日付:2010年12月の検索結果

エジプトは自然の賜物

2010年12月30日 カテゴリ: 世界の自然情報中近東・北アフリカ情報

Oasis

先日『エジプト大周遊~古代遺跡と白砂漠・黒砂漠~12日間』の添乗より帰国しました。
首都のカイロを基点にルクソール、南エジプト、地中海の望む街アレキサンドリア、そして最近注目を浴びはじめている西方砂漠にまで足を延ばすコースです。
エジプトはその国土の80%以上が砂漠地帯であり、南から北へと流れるナイル河に沿って人々が暮らしています。それは5000年前からずっと変わらず。
ナイル河沿いに点在する巨大な神殿の柱はナイル河の流れを利用して運んだそうです。また、コムオンボ神殿にはナイル河の水位を測るための「ナイルメーター」と呼ばれる井戸が残っており、水位の増減によって作物の収穫を予測できたそうです。そして、ファラオ(王)が死後、天空の世界へと向かう際に利用した乗り物はやはり河を渡るための船でした。歴史家の父ヘロドトスが「エジプトはナイルの賜物」と著したことも、なるほどと頷けます。

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はるか、パイネの山々へ

2010年12月29日 カテゴリ: 世界の自然情報中南米情報

 アルゼンチンとチリの最南端に広がる魅惑の地、パタゴニアをご存じですか。成田空港

Mate_te

から、待ち時間も含めると総計37時間もの大移動を要するこの「世界の果て」の地は、「それ、どこの国?」なんて聞かれてしまうこともしばしば。ブエノスアイレスより南極の方が近いという、この自然の大地で経験する迫力の氷河や峻嶮の山々は、単なる観光というレベルを超えて、自分の中にその自然が刻まれるような、感動の体験です。そんなパタゴニア紀行の中から、旅のハイライトでもある、パイネの山々での体験をご紹介しましょう。

Paine_hiking

 アルゼンチンのカラファテの街を出た私たちは、ひたすらに国道40号線を南下、チリのパイネへと向かいます。「パン・アメリカン・ハイウェイ」とも呼ばれるこの道は、なんと、北はアラスカまでつながる一本道で、この広大なるアメリカ大陸を縦断する道として知られます。
 車内では、ガイドのセバスチャンさんから、アルゼンチン名物の「マテ茶」講座。満を持して彼が「マテ茶専門リュック」から取り出したものは、お茶の葉と水筒は言わずもがな、目を見張るほどに多様な材質のマテ・カップ。元祖・かぼちゃ素材から、革のコーティングがされたもの、竹の筒から牛の角に至るまで、色も形も正に様々。アルゼンチンの国民的飲料であるマテ茶は、通称「飲むサラダ」と呼ばれ、ビタミン、ミネラル、繊維質がたっぷり入ったその豊富な栄養分が魅力です。日本人の10倍以上も肉食のアルゼンチン人の多くは、旅行中だろうがドライブ中だろうが、ひっきりなしにマテ茶を飲み続けます。かくしてドライバーのホアンさんも、ごくりごくり。
 ちなみに、マテ茶人は、お湯や茶葉の量、味の濃さなどを配慮しながら順番に客人にサーブするのですが、一方で、この茶の出され方には、ある「隠されたメッセージ」があるというのも通には知られた話。いわく、苦いものは、相手への苦々しい気持ち、甘ければ「友達でいよう」、さらに甘いマテは「両親に会って」という意味。一方で、冷たいマテは「あなたなんてどうでもいいわ!」であり、コーヒー割りは「許してあげる」、あるいは、熱々のマテは「私の愛もこれくらい熱いの!」というラテン的情熱の表明なのです。車内では、皆様この苦くありつつも、どこかクセになりそうな不思議な飲料を思い思いに味わってらっしゃいました。おみやげにも、旅のこぼれ話にも最適なマテ茶、手に入れてみてはいかがでしょうか。

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いざ、世界のてっぺんへ!

2010年12月28日 カテゴリ: アジア情報ハイキング情報世界の自然情報

 先日「ネパール2大遊覧飛行とヒマラヤ眺望ホテル 10日間」の添乗より帰国致しました。「神々の領域」と呼ばれるヒマラヤ山系。私たち人間が踏み込むことのできないその頂は、太陽の光を浴び、ダイヤモンドを散りばめたように輝いて、私たちの前に悠然と据えられていました。世界に14座ある8000メートル級の山々は、すべてがヒマラヤ山系に

Nepal3

集まり、そのうちの8座が今回の舞台ネパールにあるのです。
 このツアーの醍醐味はツアータイトルにもあるとおり、アンナプルナとエベレストの2回の遊覧飛行です。日本でも同じですが、山々を拝むためには良好なお天気運が必要不可欠。お天気に恵まれたハイキングは勿論ですが、やはりお客様が一番に期待していること、それはなんと言っても世界最高峰であるエベレストの雄姿を拝むことでした。私たちはエベレスト遊覧飛行が無事に飛ぶと決まるその瞬間まで、神にも縋る思いで澄んだ空気と太陽を待ち望んでいました。
 

Nepal1

エベレスト遊覧飛行の当日、今にもこぼれ落ちそうな満天の星空のもと、私たちは空港へ向かいました。「今日はこんなに空気が澄んでるから、きっと飛べるよね!」そんな会話がバスで飛び交う中、運航状況を確認しに行きました。すると「もう一つの非常用の空港周辺に霧がかかっているから、もう少し様子を見たい。」との返事が。「ちゃんと飛ぶかなぁ」と不安な空気が立ち込めたものの、その一時間後、エベレスト遊覧飛行は決行とのアナウンスが流れ、ホッと安堵しました。でも、この先が一番大切なのです。「ここまで来たら、“神々の住むエベレストの頂上”が見たい!」そんな気持ちが膨らんでいき、私たちを乗せた機体はカトマンドゥの上空へと飛び立ちました。

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『雪景色の町はまるでブリューゲルの世界』

2010年12月27日 カテゴリ: 世界のホテル情報世界の宗教情報世界の文化情報世界の料理情報世界の歴史情報世界の自然情報西欧・南欧情報

Yukikeshikiblogtemplate12月5日発「ドレスデンとベルリンの休日8日間」の添乗より戻りました。旧東ドイツのメインともいえる二都市の滞在とその移動区間にある観光名所を巡る短い日数でドイツの素晴らしいところを見ることができるコースです。
今回は、出発前までニュースでは欧州に到来した大寒波でマイナス10℃との気温を聞いていたので、しっかりとした暖かい服を用意して行きました。

現地滞在中は、運よく大寒波が和らいでいたときで、平均0℃の日々を送り非常に過ごしやすかったです。欧州は乾燥していて、毎日の温度に変化が大きくなかったので、雪が溶けずべたつかず前日降り積もった雪が翌日もサラサラした状態で、歩くのにも思っていたより楽だったこともひとつの発見でした。今回のツアー中で最も心に残ったことはまさに“雪景色”でした。中世の町並みを残すドレスデンでは、黒ずんだ古い石灰岩の建物とそれに積もる粉雪の白さとのコントラストが絶妙な味わいをだし、美しい絵画の世界が目の前に広がっているようでした。また雪があることで、空を見ればどんより曇り空なのに、不思議と明るい感じがしました。それは恐らく、曇り空とはいえ、若干の太陽光が地面の雪に反射して明るくしていたのではないでしょうか。
普段でも中世の美しい町並みに魅了させられる古都が雪化粧を施したことで、こんなにも雰囲気と印象がかわり、メルヘンチックな光景を増幅させるものなのかと驚かされました。

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仏教発祥の地、インドで見た仏教建築の起源

2010年12月24日 カテゴリ: アジア情報世界の宗教情報世界の芸術情報

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 先日、「インド悠久文明の旅 13日間」より帰国しました。北西インドを代表するアジャンタ石窟寺院やタージマハルなど合計13の世界遺産を巡り、インドの列車に乗車したり、ガンジス川での沐浴を見学したりと、遺跡だけではなくインドの慣習や文化を肌に感じた13日間でした。
 インドは現在、人口の約72%がヒンドゥー教を信仰していますが、約2500年前にゴータマ・シッダルタが悟りを開いた仏教発祥の地でもあることはあまりにも有名です。現在、仏教徒は人口の約2%以下になってしまいましたが、インドには多くの保存状態の良い仏教遺跡が点在しています。その中でも1番印象に残ったのは、仏教の開祖、釈迦(仏陀)の遺灰を祀るストゥーパ(仏塔)です。仏陀の入滅後、遺灰はいくつかに分けられていましたが、インド全土を支配したマウリア朝第3代アショーカ王は仏教を手厚く保護し、全土に広めようとしました。遺灰は8万4千に分けて、各地に置き、信仰の中心となるようにしました。仏塔の前に立つとここに8万4千分の1の遺灰が納められていると思うと溜息がでます。  ストゥーパと言えば、アショーカ王が建てたサーンチーの大ストゥーパや釈迦が初めて説法を行ったとされるサールナートのものが有名ですが、興味深いのはアジャンタ石窟寺院に残っているストゥーパです。1819年にイギリスの将校によって発見されるまで、忘れられていたミステリアスな遺跡です。今では観光客で賑わっていますが、ワゴーラー川沿いに建てられたアジャンタ。目をつぶると文明を避けて、山奥で修行をしていた僧侶の姿が目に浮かびます。

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春のペルー・インカの要塞オリャンタイタンボへ

2010年12月22日 カテゴリ: 世界の歴史情報中南米情報

先日、「ペルー、マチュピチュ・ナスカ・チチカカ湖と聖なる谷」のツアーより帰国いたしました。南半球にあるペルーは、日本とは季節が反対ですので、訪れた時には、春の時期でした。
002  さて、ペルーと言えば、最も訪れてみたい世界遺産と言われている“幻の都・マチュピチュ”だと思いますが、本日は少し離れて、インカ時代の要塞跡オリャンタイタンボ遺跡をご紹介いたします。
 この場所は、標高約2800m、マチュピチュへ向かう列車へ乗り込む駅のすぐ近くに位置しています。
 バスを降りて入口をくぐると、目の前に現れた階段状の遺跡。一説には、インカの人々の家畜として、また捧げものとしても重宝されていたアルパカの形をしているとか。かなりの想像力を必要とします。

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お邪魔します。動物達の楽園へ(ケニア・タンザニア)

2010年12月21日 カテゴリ: アジア

Elephant

先日、「タンザニア・サファリとキリマンジャロ 9日間」の添乗より戻りました。12月と言えども気温は25~27℃と日本の真夏並み。アフリカの大地に太陽がさんさんと降り注ぎ、人々の笑顔をより輝かせているように感じました。まだジャカランダも少し咲いていて、至る所で紫色の花、ブーゲンビリアのビビッドピンク、淡いオレンジ色など多くのカラフルな花が街を彩り、サファリ以外にも車窓からの景色が見逃せない9日間となりました。

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なぜ人気?「リビア!いいよねぇ~!」といわれる訳

2010年12月20日 カテゴリ: 中近東・北アフリカ情報

Leptis_magna

この度「リビアの神髄 10日間」より帰国しました。
リビアと聞いて、皆様がイメージするものは何でしょう?カダフィ大佐?ローマ遺跡?地中海?砂漠?あまりご存知ない方にリビアの話をすると「どこにあるの?」「治安大丈夫なの?」とか「水は?」と、不安でいっぱいといった質問をうけます。
ところが、弊社添乗員にリビアの話をすると決まってみんな「リビアいいよねぇ~!」とため息まじりの声が出るのです。そのような声はツアーにご参加されたお客様からもよく聞こえてきます。

リビアは北アフリカに位置するイスラム教徒の国です。地中海を望むローマ遺跡、レプティス・マグナは見応え十分。国土の9割を占める砂漠も素晴らしく、満天の星の下で過ごした砂漠の夜の感動は忘れる事が出来ません。そんな素晴らしい観光に「ある物」が加わる事によって「いいよねぇ~!」が飛び出すのです。この「○○いいよねぇ~!」は他にも「イランいいよねぇ~!」や「ミャンマーいいよねぇ~!」など。これらの国に行った事のあるお客様でしたらすぐにお気づきでしょう。
そう、人気の理由は「地元の人」にあるのです。

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イメージを覆す、豊饒の大地バングラデシュ

2010年12月17日 カテゴリ: アジア情報世界の宗教情報世界の文化情報世界の料理情報世界の歴史情報世界の民族情報世界の自然情報

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先日、「アジアの知られざる秘境、ブータン・バングラデシュ・ダージリン(インド)16日間」のツアーから帰国しました。
バスでいくつもの峠を越え、川を渡り、さらに陸路国境を越えながら、アジアの秘境3カ国を巡る、エキサイティングなツアーです。
山間の谷間で細々と農業を営み、伝統文化の保持、そして近代化という相反する狭間で揺れ動くブータン。元シッキム王国のチベット仏教寺院が点在し、英国植民地の名残りが息づくインド・ダージリン。そして人々に恵みをもたらす豊かな大地が広がるバングラデシュ。3ヶ国を同時に訪れることにより、これらの国々の民族や生活文化の違いなどを肌で実感することができます。
また、陸路国境を越えながらの旅は、国境を越えてゆく人々の往来を眺めたり、国境という名のゲートをくぐっただけでガラリと雰囲気が変わる不思議な体験をしたり、刻々と変化する車窓の景色も見飽きることはありません。

私が今回の旅で最も強烈な印象を受けたのがバングラデシュでした。

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美しきシチリアと古代遺跡ポンペイ

2010年12月16日 カテゴリ: 西欧・南欧情報

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先日、「南イタリアとシチリア島10日間」より帰国致しました。旅の前半はお天気に恵まれ、アグリジェント遺跡に残るコンコルディア神殿が、シチリア島の青い空と海に良く映えていました。シチリアで特におすすめなのは、パラティーナ礼拝堂とモンレアーレ大聖堂です。アダムとイブ・ノアの箱舟・バベルの塔・アブラハムとイサク・キリストが起こした数々の奇跡など、誰もが知る旧約聖書に登場するストーリーが、まるで絵本のように聖堂内部の壁一面に、金のガラスモザイクを使って描かれているのです。両者のうち壁画面積が大きいのはモンレアーレ大聖堂なのですが、パラティーナ礼拝堂は3年ほど前に修復工事を終えたばかりなので、埃が取り払われてより一層輝きを増しているように見えました。

シチリアに後ろ髪を引かれ、車内ではシチリアの村が舞台のオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の美しい間奏曲を聴きながらメッシーナ海峡をフェリーで渡り、イタリア本土に移動しました。その中で、今回は火山の噴火で埋もれた街、ポンペイを紹介したいと思います。ちょうど、私たちのツアーが出発する10日前に上智大学教授の豊田浩志氏を講師にお招きして、「シチリア島と古代ローマの世界」と題した講演会がありました。その冒頭、「最新の情報によると、雨の影響でポンペイ遺跡の一部が崩壊してしまった。」とのお話がありました。通常の観光ルート以外の場所とのことで、私たちの見学には問題がないだろうかと少し不安もよぎりましたが、問題なく入場することができました。

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