日付:2015年3月の検索結果

「大地の芸術品」!元陽に残るハニ棚田(ユーラシア旅行社で行く少数民族ツアー!)

2015年3月31日 カテゴリ: 世界の民族情報

Dscf9095

Dscf9052

先日、ユーラシア旅行社の「雲南・北部ベトナム少数民族街道10日間」のツアーより帰国しました。

中国には55(ベトナムでは54)の民族がいると言われていますが、その中でも少数民族と言われる人々は7~8%で、主に山岳地域で生活をしています。彼らは、伝統的な民族衣装をまとい、昔ながらの生活を営んでいます。今回のツアーでは、そんな彼らの生活や文化に触れながら、各地を回っていきました。

その中でも今回は、雲南省南部に住むハニ族についてご紹介したいと思います。

ハニ族は、何事にも地道に取り組む気質と言われており、そんな彼らを象徴するものが、2013年に世界遺産に登録された元陽の棚田です。ハニ族が代々作り上げてきた大規模な棚田は、「この世の奇跡」と称えられており、谷の底から海抜2000メートルの山の上まで、美しい段を描きながら繋がっています。なかには、その段数が5000段にも達するものもあるのだとか。標高差のある山肌に彼らが住み始めたのは、今から1300年前。ここに時間をかけてコツコツと作られてきた棚田は、まさに大地の芸術品です。

今回は元陽の街に宿泊し、夕日と朝日の時間に棚田を訪れました。もともと降雨量が多い地域で、年間300日は雨と言われている中、皆様の願いが通じたのか何ともラッキーなことに、綺麗な夕日と朝日をどちらも観賞することが出来ました。

日中に見るだけでも圧巻なのですが、朝焼けや夕映えにきらめく棚田は、光の当たり具合によって、様々な色に輝きます。また一番美しかったのは、時間によって動きながら変化をしていく朝もやが棚田上に浮かぶ光景。緩やかな曲線を描きながら幾重にも重なる棚田に心奪われながら過ごしたひと時でした。

ちなみに、この元陽の「ハニ棚田」は、中国で45番目に世界遺産に登録され、中国で初めて民族名で名付けられました。山岳地で細々ながらも伝統を立派に継承し守り抜いてきた民族の功績が、いま世界のカメラマンたちを虜にしているのです。(飯野)

中国ツアーの一覧はこちら

氷河崩落に大興奮!(パタゴニア)

2015年3月27日 カテゴリ: 中南米情報

Photo 
 先日、ユーラシア旅行社の「パイネも訪れる!パタゴニア大自然紀行 13日間」の添乗より帰国致しました。
パタゴニアは“一日のうちに四季が訪れる”と言われるくらい、お天気が変わりやすく、予測しにくい地域。しかし毎日の願いが通じたのか今回はお天気にも恵まれ、絶景を堪能することができました。パタゴニアと聞いてどんなイメージがありますでしょうか?風が吹き荒れる広大な土地、パイネの雄大な山々、最果ての地ウシュアイア、そして青い氷河…。今回の旅で目にしたものすべてが素晴らしかったですが、中でも印象に残ったのはやはり氷河です。
 氷河を見るなら、ロス・グラシアレス国立公園。日本語にするとそのまま「氷河国立公園」と名付けられたこの国立公園は、南極、グリーンランドに次ぐ世界第3位の大きさを誇る氷河地帯です。ここで一番有名なのはペリト・モレノ氷河。後退が進む氷河が多い中、この氷河は今もなお成長を続ける生きた氷河として知られています。
 展望台からは様々な角度からペリト・モレノ氷河を見ることができます。崩落を見るのに必要なのは、何よりも忍耐力です。耳を澄ませて、いつ崩れるかわからない氷河を何十分間も眺め続けます。崩落の瞬間を見るというのはなかなか難しく、ドドーンと氷が落ちた音を聞いてその方向を見るのでは時すでに遅し…といった状態で、ある程度この辺りが崩れそうだぞと検討をつける必要があります。個人的な感覚ですが、小さな崩落であっても、一度崩れたところのあたりから崩落を見られることが多いような気がします。今回も自分の直感を信じ、小さな崩落があったところを見続けていました。午後の日も差してきて崩落を見るチャンスがぐっと上がった時間帯、我慢強く待ち続けました。かすかに氷が割れるような音がしたかと思った瞬間、目の前の氷壁が崩れ落ちました。今までとは比べ物にならないほど大きな音を立てた崩落に思わず「落ちたー!」とご一緒したお客様と一緒に飛び跳ねてしまいました。氷河が落ちている瞬間はまるでスローモーションのように感じましたが、実際にはあまりにも一瞬のこと。写真に収めることはできませんでしたが、今でもあの大迫力の崩落の瞬間が目に焼き付いています。(市川)

仮面の騎士が星を一突き!一年の吉兆を占う素朴なお祭り、サルティリア祭(イタリア・サルディーニャ島)

2015年3月26日 カテゴリ: 世界のお祭り情報

Blog

先日、ユーラシア旅行社の「サルディーニャ・サルティリア祭と美の島コルシカ周遊 10日間」のツアーから帰国いたしました。イタリア統一の英雄ガリバルディが愛したサルディニア島と、言わずと知れたフランス皇帝ナポレオンが生まれたコルシカ島。まだまだ訪れる日本人の少ない地中海に浮かぶ小さな2島ですが、実は欧米やアラブ圏の富裕層にとっては休暇中の旅先として高い人気を持つリゾート地です。コスタ・ズメルダと呼ばれる海岸沿いのドライブやボニファシオ沿岸のミニクルーズでは、陽の光を浴びて刻々と色を変える宝石のような、青い海を楽しむことができました。

さて、今回のツアーの目玉はサルディーニャ島オリスターノで行われるサルティリア祭!この時期ヨーロッパ各地で催されるカーニバルの中でも、このサルディーニャのサルティリア祭は一風変わっています。主役は100人を超す仮面の騎士達、ルールは彼らが順番に馬を走らせ、道の途中に吊るされた星形のオーナメントを剣で突き刺すという単純明快なもので、チャンスは一度きり。全騎士のうち何人が星を取れたかによって一年の幸運が決まるため、騎士も観客も真剣そのものです。星が取れないことは恥、かといってわざとゆっくり馬を走らせるなどもっての外。シンプルだからこそ、イタリア語などわからなくとも人々の熱気をダイレクトに感じることができました。

また、騎士達の華やかな衣装も見所のひとつ。白い仮面をつけるのは、騎士達が人間ではなく地上に降り立った半神であることを表しているそうです。数百年の間、騎士としてこの祭に参加できるのは男性に限られていましたが、5年ほど前から女性騎士の参加が認められ、今年も2名の女性が騎士役を務めていました。うち1人は見事な剣使いで星を獲得!見物客の歓声が一際大きかったのは言うまでもありません。(三輪)

ユーラシア旅行社で行くサルディーニャ島ツアーはこちら

ボリビアの隠れたチョコレート名店

2015年3月25日 カテゴリ: 中南米情報

Photo_3

先日、ユーラシア旅行社添乗員同行ツアー「雨季のウユニ塩湖とパタゴニア、イグアスの滝大周遊 15日間」より帰国しました。せっかく地球の裏側南米まで行くのなら、見所を一気に回りたい!そんな方に是非お勧めしたい、人気ツアーです。

今回取り上げたいのは今話題のウユニ塩湖!ではなく、ウユニ塩湖のあるボリビアの知られざる世界遺産の町スクレです。そして、声を大にして言いたいのは、「ボリビアの魅力は、ウユニだけじゃない!」ということです。Photo_4

ボリビアは、非常に多様性のある国で魅力ある町がたくさんあります。首都ラパスは鉢状になっている町で、世界で最も高い所に位置する国際線の離発着する空港があります。標高約6000mのイリマニ山等、いくつもの高い山が見え、ここがアンデス地方であることを実感させてくれる都市です。第二の都市サンタクルスは、標高が約400mで年間を通して常夏の気温。近くに大きな川が流れているので湿気も多く、まるでアマゾンにいるかのような緑が豊かな町です。ボリビア国内でこれだけの標高差があり、動物や、植物など多種多様なものが生息しています。

そんな中で、今回は、私が個人的にも好きな町スクレに訪れました。スクレは、ボリビアの憲法上の首都であり、世界文化遺産に登録されている小さな町です。かつて、銀の生産で巨大な都市となったポトシから南に約160キロ離れた町で、銀の集積地として栄えました。スペインから独立する際にここで独立の調印式が行われ、また南米初の大学もここで出来た非常に歴史のある町なのです。町全体の建物は、白い壁でできており、まるで南ヨーロッパの美しい町に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。それもそのはず、スペイン人が入植して創り上げた街で、今でもその古い街並みを守る為、歴史地区の建物は、白く塗ることが義務付けられているのです。Photo_5

ツアーでは、通常パラドールサンタマリアというホテルに滞在します。このホテルは18世紀の貴族の館を改装したホテルで、客室はいずれも細部に凝った調度品や家具が置かれ、エレガントなインテリアで飾られた、趣深い建物です。町の中心の広場からも歩いて5分ほどの位置にある為、町歩きするにも便利なホテルでお客様にもとても喜ばれました。

スクレで、是非、訪れて頂きたいのが、「PARA TI」という有名なチョコレートのお店です。ボリビアでは少し高級なチョコレート屋さんなのですが、健康食として日本でも有名になっている食材キヌア入りのチョコレートや、かわいらしい形の果物入りのチョコレートまで様々なものが売られています。

スクレの町では、ゆっくりと滞在する時間があったので、皆様このお店に足を運ばれ、お土産を買ったり、特製のチョコレートドリンクを飲んだり、歴史ある教会を眺めたり、思い思いに散策されていました。

 

ウユニ塩湖で今とても人気の観光地ボリビア。是非、ウユニ塩湖から少し足を延ばして、スクレの町や他のボリビアの都市にも訪れてみてはいかがですか?(霍間)

ユーラシア旅行社で行くボリビア、ウユニ塩湖ツアーの魅力

ネパールで発見!シロサイの親子(ユーラシア旅行社で行くネパールツアー)

2015年3月24日 カテゴリ: アジア情報

16

 先日、ユーラシア旅行社の「ネパール物語 15日間」の添乗より帰国致しました。首都のカトマンズからポカラ、そして8000m級の山々に囲まれた風の谷ジョムソンは勿論のこと、世界遺産のチトワン国立公園や釈迦生誕の地・ルンビニにまで足を延ばし、ネパールを大満喫して参りました。ツアー中は天候にも恵まれ、遊覧飛行では澄み切った空の下で世界の屋根・エベレストも観ることが出来ました。
 ネパールって山だけじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実は北海道の1.8倍程の国土の中に7つもの国立公園が存在します。今回訪問したチトワン国立公園は、元々はネパール王家の狩猟地として知られていましたが、1961年にインドサイ(シロサイ)の保護区として登録されました。その後、1973年に国内初の国立公園に指定され、1984年にはユネスコの世界遺産に登録されました。国立公園内の70%は沙羅双樹の木々で覆われ、その中をナラヤニ川が流れています。その為、森の中では猿やシカ、運が良ければトラも見られ、水辺ではカワセミやサギをはじめとする約450種の野鳥とワニなどが観察出来るそうです。

7

 雨上がりの朝にロッジを出発し、ゾウに乗ってサファリをしました。森の中をゾウがぐんぐんと進みますが、突然立ち止まりました。ゾウ乗りが指差す先を見やると・・・サイが2頭休んでいるところでした。サイが目を覚まし歩き始めたら我々も静かに、ゆっくりとその後を追います。緑の葉を食べ終わったサイは森の深くへと去って行きました。午後、エレファント・ブリーフィング・センターへ行くジャングルウォーキングの途中、再びサイに遭遇しました。
1
アフリカでも中々見ることが難しいサイに出会えて、ネパールの自然を体感出来ました。ネパールでも頭数は少ないそうですが、チトワン国立公園がサイにとって良い環境であり続けることを祈るばかりです。(竹本)


ユーラシア旅行社で行くネパールツアーの魅力はこちら

マヤと共に生きるセイバの木(メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス・ベリーズ)

2015年3月20日 カテゴリ: 中南米情報

この度、ユーラシア旅行社の「マヤ文明を徹底的に極める旅」より帰国しました。
このツアーでは、メキシコ南部・タバスコ州の州都ビジャエルモッサより入り、メキシコのユカタン半島や、ベリーズ、グアテマラ、ホンジュラスに点在するマヤ遺跡を見てまわります。
遺跡ファンはもちろんの事、自然や文化、人々の暮らしや食事など、様々な角度からメキシコと中米の国々を楽しめます。

ティカル

2月、寒い日本を飛び出して向かったメキシコと中米の国々は日本の初夏のような気候。ちょうど乾期なので雨の心配も少なく、日中は日陰を探しながらの遺跡巡りとなりました。
常春の国と言われるグアテマラのアテンティグアではちょうど、ジャカランダが見ごろを迎えていました。
日本の藤のような薄い紫色が美しく、カラフルに色付けされた街並みととてもよく合っていました。

ジャカランダ

ノウゼンカズラ科のジャカランダは鳳凰木、火焔木と並ぶ、世界三大花木の一つです。
観光地、ホテルの庭や車窓などから、ツアー中、様々な場所でその土地ならではの植物を目にすることが出来ました。
特に印象的だったのはマヤ遺跡の広場で度々見かけた「セイバの木」です。
50m位まで大きくなるセイバの木は、まだ若い木の時は緑色で幹に沢山のとげがあります。成長すると白っぽいグレーのような色に変わり、とげは枝となり、四方八方に伸びてゆくのです。

セイバ

不思議な事に、その花が沢山咲いた年は雨が多く降り、花が少ない年は雨も少ないそうです。その年が豊作になるか不作になるか占う事もできるわけです。
マヤの世界では「聖なる木」と信じられ、大切にされていました。古代マヤの人々はこの木の下で結婚式を挙げたり、何か大切な事を決める時などはこの木の下で契約を結んだそうです。
ジャングルを抜けて、広々とした遺跡の広場に出ると、すぐにその存在感ある姿に目がいきます。
青空に浮かんだ雲に突き刺さりそうなほどにまっすぐ伸びた木を見ていると、古代マヤの人々が「天界に続いている」と言ったのもわかる気がします。

セイバ

ちょうど、物売りの子供たちが木陰で一休みしていました。額に汗して観光していた私達も、すぐさまその涼しい木陰を求めてセイバの木の下に入りました。
涼しい風が吹くと、さっきまで暑くてバテそうになっていた事などは忘れてしまいました。
今も昔もセイバの木は人々に憩いの場を提供してくれてます。(関根)

昼も夜も見どころたくさん!冬のアイスランド

2015年3月19日 カテゴリ: 世界の自然情報

16
先日ユーラシア旅行社の「冬のアイスランド、ぶうぶう山氷河とオーロラ物語 8日間」のツアーより帰国致しました。
今回のツアーでは2回オーロラを見ることができました。1回目はキルキュバイヤルクロイストゥルで、2回目はレイキャビクで参加したオーロラクルーズで見ることができました。アイスランドの天気はコロコロ変わるので、全く読めません。オーロラクルーズの日も直前まで曇っており半ば諦めていましたが、船が出港したとたん夜空いっぱいに星が瞬き始め、まもなく緑色のオーロラが出現。次々と姿を変えていくオーロラはまるで生き物のようでした。
ところで、冬のアイスランドの魅力はオーロラだけではありません。アイスランドは海底火山の頂上がたまたま海上に顔を出して島になった国。大地の割れ目や溶岩大地など、火山の国ならではの景観美に溢れています。またアイスランドという国名だけあって、氷河も見どころの一つです。今回はヴァトナヨークトルという、ヨーロッパ最大の氷河を見に行きました。氷舌と呼ばれる、氷河の周辺部から舌を突き出したように伸びている部分に近寄り、氷河を間近に見ることができました。氷はクリスタルのような透き通る水色でとても美しく、寒さを忘れて見惚れてしまいました。氷河の一部分であるヨークルサゥルロゥン湖も見に行きました。氷河が解けたことにより、1960年にできた湖です。湖には氷山が所狭しと浮かんでいました。この湖は大西洋に繋がっており、湖の反対側は浜辺になっています。湖から海に流された氷山がいくつも浜辺に打ち上げられており、自分の体の何倍もある大きな氷に、実際に触れることができました。

しかしながら、この美しい湖は地球温暖化の影響によりできたもの。残念ながら、アイスランドの氷河も年々小さくなってしまっているそうです。少しでも長くこの美しい景色を見られるように、環境保護を心がけようと、改めて思わせてくれた旅にもなりました。 (佐藤)

>>>ユーラシア旅行社で行くアイスランドツアーの魅力

2000年もの時をかけて造られ、守られているフィリピン、ルソン島北部の棚田

2015年3月18日 カテゴリ: アジア情報世界の文化情報世界の民族情報

20150213ap10_34
先日、ユーラシア旅行社の「麗しのフィリピン大周遊 10日間」の添乗より帰国致しました。フィリピンは大小7000以上もの島々から成る国です。訪れる島によって、その個性や目的も変わってきます。今回は首都マニラがあるルソン島、ボホール島、セブ島を訪れ、それぞれの魅力を体感しました。

フィリピンというと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。透明な海が印象的なリゾート、珍しい動物や自然のある島、山岳地帯の棚田、スペイン時代の街並み、太平洋戦争の傷跡。今年は戦後70年。最近、フィリピンのレイテ島沖の海底から、戦艦武蔵とみられる船体が発見されたというニュースもありましたね。少し想像しただけでも、実に様々な面が浮かんできます。書ききれない程の中で、今回は世界遺産にも登録されているバナウェの棚田をご紹介したいと思います。

20150213ap10_315

ルソン島北部に連なるコルディレラ山脈。あぜ道の総延長は地球の半周にも相当する距離といわれる棚田群は1000m以上もの山々の急な斜面を利用し、山岳民族イフガオ族により2000年もの歳月をかけて築き上げられたといいます。山脈のほぼ中央に位置するのが今回2連泊をしたバナウェです。ルソン島の山岳民族イゴロット族(ハンギングコフィンという独特の埋葬習慣などの伝統文化を残す)の村サガダやボントック訪問後、向かったバナウェ。だんだんと雲が増えてきたかと思うと途中の峠では霧に包まれて真っ白!心配しながらバスを走らせバナウェを見下ろすビューポイントに到着。先ほどまでの霧もなく、眼下に広がる棚田を見渡すことができました。山に囲まれている為、天気が変わり易い地域。なかなかラッキーでした。

翌日は、朝方は雨でしたが、徐々に回復。ジープニー2台に分乗して出発!ジープニーとはフィリピンでは一般的な交通手段である乗り合いバスのこと。第二次大戦後、米軍が置いて行ったジープを改造したのが始まりとか。現在は、日本車のエンジンを利用し車体を改造したこの乗り合いバスが至る所で走っています。狭い山道もガンガン進んでいきます。目的地のバンガアン村に到着。100人程が暮らしている集落に向って棚田のあぜ道を下って行きます。細いあぜ道はコンクリートで舗装されているので歩き易いのですが、景色に見とれて写真を撮っていると田んぼに落っこちそうになるので注意が必要です!田んぼの水に空と雲が映り、雲が動くたび、日が差し込んで、田んぼはまるで、キャンバス。刻々と移り変わる色は自然が創り出す絵画のような美しさでした。涼しかった朝に比べ、村に着く頃にはすっかり暑くなり、往復でよい運動になりました。

20150213ap10_219_2

昼食後、午後は再びジープニーで山越え、谷越え棚田を求めて走ります。天気も良くなってきた為、バナウェから約1時間程移動しハパオ村へ行ってみました。ハパオ村の棚田も世界遺産に登録されているコルディレラ棚田群の一つです。バナウェやバンガアンに比べると高低差というよりは、横に広がりがあります。棚田の途中に集落があり、赤い服を来たとても高齢と思われる女性が腰を曲げて下から上がって来るのが見えました。見入ってしまう程、その足取りが力強かったのが印象的です。

20150213ap10_188

短い滞在ではありましたが、いくつかの村を訪ねることができ、村や棚田の風景を満喫しました。棚田は世界危機遺産にも登録されています。これ程の規模で各地に広がる棚田を維持していくのは本当に大変な仕事です。イフガオの人々の功労を称え、この美しい棚田の景観が守られることと、共に彼らの生活もより良くなることを願いこの地を後にしました。

ユーラシア旅行社で行くフィリピンツアーはこちら

ヘミングウェイの愛した国、キューバを訪れて。

2015年3月17日 カテゴリ: 中南米情報

コヒマル要塞
先日、ユーラシア旅行社の「メキシコ・キューバ世界遺産とカリブの休日11日間」より帰国しました。メキシコとキューバの見どころが満載このツアー。今回は、20世紀に活躍した知る人ぞ知るアメリカ人作家、ヘミングウェイが愛したキューバに焦点を絞ってご紹介します。
キューバの玄関口、ホセ・マルティ国際空港到着後、向かったのは首都ハバナから東に7キロの所にある、人口2万人程の小さな漁村のコヒマルです。バスに揺られて40分、到着したのは午後4時過ぎでした。太陽も傾き始め、西日が鮮やかなオレンジ色に変わろうとしている時刻です。道路の脇にバスを止め、海岸へ歩いて向かうと、優しい潮風に包みこまれます。この町のシンボルであるコヒマル要塞は、南国らしいヤシの木に寄り添われて、堂々とそびえ立ちます。要塞の脇には、可愛らしいアメ車が止まっており、その近くに若いカップルが肩を寄せてどこまでも続く海を眺めていました。その平和でどこか懐かしい雰囲気が漂うコヒマルの海岸は、どこへカメラを向けても絵になるほど美しかったです。
ヘミングウェイの胸像
実はこの村、ヘミングウェイの代表作、「海と老人」の舞台となった場所なのです。当時ヘミングウェイは、この村で愛艇ピエール号に乗り、趣味だった釣りを楽しみながら暮らしました。そして、ノーベル賞をも受賞した「海と老人」の構想を得たのです。コヒマル要塞の斜め向かいには、地元の人が、ボートのスクリューなど材料を出し合って彫刻家に作成を依頼したという、ヘミングウェイの胸像があります。その胸像を見て、いかにヘミングウェイが人々から親しまれ愛されてきたのかがひしひしと伝わってきました。ヘミングウェイの愛称は「パパ・ヘミングウェイ」。趣味は釣りの他に闘牛やボクシングという、ワイルドなライフスタイルを送り、明るく人懐こいマッチョなアメリカン・ヒーローは、現在も人々の憧れの的です。
しかしながら、驚く事にヘミングウェイは、その生涯を自殺で閉じています。うつ病が原因だったと言われています。彼は、多くの民衆に愛され親しまれていた一方、この美しく小さな村で、静かで孤独な時間を過ごしていたかもしれないと、遠い日のヘミングウェイに思いを馳せながら、コヒマル村を後にしました。(堤)

ミャンマー唯一の世界遺産ピュー古代都市群を訪ねて

2015年3月13日 カテゴリ: アジア情報

ミャンマーツアー、ミャンマー旅行

ミャンマーツアー、ミャンマー旅行

先日「ミャンマーの古都と世界遺産ピイを訪ねて15日間」より帰国しました。寒い日本を飛び出してベストシーズンのミャンマーへと降り立ちました。今回の旅はバガン遺跡やインレー湖クルーズ、シュエダゴォンパゴダなど見どころ満載なのはもちろんですが、中でもハイライトはミャンマー唯一の世界遺産ピュー古代都市群です。ピュー古代都市群は2014年に登録されたばかりの新しい世界遺産です。世界遺産に登録され、さぞかし観光客でごった返しているのかと思いきや、観光客はまばらでほぼ貸切状態。じっくり、しっかりと悠久の歴史を味わうことが出来ました。ピュー王朝は、紀元前200年から西暦900年まで、1000年以上に亘って栄えたといわれています。ピュー王朝の古代都市群は、レンガの城壁と堀で囲まれた3つの都市で構成され、イラワジ川流域の乾燥地帯の中に位置しています。これらの都市には、未だピュー王国の人々がつくったレンガ造りの仏塔や城壁・宮殿の要塞・埋葬地帯・初期の工業拠点など、当時の面影が色濃く残っています。まだまだ発掘作業は始まったばかり。また距離の離れた3か所(タイエーキッタヤー・ベイタノー・ハリン)に遺跡が点在しており、どこかを集中的に調査をすることは誤った時代見解につながるとしてバランスよく発掘作業を進めているのでなかなか作業は進まないとのこと。ベイタノーやさらに古い時代に栄えたとされるタイエーキッタヤーには迫ってくるような迫力ある遺跡や黄金に輝くパゴダがあるわけではありませんが、私たちの歩いている土の下には、きっと発掘されるのを今か今かと待っている遺跡が数多く眠っているに違いないと思いを馳せながら観光するのも粋なもの。

今回のご参加者には10年前、20年前にミャンマーをすでに訪れたことのある方もいらっしゃいました。素朴な笑顔やのんびりとした昔と変わらないミャンマーを味わった一方で、車の通行量やファッションなど、目覚ましい成長を実感したと口々に仰っていました。それも成長著しいミャンマーだからこその感想だと感じました。
ミャンマーは軍事政権から民主化に移行し、世界中の注目を集めています。物価や人件費が他の東南アジアに比べ格段に安く、また、世界一敬虔な仏教徒と言われるミャンマー人の正直で親切な国民性は多くの企業を惹きつけます。また、外国企業の誘致だけでなく観光にも力を入れ始めました。現地ではホテルなども新しく建設がはじまったりと観光客の受け入れ態勢を整え始めたミャンマー。そして、ピュー古代都市群に次ぐ世界遺産に登録される可能性を秘めた遺跡が多数点在するミャンマー。新しさと古さが入り混じった独特の雰囲気を味わった旅となりました。(岡山)

17件中:1~10件目まで表示中

2015年3月
« 2月   4月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

人気の記事ランキング

  • 1

    神秘のオーロラを求めて(カナダ・イエローナイフ)

    神秘のオーロラを求めて(カナダ・イエローナイフ)

  • 2

    五島列島を食べ尽くす!

    五島列島を食べ尽くす!

  • 3

    サハラ砂漠、朝日が身に沁み入る一日の始まり(モロッコ)

    サハラ砂漠、朝日が身に沁み入る一日の始まり(モロッコ)

  • 4

    タスマニアで出会う!かわいい動物たち(オーストラリア)

    タスマニアで出会う!かわいい動物たち(オーストラリア)

  • 5

    トルコの今

    トルコの今

  • 6

    世界で最も美しい鳥ケツァルに出会えました!(コスタリカ)

    世界で最も美しい鳥ケツァルに出会えました!(コスタリカ)

  • 7

    エンジェルフォールの麓で夢の中へ!(ギアナ高地)

    エンジェルフォールの麓で夢の中へ!(ギアナ高地)

  • 8

    感動のエベレスト再会!そしてネパールへの国境越えも再開!(チベット)

    感動のエベレスト再会!そしてネパールへの国境越えも再開!(チベット)

  • 9

    3年ぶりに再開のチュニジアの古代遺跡はやっぱり素晴らしい!!

    3年ぶりに再開のチュニジアの古代遺跡はやっぱり素晴らしい!!

  • 10

    船内探検にご案内! ~ノルウェー沿岸急行船フッティルーテン!ちょっと気になるそこのところ~

    船内探検にご案内! ~ノルウェー沿岸急行船フッティルーテン!ちょっと気になるそこのところ~

ユーラシア旅行社の社員ブログ