日付:2016年5月の検索結果

絶好のロケーションで鑑賞する、バリ伝統のケチャダンス

2016年5月31日 カテゴリ: アジア情報

 先日、「芸術の島バリと歴史遺産の宝庫ジャワ島7日間」の添乗より帰国しました。インドネシアというと多様な民族、文化が入り混じり、華やかな文化が発展している国ですが、中でも必見はバリ島で行われるケチャダンスです。ケチャダンスはバリ島の各所で行われていますが、このツアーでは岬に立つウルワトゥ寺院にてご覧頂きました。ギリシャ劇場のような半円形の客席からは、舞台の先のインド洋に夕日が沈んでいく様子が見えます。。
 ケチャのルーツであるサンヒャンという舞踊は元々バリの部族間に伝わる儀式の踊りで、疫病、凶作、地震などの災いが起こった際に、土地を清めたり、祖先の霊に助けを求めるために行われたものです。その後20世紀に入り、“現代バリ芸術の父”とも言われるヴァルター・シュピースによって観賞用の舞踏として芸能化されていきました。
 ケチャダンス、あるいはケチャという名前の由来は、円陣を組んで胡座をかいた腰巻姿の男性たちによる「チャチャチャチャチャチャチャチャ」という声です。音程やメロディーはありませんが、数パートに分かれた男性陣が微妙に違うリズムパターンで繰り返すことで、独特なうねりのあるリズムを生み出します。その声にあわせて、インドの叙事詩「ラーマーヤナ」が演じられます。途中、重要な役割を果たすハヌマーンが客席に乱入し、観客をいじるのも一興。
 終演後、バスで会場を離れる際、スクーターで追い抜いていくのは、見覚えのある腰巻姿の男性達。ケチャダンスの演者達は地元の若者たちで、みんなそれぞれ昼間の仕事を持っているそうです。ケチャダンスの出演はボランティアで、収益はバリ島内の各寺院に寄付されるそうです。(尾崎)
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ケチャダンス, インドネシア

雪の積もる天山山脈と幻の不凍湖イシククル、玄奘三蔵の跡を追って(キルギス)

2016年5月27日 カテゴリ: 中央アジア・シルクロード情報

イシククル湖

先日、「遊牧の大地を行く、カザフ・キルギス紀行9日間」のツアーから帰国しました。案外知られていませんが、カザフスタンは世界で初めて月面着陸に成功したガガーリンが乗るボストーク1号が打ち上げられたバイコヌール宇宙基地や2017年に万博開催予定で日本人建築家・黒川紀章が設計した未来都市アスタナを首都とする国です。一方でキルギスは10万年以上存在する世界でも数少ない古代湖イシククルを擁し、実は遊牧民族の移動式住居ゲルの発祥の地でもあります。今回は、そんな注目の中央アジアの2カ国、カザフスタンとキルギスを訪れるツアーでした。

このツアーで一番印象に残っているのはその雄大な自然。万年雪を抱く天山山脈やまるで赤いカーペットを敷いているかのように一面に咲き誇るポピーの花、牧草を探しながら道路上をも移動する牛や羊の群れ、そしてコバルトブルーに輝く幻の湖イシククル。

イシククル湖と言えば中国・唐の時代、玄奘三蔵が経典を求めてインドへ出かけた際、その旅路中に訪れたことでも有名な湖です。玄奘が帰国後に記した「大唐西域記」にも大清地という名で登場しています。

イシククルとはキルギス語で熱い海という意味。塩分が強く、氷点下を下回る冬でも凍らないことからその名がつけられました。琵琶湖の約9倍の大きさを持ち、ペルーのチチカカ湖に次いで世界第2位の高山湖、ロシアのバイカル湖に次いで世界第2位の透明度を誇ります。不思議なことに、湖には周囲の山々から118もの河川が流れ込んでいるにもかかわらず、流れ出る川は1本もありません。また、海底からは様々な出土品が引き上げられ、遺跡が今でも湖の底に眠ったままになっている、なんとも浪漫溢れる湖です。

外国への旅行が禁じられていた唐の時代、禁を破りインドへの旅へ出た玄奘は、中国から標高4000mを越える天山山脈のペデル峠を越えてキルギスへ入りました。極寒の天山越えで何人もの従者や牛馬を失った玄奘が美しいイシククル湖に辿りついた時、どのように感じたのだろうかー。と思いを馳せながら、湖を眺めるのもまた浪漫。

天山山脈ペデル峠

今回は残念ながらなかなかお天気に恵まれない日々が続きましたが、思いが届いたのかイシククル湖を離れるラストチャンスの日は見事に晴天!水はまだ冷たかったですが太陽の光が暖かく、湖も一段と輝いて見えました。(日裏)

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食物連鎖の頂点!ネコ科最大のベンガル虎を求めて(インド・ランタンボール国立公園)

2016年5月26日 カテゴリ: アジア情報

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5月の連休に「ゴールデン・トライアングルとランタンボール 8日間」の添乗に行ってきました。今回のハイライトはベンガル虎が生息するインド西部のランタンボール国立公園。2連泊して早朝と日中、そして翌日の早朝と合計3回のサファリを楽しみました。連日40度を超すような暑さとなり、日中は熱風に吹かれながらのサファリとなりましたが、そのおかげか、国立公園の茂みや水場には待ち焦がれたベンガル虎の姿を見る事ができました!3回のサファリでベンガル虎に出会えた回数は、なんと10回!現地ガイドさんも国立公園のレンジャーも驚いてしまうほどの数です。
感激の初対面となったベンガル虎は、鬱蒼と茂る草木の中で朝食中でした。肉眼ではよく見えなかったのですが、お客様が持っていた高性能のビデオカメラには力強い顎でしっかり獲物を噛み切る様子が捉えられていました。更にサファリカーで水場を目指すと、木陰の下で若い虎カップルがお昼寝中。我々もしばらくそこに待機して、起きてくれるのを待ちましたが、さぞかし気持ちの良い場所だったようで、ピクリとも動かずすやすやと熟睡していました。私たちがそろそろホテルに戻ろうとサファリカーで走っていると、手の届きそうな距離に横たわる虎を発見!あくびをしたり、顔をぶるぶるさせたり、眠そうな目をしたり、その仕草はまるで家ネコのよう。午後に同じ虎のもとへ戻ってみると、廃墟となったモスクの下でスヤスヤお昼寝。さぞ暑かったのか、重たい身体を起こして、近くの水場に行水に出掛けて行きました。後ろ向きでゆっくり水に浸かり、ホッと一息つくその姿、まるで人間が温泉に浸かる時のようで、ちょっと笑えました。
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ベンガル虎の成獣の体重は雄ともなると180~250㎏、雌だと100~160㎏と言われて、生物学の分野では食物連鎖の頂点に立つ「頂点捕食者」と呼ばれています。ちょっとイカつくも美しい毛皮は2つとして同じものはなく、微妙に個体ごとに異なっているという事に驚きました。またそれに反して可愛らしく見えるのは太くて短い前足。持久力はあまりありませんが、時速55キロで獲物に突進する脚力を持っています。また、ネコ科ですが、泳ぎも得意!なんとバングラデシュにはマングローブに生息するベンガル虎もいるのです。
3回目のサファリでは、公園内のゾーン2へ。ここではしばしば仔虎が目撃されているということで、私たちの期待も高まります。するとレンジャーが地面の土にベンガル虎の真新しい足跡を発見。「虎は近くにいるはずだ」という彼の言葉通り、森の茂みに目をやると、いました!木々の隙間に見え隠れするベンガル虎の姿が!音もなく静かに闊歩する姿は正に森の王者そのもの。大きな背中を追うように、後ろをちょこちょこ歩く仔虎の姿もありました!しかも3兄弟です。私たちは、この親子が次にこの道を横断するだろうと予想して、先回りして待ち伏せ。遠目からですが、レンジャーの予想通り、道を横断する親子のベストショットを撮影することができました。
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今から約100年前にはおよそ10万頭以上だったとされるベンガル虎の生息数は、1980年代には8000頭前後(アジアからロシアにかけての13カ国)という危機的な数字になってしまいました。絶滅の危機に瀕してしまった背景には、密猟や、虎に家畜を襲われた報復として人間によって殺されてしまったり、爆発的な人口増加により野生の虎の生息地破壊が進んだりと様々な原因が挙げられます。それでもインド政府をはじめ、11ヶ国でトラ保護プログラムの元、個体数増加の為の様々な保護戦略が取られてきました。そしてその結果、嬉しいニュースが。2010年には約3200頭まで減少していた野生のトラは2016年の調査では4000頭近くまで増加していることがわかったのです。今回出逢った3頭の仔トラ兄弟も立派な成獣に育つことを期待して、そして、ランタンボールがいつまでも動物たちの楽園であるようにと願って、国立公園を後にしました。(三橋)

「シク村」 ~ルーマニアの中のハンガリー~

2016年5月25日 カテゴリ: 中欧・東欧情報

シク村の民家の内装

先日、「フォークロアの郷、ルーマニア紀行 10日間」の添乗から帰国しました。共産主義の波も届かなかった田舎の村々をまわったこのツアーでは、とくにルーマニアの人々の素朴な笑顔が心に残っています。
スラヴ系民族が多い東ヨーロッパにありながら、ローマ帝国による支配という歴史的背景から東欧唯一のラテン系の人々が住む国・ルーマニア。
今回私たちが訪問したのは、ルーマニアでは少数民族であるハンガリー人が暮らす「シク村」です。10世紀頃からの入植以来約1000年の間ハンガリーとのつながりを強く持ってきたこの地方でも、とくにハンガリー文化を色濃く残すといわれているこの村では、村の方のお宅にお邪魔し、白地に赤い糸の刺繍が施されたカーテンや、同じ色彩の絵皿・家具などの伝統的な暮らしを見せていただきました。絵皿の絵付けはもちろん、今も現役の家具もすべて手作りなんだそうです。それもそのはず、実は現在、ハンガリーでもこれほどの完成度の刺しゅうができる職人はおらず、本国からの注文が絶えないという凄腕の職人の村なのです。
そんな貴重な村の伝統を見せていただいたお宅では、その前に一家の手作りの昼食をいただきました。長い移動の後に、お庭に組んだ鍋でことこと煮込んだハンガリーのシチュー“グヤーシュ”風のシチュー「ボグラチ」に舌鼓。似てはいると思っても、うっかり「グヤーシュに似ているね」なんて言ってはいけません。これは、この村だけの伝統の味なのだそう。この日ばかりはどのテーブルもお代わりが続出で「このおうちでお代わりをしないお客様はいませんよ」とにこにこしながらガイドさんが教えてくれました。村の自慢の味が大好評で、一家のおじいちゃんも満面の笑みでした。
いま、経済発展に伴い若者の都市への流出が社会問題化しているというルーマニア。しかしその流れに逆らうように、シク村のハンガリー人の若者たちは村に戻る者も多いといいます。それは気心知れた豊かな村での暮らしやすさゆえとも、ルーマニア人社会での疎外感ゆえとも言われていますが、外国人が珍しいルーマニアの奥地で共通の言葉がなくてもいっぱいの身振りとまぶしいくらいの笑顔で私たちを迎えてくれた人たちがいるこの村は、たった数時間滞在した私も離れがたくなってしまうくらい、あたたかい時間が過ごせる場所でした。
崩れそうなお天気に気を取られながらも、また来たいという思いを胸に村を後にし、旅路につきました。(松永)

5年に一度の花の祭典、ゲントフロラリア(ベルギー)

2016年5月24日 カテゴリ: 世界のお花・紅葉情報

先日、ベネルクス3国周遊 13日間のツアーから帰国しました。オランダ、ベルギー、ルクセンブルグの3カ国を訪れました。季節は日本と同じく春爛漫。オランダでは満開のチューリップ畑、フラワーパレード、ベルギーではフロラリア、ブルーベルの森など美しい景色を見て参りました。そんな季節ならではの花のイベントが目白押しのツアーでした。
中でも、ベルギーでは5年に一度の花の祭典、ゲントフロラリアへご案内。ベルギー第三の都市ゲントで開催され、2週間で30万人以上が訪れる、ヨーロッパ最大級の規模を誇ります。歴史も深く、1809年に第一回が開催され、そこから現在まで約200年間、今年は35回目の開催でした。元々はベゴニア農家の人たちが始めた小さな花の展覧会でしたが、年々大きくなり今ではヨーロッパ内外から来場者が訪れるイベントにまで成長しました。

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今年は町に4つの会場が設置され、それぞれにテーマがあります。一番大きな会場では、「最新トレンド」がテーマとなっており、大きなお庭を模したもの、様々なアレンジを加えられたもの、スチームや照明で異空間を表現しているものと見所満載でした。これが全て屋内の会場というから驚きです。天候に関係なく、美しい花の展示が見られるのは嬉しいポイント。フローリストが腕を振るい、植物が美しい芸術作品になっていました。また、生花を使用するため、香りを楽しめるのも一つの見所。美術館のようにじっくりと鑑賞しました。

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そして、今年は日本とベルギーの友好150周年にあたることから、日本がゲントフロラリア名誉招待国となっており、特設ブースが出来ていました。テーマも「西と東の出会い」。石川県金沢市から日本庭園、また草月流・華道家の勅使河原茜(てしがはらあかね)氏の生け花が展示されていました。海外で日本のものに触れるのは不思議な感覚。日本らしく、素材の美しさを強調するようなシンプルな展示でした。

その他会場では新しいガーデニングの展示や様々なショップがありました。両手にはガーデニングのグッツを抱えた老若男女様々な来場者が期間限定イベントを満喫しており、ヨーロッパのガーデニングの人気ぶりを垣間見た気がします。(杉林)

幸福の国ブータンで思いがけないサプライズ

2016年5月20日 カテゴリ: アジア情報

ブータン プナカ・ゾン

先日「幸福の国ブータン・ハイライト7日間」の添乗より帰国致しました。
今回のツアーでは紫色のジャカランダが綺麗に咲き誇り、晴れの日続きの観光でした。
今回のツアーでついていたのはこれだけでなく、ティンプーの観光の前日、なんと急遽訪れる観光地でお祭りが開催されるとのこと。そのお祭りはペリン・ツェチュというニンマ派の高僧ペマ・リンパの祭りで3日間開催されます。ブータンのお祭りは1年前から年間計画として日にちや場所が決まっておりますが、今回はガイドさんも直前まで知らなかったのだそうです。毎年ブータンの東側で開催されるお祭りが、今年初めてティンプーで開催されると聞き、私もお客様も予想外のイベントに期待が高まりました。開催地のクエンセルポダンの大仏に着くともうすでにかなりの人だかり。中に入る前に警備員に呼び止められセキュリティーチェックを抜けたら写真は一切禁止とのこと、折角のお祭りなのにがっかりしてると、ガイドさんから、写真が禁止ということはもしかしたら国王様が来る予定なのかもしれませんとのこと。さらに期待は高まり皆様と中に。予想は的中!!中に入った瞬間、国王専用の車が!王室の車はナンバープレートにはBhutanと書かれてありナンバーがないので一目で分かります。会場にはなんと4代目国王と5代目国王の姿が!お二人ともにこやかに、ツェチュを鑑賞していらっしゃいました。残念ながら国王様が居た為、全くもってお写真は取れませんでしたが、お客様もこんな幸運はないと大喜び、私も忘れられない思い出となりました。(竜崎)

歴史と自然溢れるキプロス共和国

2016年5月19日 カテゴリ: 中近東・北アフリカ情報

ラルナカ塩湖

 先日、キプロス共和国8日間の添乗より帰国致しました。キプロスといえばギリシャ神話の神様アフロディーテ生誕の地!そして、驚かれるかもしれませんが、約9000年の歴史があります!食べ物も美味しく、街を歩く人も穏やかで日本人に対して気さくに話しかけてくれます。今回は全行程で快晴が続き、デイジーやジャカランダの花も咲いていてキプロスを観光するにはもってこいの環境でした!

キプロスの特徴として、南と北で暮らしている民族と信仰する民族が異なります。
南はギリシャ系の人々、北はトルコ系の人々が暮らしています。
そして、南と北を行き来する際には、2004年から設定されたグリーンラインと呼ばれる境界線をパスポートを係員に見せて越える必要があります。旅行者にとっては、国境越えのようでとてもワクワクしました。
北側と南側では街の風景はさほど変わりありませんが、北側にはオスマントルコ時代のモスクが残り、南側にはギリシャ正教会や遺跡が残ります。キプロスに行くだけでギリシャの雰囲気、トルコの雰囲気、キプロスの独特の雰囲気も味わえるといったお得な気分になります!
実際に街を散策したりするだけでもここはギリシャの影響を受けている、ここはトルコだという具合にそれぞれの雰囲気を味わうことが出来ました。街中にもジャカランダの花が所々に咲いていました。

そんなキプロスで印象に残ったのは、ラルナカ塩湖でした。総面積は1585ヘクタールです。空港までの道で突然その白い塩湖は現れました。車窓からでも分かる想像以上の真っ白な光景に言葉が出ませんでした。バスを降りて塩湖を直接触れるところまで行くことができました。真っ白な塩湖が目の前に広がり、その綺麗さに圧倒されました。時期によってはフラミンゴもたくさんやってくるそうです。塩湖のそばにはイスラム教の創始者ムハンマドの親族ハラスルタンが眠るモスクもあります。
歴史も自然も堪能できた8日間でした。(山下)

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あの名画を目の前で!(ベネルクス)

2016年5月18日 カテゴリ: 西欧・南欧情報

先日「ベネルクス物語15日間」の添乗より帰国致しました。

4月中旬出発のツアーであったため、各地では、花のイベントに加え、オランダではチューリップも見頃を迎えていました。
オランダ・ベルギー・ルクセンブルクの3ヵ国から成るベネルクス、小国ながら魅力に溢れた観光大国です。その中でも、人々を惹きつけているのが芸術です。
ゴッホ、レンブラント、フェルメール、ルーベンスなど、日本でも大変人気のある画家のコレクションを所有する美術館が数多くあります。絵画に興味がない方でも、必ずどこかで一度は見たことのある作品ばかり!日本でも特別展示などで、世界の有名絵画が出展していることもあり、その国に行かなくても観賞できる機会が増えています。

しかし、今回、現地の美術館で一番驚いたのが、作品との近さです。絵画の前にロープや手すりなどがなく、目の前で作品を観賞することが出来るのです。写真もフラッシュは禁止されていますが、撮影可能な美術館が多いのも日本とは異なります。

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多くの画家を輩出し、絵画鑑賞に慣れ親しんでいる国々であるからこそ出来ることであり、観賞する側のマナーが大前提であると感じました。
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」やレンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」などを所有するデン・ハーグのマウリッツハウス美術館では、開館の1時間前に特別入場して絵画をじっくりと観賞しました。まさに名画を独り占めです!

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なかには「真珠の耳飾りの少女」とツーショットをお撮りしている方も!「日本に出展していた時に見たけれど、混んでいるし、遠いし、あまり見ることができなかった」「芸能人とのツーショットより貴重!」など、お客様達も大変ご満足のご様子でした。(飯野)

エジプト・日本友好の翼でエジプトに飛んできました!(エジプト)

2016年5月17日 カテゴリ: 中近東・北アフリカ情報

スフィンクスとクフ王のピラミッド

先日、「エジプト・スペシャル8日間」のツアーから帰国しました。
現在はまだエジプトへの直行便は運航休止中ですが、今回は日本からエジプト直行の特別チャーター便のツアーで行ってきました。成田と関西国際空港から多くの乗客達が集まり、ほぼ満席で日本を出発。エジプトの旅行を心待ちにしていた乗客が多く、機内はエジプトへの大きな期待感が漂っていたのが印象的でした。

夜、目的地ルクソールの空港に着陸後、タラップを降りて外気に触れると、砂漠を吹き抜けて来た生温い風が顔に当たり、砂漠の国エジプトに来たんだ、という実感がしました。空港は歓迎ムード一色です。建物の外に踏み出ると、夜遅い到着にも関わらず、民族衣装を纏った人々や子供達までが楽器や紙吹雪などで大歓迎してくれました。私達日本人の団体がこの日、空港に無事到着し、歓迎を受ける様子は地元の新聞でも取り上げられていました。
長らく観光客が遠ざかっていた為か、地元のエジプト人達が観光客が戻ってくることを待ち望んでいたことがひしひしと伝わってきました。

最も印象的だったのは、エジプトが予想以上に穏やかであったことです。街中を歩くと、壊れたままの建物は全く見当たらず、ゴミも殆ど落ちていません。むしろ社会が混乱していた名残りを探そうとしても、見付けられないくらい。観光地や博物館も荒れたままのところはなく、5年前の政治的な混乱を思い起こさせるものは何一つありませんでした。
また観光地やレストラン、ホテルのスタッフをはじめ、街中を歩いていても人々の表情がみな穏やかでした。

何気無い会話の中に、以外にも笑顔が多かったのには驚きました。
大変な混迷期が長らく続いていたので、人々も疲れ切っていて、気分も曇りがちなのかなと勝手に想像していましたが、やはりエジプト人は逞しかった!
エジプト人はみな、相変わらずホスピタリティーに溢れていて、明るい。そして人懐こさ、フレンドリーさも健在です。何よりも、普段の何気ない仕草の中に穏やかな優しさを感じました。

今回のツアーでは、クルーズ船でナイル川沿いを溯りつつ、ルクソール西岸王家の谷のツタンカーメンの墓やハトシェプスト葬祭殿、アスワンハイダム近郊のアブシンベル大神殿や有名なギザの三大ピラミッドなどエジプトのハイライトを巡ってきました。
これら4つの観光地はいつも世界中からの観光客で大混雑しているのですが、まだ本格的に観光客が戻ってきていないこともあり、どこもガラガラ。
半ば貸切りのようにゆったりじっくり観光できました。

今回の見学地の中で一番感慨深かったのは、カイロの考古学博物館でした。
騒乱の最中に他の博物館が襲われたなどと報道があって心配していたのですが、この博物館一番の見所、ツタンカーメンのマスクはしっかりと守られていました。
そして一番の人気ぶりもまだまだ健在。黄金のマスクは相変わらず多くの観光客に囲まれ、3000年前の黄金の輝きを放っていました。
(上田)

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ポルトガルの知られざる魅力!巨石文明と石に埋もれた町モンサント

2016年5月13日 カテゴリ: 西欧・南欧情報

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先日「ポルトガル巨石文明絶景紀行 ~石に埋もれた町を見学~ 9日間」の添乗より帰国致しました。今回のツアーはいうなれば、ポルトガルの王道ツアーではなく、テーマを絞った斬新なツアー。テーマはズバリ「石」!世界遺産にも登録されているコア渓谷の先史時代の岩絵に始まり、メンヒル(立石)、ドルメン(支石墓)、クロムレック(環状列石)といった巨石記念物、そしてまるで石に埋もれているかのような村・モンサント。

巨石文明と言えば、イギリスのストーンヘンジやフランスのカルナックなどが有名で、ポルトガルの巨石記念物は影をひそめていますが、実はポルトガルにもたくさんの巨石記念物が点在しています。特に注目したいのは南部のアレンテージョ地方。この地域には小高い丘の上につくられた可愛らしい町が多く、昔ながらの雰囲気を残す町並みを堪能するために訪れる観光客が多いです。しかし、そういった町から少し道をそれて車を走らせていると、目に入ってくるのが「この先に巨石記念物がありますよ」という標識。大雑把な標識なので、本当にあるのか不安になることもありますが、実際に進んでみると、コルク林や畑、牧場のなかに異彩を放つ巨石記念物を発見。

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一般的な観光では、通り過ぎてしまう所ですが、古代文明がお好きな方には一見の価値ありです。巨石記念物に関しては、造られた目的や方法に未だ解明されていないこともありますが、ガイドから諸説聞きながら、先史時代の人々はきっとこういう理由で、こういった方法で造ったのではないかと考えるのも興味深いものでした。

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そして、もう一つのハイライトは「最もポルトガルらしい村」に選ばれたモンサント。巨大な花崗岩がゴロゴロと転がっている岩山で、その巨岩を利用した家づくりで有名な村です。街の中を歩けば巨岩を壁や屋根にした家が沢山。他では見たこともない街並みに驚きを隠せません。ポルトガルの街並みと言えば、オレンジ色の屋根に白い壁の可愛らしい街並みが多いですが、ここは可愛らしいという言葉よりたくましいと言う表現の方が合うかもしれません。今にも巨岩の屋根が転がってくるのではないかという迫力さえありました。この岩を利用して家を造るスタイルは14世紀頃から始まったそうで、夏には50℃近くなる猛暑を凌ぐのに利点があったのだそうです。一見変わった景観も、昔ながらの生活の知恵なのだなと思うと、無骨な風景も可愛らしく思えました。

最初から最後まで、一般的なツアーではなかなか訪れる機会がない見所ばかり。決して派手ではないかもしれませんが、ポルトガルの知られざる魅力をたっぷり堪能した9日間でした。(市川)

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