日付:2015年4月の検索結果

奇跡のマント?メキシコ、グアダルーペ寺院

2015年4月24日 カテゴリ: 中南米情報

グアダルーペ寺院

先日、ユーラシア旅行社でいく、「メキシコ・キューバ世界遺産とカリブの休日 11日間」から帰国しました。
メキシコと聞いて、真っ先に思い浮かぶのはどのようなイメージでしょうか。
やはり巨大なピラミッドがそびえ立つ、メソアメリカ文明を代表するテオティワカンや、つばの広いソンブレロという帽子をかぶった陽気な人々等を思い浮かべる方が多いかと思います。
しかし、キリスト教においても重要な場所があることを忘れてはいけません。バチカンが認定した三大遺跡、フランスのルルド、ポルトガルのファーティマ、そして最後の一つがここメキシコのグアダルーペ寺院。今回訪れた寺院では奇跡のマントに包まれた、聖母の実物を間近見る事が出来ました。その奇跡のマントにはあるエピソードがあるのです。
1531年、メキシコシティ北部で先住民フアン・ディエゴの前に聖母が現れ、礼拝堂を立てるようお願いをしました。ディエゴは司祭にその出来事について一生懸命説明するが、一向に司祭は信じようとしません。そして再び聖母は彼の前に現れ、バラをマントで包み、司祭に見せるようにと言いつけます。ディエゴが司祭の前でマントを開くと、その中に聖母子像が現れました…。このグアダルーペの奇跡は後に言い伝えられることになり、奇跡の場所として、寺院が建てられることになりました。
地盤沈下により少し傾いている聖堂に目を奪われていると、私たちのすぐそばに跪く人が。膝行参拝というこの方法は自らの敬虔さ、願いの強さを示し、膝の痛みに耐えながら、堂内の祭壇まで、膝行するのです。中にはメキシコシティから、この旧聖堂を目指して、膝行参拝をした方もいたそうです。
隣の新聖堂内ではミサが行われており、非常に厳粛な雰囲気。主祭壇へ向かい、見上げるように聖母マリアを目の当たりに。ただただ見つめている方、美しく写真におさめようと試行錯誤されている方、お祈りをされている方、皆様それぞれ何か感じるものがあったのではないでしょうか。(荒川)

ユーラシア旅行社で行く、メキシコツアーの魅力

1年で最も熱気に包まれるパロツェチュ祭開催!!(ブータン)

2015年4月23日 カテゴリ: アジア情報

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先日、ユーラシア旅行社のブータンの添乗より帰国しました。今回のツアーはブータンの中でも発展し、観光地化されている西部に比べ、まだまだ伝統的な生活様式が残るブムタン地方まで足を伸ばしました。
国土の72%が森林で囲まれ、豊かな自然が残るブータンの中でもこのブムタン地方は特に多くの自然に溢れており、人々の生活も素朴でブータンの真髄と呼ばれる所以を実感できました。
ゆったりと時間が過ぎるブムタン地方とは対照的にブータンの玄関口であるパロでは一年で最も盛り上がるパロツェチュ祭が開催されました。
「ツェチュ」とはチベット仏教の教祖グル・リンポチェの誕生日である月の10日を意味し、この日に法要を行うと人々の元に再びグル・リンポチェが降臨すると信じられています。
ツェチュ祭は毎月各地で行われていますが、中でもパロツェチュ祭はブータン最大級!
ブータン全土からパロのツェチュ祭を見るために多くの人々が駆けつけ、その中には2日間もかけて遠方から足を運ぶ人もいるそう。

会場に着くとブータンの民族衣装のゴやキラを身に纏った人々が大勢います。
若者にとってこのツェチュ祭は出会いの場にもなるため、自分のお気に入りで色とりどりの民族衣装を着た人々が広場を埋め尽くす様は圧巻!普段はシャイなブータン人もこの日ばかりは気さくに写真撮影にも応じてくれました。

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パロツェチュ祭は5日間通して行われ、祭りの期間中はチベット仏教の儀式や法要に基づいた舞が披露されます。中でも一番の盛り上がりを見せるのは「閻魔大王の裁き」です。
赤いお面を被った道化師のアツァラが会場を盛り上げ、太鼓や人々の歓声がこだまする中いよいよ閻魔大王が登場。死者の生前の行いを天秤に架けた後、地獄行きか極楽行きかに分別される様子を描かれます。この裁きを見ることで、今までの悪行もなかったことになるため、人々は大王を見て祈りを捧げていました。
そして、最終日の早朝には「トンドル」と呼ばれる大きな「タンカ」のご開帳があります。トンドルの保存の為、まだ真っ暗なうちにタンカを開き、太陽が昇るまでの僅かな開帳の時間に、是非トンドルに触ってご利益を得ようという信仰深い人々が大勢集まってきます。
幸福の国ブータンで行われる年に一度のお祭り、ブータンの人々の信仰の篤さと熱気を感じたひと時でした。(吉村)

>>>ユーラシア旅行社で行くブータンツアーはこちら

(さらに…)

黄金のコーヒー産出国!ジャマイカ

2015年4月22日 カテゴリ: 中南米情報

先日、ユーラシア旅行社の「カリブ6ケ国、夢の楽園紀行 15日間」より帰国致しましました。音楽や食、自然等様々な文化が育まれてきた美しい島々が浮かぶカリブ海。どこまでも続く白い砂浜に太陽光を浴びたコバルトブルーの海。キラキラと輝き、眩しく世界で最も美しいと言われるカリブ海を存分に堪能して参りました。
ツアーでは、カリブ海では最大であり、今、まさに変換期を迎えようとしているキューバを皮切りに、右回りに、ドミニカ共和国、プエルトリコ、アンティグア&バーブーダ、バルバドス、そして、最後にジャマイカを訪れて来ました。

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今回は、レゲエの故郷と言われるジャマイカにスポットを当ててご案内したいと思います。
ジャマイカと言うと、皆様ぱっと思い付くのは、ボブ・マリーを生んだレゲエの国、近年では世界最速の男ウサイン・ボルトを生んだ国等でしょうか?勿論これ以外にも、ジャマイカは沢山の魅力で溢れています。
緑豊かなジャマイカでは様々なフルーツや植物が生息しており、ツアーでも訪れる「サ
ンバリー・プランテーション」では、ジャマイカに生息する多種多様な植物やフルーツ
をガイドさんの案内の元、農園内を見て回ります。実際にジャマイカのフルーツを手に取ったり、スパイスを嗅いでみたり、フルーツの試飲や試食をしてみたりと、日本にはあまり馴染みの少ない南国フルーツに直に触れることが出来る貴重な体験が出来、楽しんで頂けるでしょう。
そして、忘れてはならないのがコーヒーの王様とも言える「ブルーマウンテン」。ブルーマウンテンコーヒーは、ここジャマイカのキングストンの北東に位置する山中で作られます。名前から山が青いのかとも思われがちですが、実際に山が青いのではなく、標高が2000M級の山脈は常に霧に包まれていて青く見える為、「ブルーマウンテン」と呼ばれています。その標高800M~1200Mの山中のコーヒー農園で採れた豆のみを「ブルーマウンテン」と呼ぶことが出来るのです。ツアーでは「UCCコーヒー農園」を訪れます。ここは、17世紀の英国人によって建設された邸宅をUCCが買い取りコーヒー農園にしました。まずは、邸宅の裏のコーヒー農園の見学です。現在約100ヘクタール、13万本ものコーヒーの木がある中を歩いて行きますが、途中コーヒーの木に成っている赤い実も見ることが出来ました。実は全て手作業で収穫され、厳しい検査を受けた良質の豆だけが選ばれます。よってUCCのコーヒーは、ブルーマウンテンコーヒーの中でも選りすぐりの豆で1等級のコーヒーです.。

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農園を歩いた後には、淹れたての「ブルーマウンテンコーヒー」が迎えてくれます。深い味わいながら、まろやかでいて、コクもありつつ、すっきりしているのです!酸味・甘味・苦み・香りの全ての調和がとれた世界最高品質です。ブルーマウンテンの爽やかな風にあたりながら飲む、挽きたてのコーヒーは格別です!余談ですが、日本人には考えられないでしょうが、現地の人々はコーヒーにコンデスミルクを入れるのが大好きなのだそうです。皆様も、世界最高峰のコーヒーを試しにジャマイカ、ブルーマウンテンへ訪れてみてはどうですか?(井手)

ユーラシア旅行社で行くカリブ海ツアーはこちら

ウズベキスタン「ナウルズ」で感じる春の訪れ

2015年4月21日 カテゴリ: 世界のお祭り情報中近東・北アフリカ情報

ウズベキスタンツアー

 先日、ユーラシア旅行社企画「ナウルズの季節に行く!ウズベキスタン世界遺産周9日間」より帰国致しました。今回のツアーの特徴は、春を迎えるお祭り「ナウルズ」の時期にウズベキスタンを訪れるということです。このお祭りは拝火教という名前でも知られるゾロアスター教に起源があるとされ、現在では中央アジアや中東の一部にしか残っていない、独特のお祭りです。3月21日の「ナウルズ」は新年の始まりとされ、この日を境に春が訪れると言われています。その春の始まりを祝おうと、3月21日を含めた前後の期間は街中がお祭り騒ぎ。今回も、街の広場では民族衣装を着た女性や子供たちが歌ったり踊ったりし、また大通りでは、お祭りの飾りを展示するためのブースが大学や村単位で出されたり、音楽ショーが催されたりと、とても賑わっていました。
 「ナウルズ」特有の行事として、例えばウズベキスタンではその年の豊作を願って麦の新芽が育てられます。その発芽させた麦をフレーク状にして水を加え、大きな鍋でことことと20時間以上火にかけることでできる、この時期だけの食べ物「スマラク」は、まるで麦こがしのよう。今回はブハラの広場にて無料で振る舞われていた物を試食させて頂くことができました。私たちが食べ終わる頃には、大きな鍋にいっぱい入っていたはずのスマラクが空っぽに。ほんのりと甘みがあって、子供から大人まで大人気の、春の風物詩です。
 また、農作業が休閑期にあたる冬の間のスポーツ「ブズカシ」は、頭を切り落としたヤギをボールに見立て、それを馬に乗ってゴールへと運ぶ、馬上ラグビー。春の訪れを示す「ナウルズ」を境に行われなくなるため、逆に言えばこの頃が「ブズカシ」が見られる最後の時期とも言えます。30~40kgもあるヤギを馬上から身を乗り出して持ち上げてゴールまで運ぶ選手の勇ましい姿は、この地がかつて遊牧民の土地であったことを強く感じさせてくれます。
 そして、「ナウルズ」の頃に咲き始めるのが杏の花。桜のような薄桃色の杏の花が咲き誇り、春はそこまで来ているというメッセージを送っているかのようでした。
 3月21日といえば日本では春分。昼と夜の時間が同じになるということでこの日を境に冬から春になると考えられてきましたが、実は日本から遠く離れたウズベキスタンでも同様に考えられていることには、何らかの繋がりがあるように感じてなりません。
 なお、「ナウルズ」は2009年にユネスコの世界無形文化遺産に登録され、さらに2010年には国連総会で国際デーとして可決されました。国際的にも認められた春のお祭り「ナウルズ」。今年一年、世界中のたくさんに人に幸せが訪れることを祈っています。(越野)

ダウ船に思いを馳せて(モザンビーク)

2015年4月17日 カテゴリ: アフリカ情報

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先日、「知られざる南部アフリカ5ヵ国周遊 14日間」より帰国しました。南部アフリカの国々、と言うと南アフリカや世界三大瀑布のひとつ、ビクトリアの滝、もしくはナミブ砂漠のあるナミビアなどが真っ先に思い浮かぶであろうことはだいたい予想がつきますが、今回はそんな王道の南部アフリカではなく裏南部!?まだまだ日本では馴染のない知られざる南部アフリカの国々を周遊してきました。国土の約4分の1をマラウィ湖が占めるマラウィは他のアフリカ諸国と比べ天然資源などがなかった事もあり外から侵略されることもありませんでした。その為か最貧国の一つと言われながらもアフリカ1治安の良い国、マラウィ。アパルトヘイト時代、厳しい規制が押しつけられていた隣国南アフリカの人々が息抜き出来る保養地であり、異人種恋愛の逃避場所であったスワジランド。山に囲まれ国土全域が標高1400mを超える天空の国レソト。初めて聞いた国名もあるかもしれませんが、普段耳にしない小さな国々でも歩んできた歴史が異なればそれぞれ特徴もありその中身も魅力いっぱいなのです。その中でも印象深かったのがモザンビーク島でした。
 
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 1991年に世界遺産にも登録されたモザンビーク島は本土から約3.5キロ沖合いに浮かぶ島。ヴァスコ・ダ・ガマが来る前、つまりヨーロッパ人が来るよりももっと昔からインド洋に半年ごとに吹く季節風を利用しダウ船という木造帆船は大海原を自在に往来。アラビア、ペルシャ、インドと東アフリカ海岸の交易が行われていました。その後、ポルトガルの支配下に置かれた島には重要な交易拠点を守る為に造られた堅固な要塞や立派な聖堂などの建物が次々と建てられ、奴隷貿易やオランダの侵略、衰退、独立。長い歴史の紆余曲折を経て今に至ります。インド洋交易により繁栄を極めた時代を物語る建物は漆喰も剥がれ落ち、廃墟となってしまっているものもありますが、アフリカ的、アラブ的、インド的要素が混ざり合わさった独特の雰囲気、これがモザンビーク島一番の魅力ではないでしょうか。

 風に身を任せるようにゆっくり進むダウ船をぼーっと眺めているとふと、象牙などを積んで風を待つ人達、また香辛料や綿布を持って風に乗ってやってくる人達。賑やかな港の情景が目に浮かんでくるようでした。(岩間)

慶良間ブルーとホエールウォッチング

2015年4月16日 カテゴリ: 世界の自然情報日本情報

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先月、ユーラシア旅行社で行く「慶良間諸島 渡嘉敷島と座間味島5島めぐり 4日間」へ行ってまいりました。
最近、「慶良間ブルー」といわれ、絶景スポットとして注目を浴びている慶良間諸島。以外にも?那覇からわずか30分でいけるってこと、ご存知でしたか?
3月はまだダイビングには少々早いのですが、私はぜひともこの時期に訪れて頂きたいと思っています。
なぜならば!
ホエールウォッチングのシーズンだからです。
巨大なザトウクジラは地球規模で海の中を巡りながら生活していて、南極海域からアラスカ方面へ向かう途中で、この慶良間諸島付近に立ち寄ります。というのも、ザトウクジラ達がシャチという天敵のいないこの海域で子育てをするからです。
私達も、無事にザトウクジラに出会うことが出来ました!
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一応イメージ図を下に入れておきますが、ザトウクジラさんのイメージはこんなです。(私、画です)、とにかくホエールウォッチングは皆様大興奮。
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クジラを求めて船はどんどん沖に進んできました。
運が良ければクジラのジャンピングに遭遇することもあります。
子育てに安心な慶良間諸島に彼らが滞在するのは2-3月。
船の周りで潮を吹いては泳ぎまわるザトウクジラの描く優雅な水の輪にだれもが見入っていました。
もう一つ!泳がなくても十分楽しめるのが、無人島ウォーキングとグラスボードです。
座間味島から船で少し進むと、見えてくるのは安慶名敷島。濃紺とエメラルドブルーのコントラストの海と真っ白な海岸、そして豊かな緑なす木々…。
人の手の入っていない無人島には、天然記念物のムラサキオカヤドカリや油分たっぷりのアダンというパイナップルのような実を見たり、小さな島を歩き回るのは以外にも楽しいものでした。
グラスボードは船底をガラスにして、海の中をのぞくというものですが、薄青い世界にきらきら光りがさし、巨大なサンゴの間をクマノミが泳ぎ、時にはウミヘビにも出会いました。ただただ、美しい海を見ているだけでも、あっという間に時間が過ぎていきます。
ただただ、美しい海を見ているだけでも、あっという間に時間が過ぎていきます。
海岸には貝殻やサンゴが落ちていたり、沖縄の島々の成り立ちに関わる地層の石が転がっていたり、これまた飽きません。
ちなみに「ケラマブルー」とは写真の様な濃紺とエメラルドブルーの組み合わせをいうのだそう。
琉球時代には貿易島として栄えてきた慶良間諸島の島々。
明治時代はカツオ漁で栄え、第二次大戦でアメリカに上陸された最初の諸島として、苦難に逢い、苦しい時代もありましたが、2014年に国立公園に指定され、これからどんどん観光客が増え、ますます発展していくと思います。
美しい南国を誰もが楽しめるように頑張っている、沖縄ではそんな、うれしい印象を抱くことが出来ました。

のんびり優雅に!たまには沿岸急行船の旅なんていかが?(ノルウェー)

2015年4月15日 カテゴリ: 世界の自然情報

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先日、ユーラシア旅行社で行く「世界で最も美しい航路に5連泊!ノルウェーフィヨルド・クルーズとオーロラ紀行」の添乗より帰国致しました。ノルウェーと聞いて、誰もが思い浮かべるのが、氷河が削り取った荒々しい断崖や、複雑に入り込んだフィヨルドではないでしょうか。

今回、私たちが乗船した沿岸急行船は、まさにこのような沿岸地域に住む人々と深く関係しています。19世紀後半まで分断され孤立していたノルウェー西海岸沿岸の村々。そこに安心安全な交通手段と交易ルートを築こうと立ち上がったのが、この沿岸急行船フッティルーテンです。1893年に運航が始まり、120年以上経った現在もなお、地元の人々の生活には欠かせない存在であり、また雄大なフィヨルドの絶景が続くことから「世界一美しい航路」として世界中の観光客を惹きつけて止みません。〝クルーズ〟と聞くと、少し敷居の高いものと思いがちですが、元々、地元の人々の足であった沿岸急行船は一味もふた味も違います!

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私たちの5泊6日の船旅は、ロシアとの北の国境、キルケネスからスタートし、南下すること2400㎞、最後は世界遺産のある南のベルゲンで下船。途中、北極圏を通過して、32の港町に寄港します。寄港する町々は、人口僅か数千人という小さな漁村から、トロンハイムなど約17万人の人口を有する大都市まで様々です。寄港時間が30分もあれば下船し、町を散策することも可能。多くの港は町の中心に面しているので、メインストリートを歩き、教会を覗いてみたり、スーパーに入って北極圏限定ものを探したりと、地元の人々の生活を垣間見ることができるのもこのクルーズの良い所。また、美しいパウダースノーにも大いに感動してしまいました!手に乗せても冷たくないし、溶けることなく、風にのって飛んでいった雪。深々と降る雪に温かい明りの灯る可愛らしい家々、そして温暖なメキシコ湾流のお蔭で、気温は氷点下にならずとも、天気が良い日にはオーロラも出現するのです!こんなロマンチックな冬なら、ちょっとの不便を感じてもここに住んでもいいかも・・・なんて思ったり。

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そして、旅の一番の思い出は、クルーズ船トロルフィヨルド号の船員たちの温かい〝おもてなし〟。朝食、昼食のビュッフェに並ぶのは、寄港した町で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類にトナカイの肉などの郷土料理、そしてノルウェーの森でふんだんに採れるベリーを使ったデザートなど。窓から素晴らしい景色を眺めながら頂く食事は本当に贅沢!夕食時の本日のメニューの表示の下に、ちょこっと書き加えられた薀蓄も個人的には楽しみでした。また船内には〝世界一美しい航路〟ならではの絶景を楽しめる工夫もいっぱい。中でもお勧めはサンデッキのジャグジー。雪を被った山々を眺めつつ、時には北極圏のパウダースノーが舞う中で、ビール片手にジャグジーに浸かれば一生の思い出になること間違いなし!またガラス張りのビューラウンジもあります。まるで船の突端にいるかのような大迫力の景色をソファーに座ってのんびり堪能。ゆるりと流れる時間の中で、仲間と談話したり、読書したり、コツコツ編み物をしたり、空想に耽ったり、昼寝したって注意される心配はありません。きっと素敵な夢が見られるだろうな~。大型のクルーズ船とは違い、代わる代わる催し物がある訳ではないですが、〝絶景の航路〟こそ、それにも負けない一番の魅力です。お気に入りの場所を見つけて、思い思いの時間を過ごす、それが究極の贅沢であり、沿岸急行船の醍醐味です。(三橋)

ユーラシア旅行社で行く北欧ツアーはこちら

カンボジアの首都、プノンペンの今と昔

2015年4月14日 カテゴリ: アジア情報

先日、ユーラシア旅行社の「アンコール遺跡群を極める旅9日間」より帰国しました。栄華を極めた、アンコール時代の遺跡群もさることながら、私に最も強い印象を与えたのは、プノンペンの街並みでした。夜に綺麗にライトアップされる高層ビルや独立記念塔、王宮広場でスマートフォンを手にする若者たちは、私たちと比べて遜色ありません。
しかし、今から遡ること僅か40年。ポルポト政権時代のプノンペンには、知識人を収容、拷問するための刑務所が存在していました。そこには、わずか2年9か月の間に2万人近くの人が連行されたと言われ、そのうち生還できたのは8人のみだそうです。建物内には、独房が当時のまま残され、犠牲者の写真が整然と展示されています。天井や壁に付着しているシミは犠牲者の血痕です。自然と鳥肌が立ってしまいました。当時は密告などもあり、他人を信用することもできなかったそうです。
もしも私がこの時代に、この国に生まれていたら一体どうすればいいのか。考えただけで涙が出そうになります。
目を背けたくなるような悲しい歴史ではありますが、心の片隅に置いておこうと思います。現在の賑やかな街並みや人々の笑顔も、より輝いて見えてくるように思えました。(瀬戸)

ユーラシア旅行社で行く、カンボジアツアーの魅力はこちら

プノンペン王宮

茶馬古道の宿場町をゆく(ユーラシア旅行社で行く中国ツアー)

2015年4月10日 カテゴリ: 中国・モンゴル情報

ユーラシア旅行社の中国ツアー、茶馬古道の宿場町・沙渓にて

先日、ユーラシア旅行社の「千年の交易路、雲南・茶馬古道をゆく 8日間」より帰国しました。
茶馬古道という言葉を耳にしたことがありますか?これは、西南シルクロードといわれ、雲南省南部のシーサンパンナからチベットのラサまでの道のり。雲南からチベットへは特産のお茶を、チベットから雲南へは働き手として優秀な馬を運び、盛んに交易したことからこの名がついたそうです。険しい山、深い渓谷を超えながらの道のりは、1年以上かかることもあったとか。今回の旅では、この交易路にあった宿場町を訪ね、いにしえの風景を辿りました。

大理や麗江など徐々に観光地化されてゆく町が増える中、昔ながらの面影を今に残しているのが“沙渓”です。町の中心・寺登街の広場はかつて、市が開かれたところ。キャラバン隊が運んできた雲南の塩や、チベットの薬剤、毛皮なども盛んに取引されたといいます。この広場には、この地の少数民族・ペー族の特徴的な反り屋根を持った舞台建築があり、キャラバン隊の人々も夜にはここで歌や踊りを楽しんだとか。商売繁盛と旅の安全を祈願する寺もあり、まさに宿場町の中心だった様子が目に浮かぶようでした。また、町を散策し、一歩、路地裏に入ると、土壁や木造の古い建築物か建ち並ぶ細い道が続きます。今ではひっそり静まり返っているのですが、ぶらぶらしていると、荷物を運ぶ馬の足音や行き交う人々の会話が聞こえてくるようにも感じました。

ユーラシア旅行社の中国ツアー、茶馬古道の宿場町・諾鄧村にて

雲龍の郊外に位置する諾鄧村は、さらに手の入っていないひっそりとした村でした。山の斜面に沿って建てられた村は、約一千年の歴史を持ち、交易品のひとつだった塩を作っていた場所が今も残っています。今では電気が通い、家にはテレビもあったりと、その生活は徐々に変わりつつあるようですが、馬が今も運搬手段のひとつとして行き来している様子はそのままでした。

宿場町を辿りながら思い起こしたのは、チベットを訪れると口にする機会があるバター茶。この茶葉をもたらしたのは雲南の人々だったわけです。茶馬古道が発展しなければ、チベットの人々がお茶を飲む習慣を持つこともなかったわけです。“もうひとつのシルクロード”を辿り、宿場町を歩きながら、雲南とチベットのつながりの必然性を感じたのでした。(江間)

中国・雲南省ツアーの一覧はこちら

来世への祈りの数?1000以上の仏塔が建つミャンマーのインディン遺跡

2015年4月9日 カテゴリ: アジア情報

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先日、「全日本空輸直行便で行く ミャンマーハイライト8日間」より帰国致しました。浮草でできた水上畑を見ることができるインレー湖、アジア三大仏教聖地であるバガン遺跡、落ちそうで落ちない岩で有名なチャイティーヨパゴダなど、ミャンマーの主要な観光地をコンパクトな日程でご案内する人気のツアーです。訪れた3月中旬は乾季の終わりで、過ごしやすい気候が続き、8日間毎日雲一つない晴天に恵まれました。今回のツアーで特に印象の深かったのが、1000以上の仏塔が建つインディン遺跡です。
インディン遺跡はミャンマーで2番目に大きいインレー湖のほとりに位置し、船着き場からボートで約50分ほど乗って向かいます。そこにはなんと1054基の仏塔があると言われていますが、その数は毎年増え続けているそう。
船着き場に到着後、緩やかな階段となっている屋根付きの参道を歩きます。途中、参道を少し横にでると、今にも崩れそうな、木に浸食されている仏塔があり、それはまるでカンボジアのアンコールワット遺跡群タ・プロームのよう。更に歩を進めると、金色にコーティングされた新しい仏塔も次々に現れ、思わず目を奪われてしまいました。
船着き場から寄り道をしながら参道を歩いて40分。少し高くなった所に寺院が見えてきます。靴を脱いで寺院に入ると、参拝に来た地元の人たちが仲良くお茶を飲んでいました。そして、寺院の奥の出口を通り外に出ると、いよいよメインの仏塔群。隙間なく建つ、そのおびただしい数に圧倒され思わず息を飲みました。

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どうしてこれだけの数の仏塔が建てられたのか?実は、この数え切れないほどの仏塔は全てミャンマーの敬虔な仏教徒の寄進によって建てられたのです。信徒は来世で幸せになるために、得度式(僧侶になる際の出家の儀式)を行ったり、僧院を建てたり、寄付をしたり、人々に親切にしたりすることで日々功徳を積んでいますが、その中でも仏塔を建てることは何にも勝る功徳とされています。そして信徒はその功徳を自分の来世のためだけのものにするのではなく、自分以外の家族や友人にも分け与えるそう。そんな人々の幸せへの祈りが詰まった仏塔群を見て、ミャンマーの人々の優しい微笑みがふと頭に浮かび、幸せな気持ちになりました。(長田)

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