地道に作業を続けている織子さんも写真を取りたいとお願いすると快く撮らせてくれました。
ブータンという国は決して裕福な国ではないですが、美味しい野菜を使ったご飯や、地元の方の温かい心にふれて、

ブータン人の温かさを知りました。この温かさが幸せの国と呼ばれ、人々の笑顔を増やしていると思います。
雨季の季節でも後半からは晴れ間も見れ、またタクツァン僧院は傘をさすことなく、
上ることができ、ブータンでの10日間は数々の幸せに溢れていました。(森)

ユーラシア旅行社で行くブータンツアーの魅力はこちら

これぞ絶景! インド・ヒマラヤ天空の道をラダックへ。

2017年8月24日 カテゴリ: アジア情報

先日「絶景の天空の道、マナリ・レーロードを走破する旅 11日間」のツアーより帰国致しました。

 インドのチベットともいわれるラダック地方。ここへ行くには空路利用が一般的ですが例年6月から9月のみ、ヒマーチャルプラデッシュ州のマナリから陸路で行くことが可能です。マナリの標高は2,050メートル。ラダックの中心地・レーの標高は3,500メートル。その間には、4,500メートルを超える峠が3つもあり、テント宿泊などアドベンチャー要素が強い旅行となります。その景色はまさに「絶景」でした。

 マナリを出発すると、いろは坂のような急なS字カーブで標高を上げます。周囲の山肌からは水量が多い時のみに現れる無名の滝が大迫力で流れ落ちていました。最初の峠は、高山植物の宝庫ともいわれるロータンパス。ガイドが道から脇にはいり岩の周辺を何か探してこちらを呼んでいます。そこにはヒマラヤの青いケシと呼ばれる「ブルーポピー」が咲いていました。その他、白が美しい「エーデルワイス」や黄色のかわいらしい「キンポウゲ」なども咲き、時折雲が流れ、青空とヒマラヤの峰が見えるお花畑の散策を楽しみました。

ブルーポピー

ロータンパス付近

 マナリ・レーロードは生活道路であるため、大型トラックの往来もあり、狭い道での擦れ違いは一苦労。そして、片方が断崖絶壁という場所も少なくありません。そして、この道は世界的にライダーにも人気の道、インド人だけでなくヨーロッパの人々もインド産のロイヤルエンフィールドをレンタルしてそれぞれの旅を楽しんでいます。

マナリ・レーロード17

 

マナリ・レーロード

 ヒマラヤの雪解けが勢いよく流れる川沿いに走り、緑が美しい小麦畑やじゃがいもの花などが咲く小さな集落があるかと思えば、森林限界を超え、雲が横に流れる月面のような荒涼とした風景にも出会います。次々と現れる形や地層がダイナミックな山々に圧倒されながら、車は北へ走ります。

タグラン・ラ

 4,300Mに位置するテントホテル泊の次の日、息苦しさを感じながらこの道で一番標高が高いタグラン・ラ(5,317M)を超え、山を下っていくと、次第にチベットスタイルの家やゴンパ(僧院)が目につくようになり、ダライラマ14世が滞在中の賑やかなラダックの中心都市・レーに到着。絶景の天空の道を満喫する旅となりました。

ユーラシア旅行社で行くインドツアーの魅力はこちら

南インド・マーマッラプラムの2つの寺院

2017年5月30日 カテゴリ: アジア情報

先日、ユーラシア旅行社の「南インドの楽園ケーララとドラヴィダ文化探訪 8日間」のツアーより帰国致しました。
南インド最大の都市チェンナイ(旧名マドラス)よりベンガル湾沿いに南へ約60km下ったところに位置するマーマッラプラム。パッラヴァ朝時代(3~9世紀)において、貿易港として栄えた町で、7、8世紀に建てられたヒンドゥー教の寺院群が世界遺産に登録されています。ここで面白いのが、同じ町にある寺院でありながら、7世紀のものと8世紀のものでは建築方法が異なること。つまり寺院建築の進化過程を目の当たりにできるのです。
まず7世紀の半ばに造られた「5つのラタ(ラタとは神の乗り物である寺院や山車を意味します)」。建物そのものや屋根の形が全て異なるのが非情に興味深いですが、これらのラタは皆1つの巨大な花崗岩から造られた石彫寺院です。ということは、巨大な岩を運搬することもままならない時代でしたので、寺院が建てられたのは必然的に岩場の近くということになります。

5つのラタ

そして8世紀初頭。ここで「建築革命」が起こるのですが、それを見ることができるのが上記の「5つのラタ」からわずか1kmほどの位置にある「海岸寺院」です。どのように変わったかと申しますと、巨大な岩ではなく、切石を積んで建立した寺院なのです。ということは、それまでは寺院の造営場所が限られていましたが、石を小さく切ってしまえば運搬も容易になり、それによりどんな場所でも寺院を建てられることが証明されたのです。

海岸寺院

そしてインド各地にヒンドゥー教寺院が数多く建てられ、インド北部、南部と建築様式がそれぞれ異なるようになっていきました。とりわけ南インドでは「ゴプラム」と呼ばれる彫刻が施された高い屋根を持つ塔門をあちこちで見ることができますが、石積寺院の原点である「海岸寺院」の屋根から派生していると思ったのは、私だけではないはずです。

ゴプラム(マドゥライのミナークシ寺院)

何の知識もなしに遺跡の建造物を見て感動することも多いかと思いますが、いろいろな歴史背景を頭に入れつつ見学すると、より一層旅に深みを与えてくれるに違いありません。(斉藤信)

ユーラシア旅行社で行くインドツアーの魅力はこちら

南国情緒溢れる、南インドでのんびり優雅なひと時を

2017年4月26日 カテゴリ: アジア情報

先日、「南インドの楽園ケーララとドラヴィダ文化探訪 8日間」の添乗より帰国致しました。旅の前半では、チェンナイ、マドゥライのヒンドゥー教寺院を巡り、中盤ではインド亜大陸最南端コモリン岬で3つの海が出会う地点で朝日と夕日の鑑賞、後半ではコチンのキリスト教の教会や奇抜なお化粧が特徴のカタカリダンスを堪能しました。

インドと言えば、クラクションが鳴り響き、道路には牛が自由に闊歩している光景を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。実は、そんな我々が思い描くインドのイメージは北部のもので、今回訪れた南部では、今までの固定概念が覆りました!というのも、アーリア系民族が多い北とドラヴィダ系民族が多い南とでは、文化が異なっています。たとえば、主食で比べるなら、北は小麦粉といったナン、南は米、カレーも北は少し粘り気があるカレー、南はさらさらとしたカレーです。

バックウォータークルーズ

中でも、北との大きな違いは、のんびり、ゆったりとした時間の流れです。
それを体感できるのは、旅の後半、ヤシの木茂るケーララ州の「バックウォータークルーズ」です。
ベット・シャワー・お手洗いが備え付けられた個室が3、4つある船に乗り込んでトタパリからアレッピ間をクルーズします。そよ風が何ともいえないほど心地良く、のどかな田園風景を眺め、インドのビール「キングフィッシャー」を飲みながらキングフィッシャー(かわせみ)探したりと、贅沢な時間を各々過ごすことができます。日没後は、各船で夕食を頂き、虫の声に耳を傾けながら眠りにつきます。ふと目が覚めて、デッキへ出てみると満点の星空。そして朝は、鳥のさえずりで目を覚ますという極上の贅沢。真っ赤な朝日がヤシの木の間から顔を出す光景は感無量でした。

朝日

そこには、クラクションの音はなく、自然の音のみ。テレビやインターネットを見ることができない環境ですが、心が安らぐ極上の時間を南インドで過ごすことができました。(角田)

ユーラシア旅行社でいくインドのツアーの魅力はこちら

393件中:1~10件目まで表示中

2018年10月
« 9月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

人気の記事ランキング

  • 1

    神秘のオーロラを求めて(カナダ・イエローナイフ)

    神秘のオーロラを求めて(カナダ・イエローナイフ)

  • 2

    五島列島を食べ尽くす!

    五島列島を食べ尽くす!

  • 3

    サハラ砂漠、朝日が身に沁み入る一日の始まり(モロッコ)

    サハラ砂漠、朝日が身に沁み入る一日の始まり(モロッコ)

  • 4

    トルコの今

    トルコの今

  • 5

    タスマニアで出会う!かわいい動物たち(オーストラリア)

    タスマニアで出会う!かわいい動物たち(オーストラリア)

  • 6

    エンジェルフォールの麓で夢の中へ!(ギアナ高地)

    エンジェルフォールの麓で夢の中へ!(ギアナ高地)

  • 7

    感動のエベレスト再会!そしてネパールへの国境越えも再開!(チベット)

    感動のエベレスト再会!そしてネパールへの国境越えも再開!(チベット)

  • 8

    世界で最も美しい鳥ケツァルに出会えました!(コスタリカ)

    世界で最も美しい鳥ケツァルに出会えました!(コスタリカ)

  • 9

    3年ぶりに再開のチュニジアの古代遺跡はやっぱり素晴らしい!!

    3年ぶりに再開のチュニジアの古代遺跡はやっぱり素晴らしい!!

  • 10

    世界一美しいお祭り!?古都を彩る花絨毯(グアテマラ)

    世界一美しいお祭り!?古都を彩る花絨毯(グアテマラ)

ユーラシア旅行社の社員ブログ