日付:2016年6月の検索結果

旧市街祭で賑わう古都タリン(バルト三国、エストニア)

2016年6月30日 カテゴリ: 世界のお祭り情報中欧・東欧情報

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先日、「バルト三国を極める旅11日間」の添乗より帰国致しました。今回は、エストニアの首都、タリンで行われていた旧市街祭も見学。今年で35回となる旧市街祭は、毎年テーマを決めて5日間それぞれ異なった催しを行うのが特徴です。

訪ねた日は特に音楽イベントが多く、旧市街に点在する数々の教会ではオルガンコンサートや聖歌隊のミニ音楽会が開かれ、中心広場に設けられたステージでは、ジャズなどのミニコンサートに集まった人々でとても賑わっていました。温かみのある手工芸品を売る屋台が出ていたり、時折、中世の衣装を着た市民の姿があったり、特別な雰囲気に包まれたタリン。

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旧市街へ徒歩で数分のホテルへチェックインし、早々にタリンの街へと繰り出しました。まず、聖ニコラス教会へ。古くから港町、ハンザ都市として発展したタリン。船乗りの守護聖人、ニコラスを祀っています。ちょうど、オルガンコンサートが開かれるというので早速、中へ。時間を無駄にせずラッキーでした。30分程のミニコンサートでしたが、素朴で優しい音色に心が癒されました。教会を出ると、もう17時近かったのですが夏至も近い6月であった為、まだまだ日は高く、屋台をひやかしたり、程よい大きさの旧市街散策を楽しみました。

十数年前に初めて訪れた時、何となく寂しい雰囲気を感じたバルト三国の街々。1991年、旧ソ連からの独立後から既に25年!街行く若い人々の明るさ、おしゃれな店やカフェが数多く建ち並び、周辺諸国からの観光客が訪れる様子を見ているとすっかり、ここはヨーロッパなのだと改めて感じるのでした。発展を遂げるバルトの国々。それでも、伝統はしっかり守り、残している旧市街の街並みは変わらず、いつ見ても美しかったです。(帯津)

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沖縄戦の事実にふれる旅

2016年6月29日 カテゴリ: 日本情報

先日、ユーラシア旅行社の国内ツアー「沖縄戦の事実にふれる旅 3日間」に同行させて頂きました。沖縄は、太平洋戦争時、国内最大の地上戦を経験した地です。一般市民も数多く巻き込まれ、沖縄県民の4人に1人が亡くなったといいます。そんな沖縄には、戦跡や戦争資料館が数多く存在します。今回は、読谷村や旧第32軍司令部壕、嘉数高地、摩文仁の丘などを巡りました。
 沖縄には「ガマ」と呼ばれる自然洞穴がたくさんあり、戦時には避難場所や野戦病院として活用されました。

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今回の旅では3つのガマを訪れましたが、その中の、沖縄本島南部にある糸数アブチラガマは内部が整備されており、奥まで見学することができました。糸数アブチラガマはもともと周辺住民の避難所でしたが、戦場が南下するにつれて野戦病院となりました。当時、全長270mのガマ内に600人以上の負傷兵が詰め込まれたといいます。
ガマの天井は岩がむき出しで、高さもまちまちなので、皆でヘルメットを被っていきました。入口からは人工の急な階段が続いており、一段、一段と降りるたびに、黒い布を一枚ずつ被せられているように、みるみる暗くなっていきました。天井が低いところもあり、しゃがみ込みながら階段を降りなければならないところもありました。ガマの中では光の片鱗さえ感じられないので、失明してしまったのではないかと思うほど真っ暗でした。今は何もないガマの中は広く感じられましたが、当時はこの中に600人の患者が横たわっていたのですから窮屈だったことと思います。天井の岩からはぽたぽたと滴が落ちていました。沖縄戦が行われたのはちょうど梅雨の時期、より湿度が高くじめじめとしていたはずです。排泄場所を明確に区切れないため、中は腐臭に満ちており、人間らしい生活とはかけ離れていたと思います。こんなところで、米軍への恐怖に怯えながら暗闇の中何日も過ごしていたなんて、自分の今の生活からはかけ離れすぎていて想像しがたいことでしたが、ガマの一角に、内部で見つかった兵士や住民たちの遺品が集められており、それらの品々があまりにも生活感に溢れ生なましかったため、現実にあったことなのだと思い知らされました。
 その他の訪問地もそれぞれが印象深く、あまりの悲惨さに衝撃を受けることも数多くありました。今回は得るものがとても多いツアーだったと思います。このツアーに同行する機会をくださった、真摯な気持ちでご参加くださったお客様に、心より感謝申し上げます。(佐藤)

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ブルチノフ村の王様の騎馬行進(チェコ)

2016年6月28日 カテゴリ: 世界のお祭り情報

先日、「チェコ・スロヴァキア・ハンガリー物語」のツアーから帰国。3カ国を16日間かけてじっくりと巡って参りました。大平原のハンガリー、中世の町並みが今尚残るチェコ、都市部のスロヴァキア・ブラチスラバなど見所満載のツアーでした
チェコではプラハの春のコンサートやブルチノフ村の王様の騎馬行進など今しか見られないイベントにも参加しました。
チェコのブルチノフ村では年に一度王様の騎馬行進というお祭りが開かれます。10歳以下の男の子が一人選ばれ、王様役として豪華な衣装を着て、騎馬行列で町を練り歩きます。チェコがボヘミアとモラヴィアに分かれていた頃、戦いに負けたボヘミア王が女装をして国外に逃げた出来事を模して王様の騎馬行進が始まったと言われています。

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さて、このお祭りは5月の最後の土日の2日間に渡って行われます。当日は、町に沢山の屋台や野外コンサート会場が設置され、街中がお祭り騒ぎ。チェコ国内から人々が王様の行進を一目見ようと集まってきます。お祭りの目玉はもちろん、王様の騎馬行進。この時間になると人々は王様の家に行き、王様の出発を見届けます。そして、観光客が行進を追いかけて行列がどんどん大きくなります。行進は王様が1人、王様と同じ衣装の男性が2人、馬に乗った民族衣装の男性が複数名という構成。王様はバラをくわえているのですぐに分かります。両脇にいる男性は王様の側近役で18歳までの青年、他は民族衣装を着てチップを要求するために大きな声を出して行列を盛り上げる青年達です。ワイワイと進む行列について歩くとあっという間に1時間経ってしまいました。

また、王様以外にも沢山の人がボヘミアやモラヴィアの民族衣装を着て会場を盛り上げていました。民族衣装は地域・村ごとや年齢ごとに違うので、様々な民族衣装を見たり、写真を撮ったり楽しめました。

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王様の騎馬行進はモラヴィア地方の各地で行われていましたが、今も毎年行われているのはこの村だけになってしまいました。

しかし、モラヴィアの民族衣装が見られるお祭りとして、世界無形文化遺産の登録リストに載っています。登録されると観光客も増え、他の村でも復活するかもしれません。一度に沢山の民族衣装が見られることでギネス記録にも載ったことがあります。今は小さな村のお祭りですが、多くの可能性を秘めていると感じました。今後の町の成長が楽しみです。(杉林)

新疆でしか味わえない絶品フルーツ(中国・新疆ウイグル自治区)

2016年6月24日 カテゴリ: 中央アジア・シルクロード情報

ブドウ棚

 先日、「関空から行く シルクロード列車とタクラマカン砂漠縦断11日間」のツアーから帰国しました。今回訪れたのは中国の最も西にある新疆ウイグル自治区。とても自然豊かな場所で、西にはパミール高原、北はアルタイ山脈、中央に天山山脈、南に崑崙山脈が走り、それぞれの山脈の間にジュンガル盆地とタリム盆地(タクラマカン砂漠)があります。この辺りはシルクロードの要衝でもありますが、唐の時代に玄奘三蔵が天竺を目指して訪れたことでも有名です。往路ではタクラマカン砂漠の北(天山山脈の南)・天山南路のトルファン(高昌国)、クチャ(亀慈国)を進み、天山山脈のペデル峠を越えてキルギスへ入りイシククル湖へ。インドから唐へ戻る復路では中央アジアからタクラマカン砂漠の南・西域南道のホータン(于闐国)、ニヤを抜け、敦煌へと入っていきました。新疆ウイグルでも最西端にあるカシュガルでは天山南路と西域南道が交差する街で人口の9割がイスラム教を信仰するウイグル人が占めており、中国でも異彩を放っていますが、とても活気に溢れています。

 新疆ウイグル自治区はシルクロード時代から栄えていたため都市ごとに違う歴史を持っていますが、特産品、中でも果物は都市ごとに名物が変わります。有名なのはトルファンの葡萄、クチャの白杏子、ホータンのクルミ、コルラの梨、カシュガルのザクロ、そして今回は訪れませんでしたがハミのハミ瓜(メロンに似た果物)、アトシュのイチジク、アクスのリンゴ、チャルクリクの棗などです。

 新疆の果物は通常5月、6月くらいから収穫され露店に並び始めます。私が訪れた5月末でも既に果物が山積みにされており、ツアー中によくガイドさんがスイカやハミ瓜、杏子、バナナ、リンゴなどの果物の差し入れをしてくれましたが、曰くまだ少し時期は早かったそう。ピークは8月、9月ごろ。太陽の光を存分に浴び、オアシスの水を吸って育った果物が各地で熟し始める時期なのだとか。それでも私たちが頂いたものは日本のものと比べて甘く瑞々しく、美味しい!食後だというのに果物に伸ばす手が止まりません。

 新疆は地形が様々なので場所によって気候も変わります。トルファンに至っては世界で2番目に海抜が低い(海抜-150m)盆地であり、私たちが訪れた時でも気温は何と40度越え。湿度が低いので日本のようにじめじめしていないことが救いでしたが、やはり暑い!そんな暑い中で頂く甘くて瑞々しい果物は絶品です。しかし絶品なのは味だけではなくそのお値段も。バナナが1kg120円、リンゴが1個20円、ハミ瓜が1個120円くらいと破格のお値段です。

露店

 
 勿論名産の都市以外の場所で食べても十二分に安くて美味しいのが新疆の果物。乾燥した新疆では果物も乾燥させるのがほとんどで、お土産にドライフルーツはかかせませんが、訪れたからにはやはり生を食べたい!残念ながら生の果物は日本には持って帰れないので、最後には食べたい果物をガイドさんにおねだりして、皆様で美味しく頂きました。(日裏)

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その数世界一!?リトアニアの田舎に突如現れる、十字架の集まる丘

2016年6月23日 カテゴリ: 中欧・東欧情報

十字架の丘

先日、「バルト三国古都巡りとクルシュー砂州 8日間」より帰国致しました。リトアニア、ラトビア、エストニアの首都の旧市街とクルシュー砂州を巡る、バルト三国の世界遺産ハイライトツアーです。
それ以外に、リトアニアには無形文化遺産として十字架が登録されています。古くから信仰されている自然崇拝とキリスト教の信仰が合わさり、リトアニアの十字架には太陽や、月、植物などをモチーフにした装飾が施されています。
そんな十字架の国リトアニアを象徴する場所として、十字架の丘と呼ばれるところがあります。ラトビアのリガとリトアニアのクライペダの間のシャウレイ近郊に位置し、その名の通り、数えきれないほどの十字架がたてられています。その数は20万以上にものぼるとも…観光客のみならず、リトアニア人も多く訪れる巡礼の地になっています。
ここには、だれかのお墓があるわけではありません。実はこんなにもたくさんの十字架がたてられるようになった理由については未だはっきりと分かってはいません。最も有力なものはロシアとの戦いで亡くなった人を追悼するために建てられたという説。その後、ソ連に支配されていた時代には宗教信仰を禁じられていたため、ブルドーザーなどで何度も撤去されたこともありましたが、いつの間にかまた新しい十字架がたてられるようになったそう…。人々の篤い信仰心を目の当たりにしました。(長田)

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どこがベストポイント?ドブロブニク旧市街の城壁散策

2016年6月22日 カテゴリ: 中欧・東欧情報

5/21発「アルプスの懐スロヴェニアとアドリア海の至宝、クロアチア、モスタルへの旅11日間」に行って参りました。
2016年の5月下旬、出発前は気温10℃という例年より暖かくなるのが遅く、寒い日が続いていましたが、私たちのツアーが現地に到着した前日から暖かくなり始め、ツアーを通して、朝は涼しく、日中ちょうど良い暑さで過ごすことができました。
春から夏に向かっていくスロヴェニアとクロアチアは最高でした。国土の半分が森で覆われるスロヴェニアでは、新緑が美しく、特にブレッド湖のホテルでは朝5時には鳥の鳴き声が響き渡り、なかにはカッコーもいて、鳥たちによる自然のBGMは贅沢なものでした。クロアチアのプリトヴィツェ国立公園では、緑と水に囲まれた木道を散策。木々の美しさ、水の流れ落ちる音、滝が水面に流れ落ちた時に生じたミストが肌に触れる心地よい時間を満喫してきました。

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そして徐々に気温は初夏の陽気になったツアー後半は、アドリア海の町々の観光。その最後を締めくくったドブロブニクの旧市街の城壁散策は、印象に残るものとなりました。
城壁の長さは約2km。城壁は、反時計回りに一方通行。城壁の上を歩くのは有料で(※ユーラシアのツアーでは、城壁散策が観光に含まれています)チケットを提示して、一度あがって城壁の上を歩いて、途中で降りたら終了。もう一回上がる際には、もう一度チケットの購入が必要。城壁の昇降箇所は3か所。(1)ピレ門(2)海洋博物館(3)聖ルカ要塞。1周歩くのなら、どこから登っても問題ありませんが、1/3周や2/3周するのなら、昇り場所と降りる場所にこだわることも重要。この昇降箇所、(1)以外は少々見つけにくく、特に(3)は行き方が分かりにくく難しいので、初めて訪れる人は(1)か(2)から昇ることが多いでしょう。

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城壁昇降箇所<(1)ピレ門(2)海洋博物館(3)聖ルカ要塞>
■(1)→(2)の景色は、まず始めにピレ門から伸びるメインストリートであるプラッツァ通りを上から一直線に眺め、そこからやや下り坂となり、民家のオレンジの屋根瓦を間近で見ることができ、ときに、1991年の内戦で爆撃され壊された家を目にしました。そしてアドリア海側にでるとそこから城壁の外にあるロヴリイェナツ要塞を眺めて先に進んでいくと、徐々にのぼりになり、1人しか通れないほどに城壁が薄くなり、道が狭まる箇所へ。ここは方角でいうと南側。海を眺め、内を見れば眼下には民家の庭。細い路地も上から眺める面白さがここにはありました。途中、城壁の上で唯一の公衆トイレがあるのもこの南側。疲れたら飲み物を買えたり休めるカフェもあり。そうして到着する昇降箇所(2)。この(2)はうっかりすると城壁を降りてしまう箇所でもあるので、矢印→のある標識を見落とさないように注意が必要。ここでもう一度チケットの提示が必要なので、(1)(3)から昇った場合も、(2)までチケットをなくさないように注意。

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■(2)から(3)までの距離は短い。アップダウンが少なく平坦で歩きやすい箇所でもありました。そして内側である街並みの景色は、他の箇所に比べるといまいち。城壁の高さが低いので、城壁内の家々のオレンジ色の屋根瓦を上から眺めるには物足りず、こちら側の建物は大聖堂や旧総督邸など石作りの建物が多いので、視線の高さにあるのはその外壁。この間での見所は旧港やプロチェ門から出た先にあるビーチの遠景。(3)に近づくと多少城壁が高くなり、下にある写真のような光景が見えました。旧港と手前には教会。

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■そして(3)から(1)にかけては、街並みの眺めに関しては最高な箇所。ここの道のりはのぼりが多いですが、緩やかなスロープ。道幅も広く、南側にあったような人が1人しか通れないような細い箇所はありません。内側の街並みの景色は、どこを見ても絵になり、目で見える景色が写真のフレームにおさまらず、ちょっとがっかりしてしまうくらい。海は間近では見られないが、視界手前9割がオレンジ色の街並み、遠く1割に青いアドリア海の光景が映りました。ここでも所々でカフェや飲み物が買える店もあり。どんどん昇っていくと、城壁の最高所ミンチェタ要塞からは密集する城壁内の家々は勿論のこと、海まで伸びる城壁とその上を歩く人、旧市街の通りを歩く人、正面遠くには海、その後ろを振り向くとスルジ山と360度ぐるりとまわって見える光景は、全てが絶景!でした。そして(1)のピレ門へ。Blog_4

最終的に私としては・・・城壁は一周するのが一番!が結論でしたが、皆様はいかがでしょうか。(高橋)

5月でも寒くない!緯度のわりに暖かい「緑の国」アイルランドで見る黄色い花

2016年6月21日 カテゴリ: アジア

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先日、「北アイルランド・南アイルランド周遊 13日間」より帰国致しました。
皆様、春のアイルランドの気候に対するイメージはいかがでしょうか。お客様にアイルランドに行かれる前の「気候」に対するイメージを聞くと「寒く観光に適していないのではないか」というお声をよく聞きます。
確かに、アイルランドはサハリンの北部と同じ北緯50度以上に位置しますが、実は冬でもほとんど雪が降らず、5月も最高気温は4月の東京と同じぐらいで、メキシコ湾流(暖流)が流れているため、緯度の割りに暖かい気候となります。

実際に、今回のツアーでも荒涼とした大地が延々と続く風景ではなく、国のカラーともなっている「緑」が美しいアイルランドらしい風景を存分に味わうことが出来ました。
また、5月~6月にかけては緑だけでなく、色鮮やかなハリエニシダの「黄色」の花も氷河が作り出した野山を一面染め上げていました。

ハリエニシダはマメ科の低木で、枝に棘がびっしりとついていることから、「ハリ(針)」エニシダと呼ばれています。

今回のツアーでは、氷河によって創り上げられた大自然が広がるコネマラ国立公園内をハイキングしましたが、、絵のような風景の中を爽快な気分で歩くことができました。

華麗なハリエニシダを見ていると、ひと枝家に持ち帰りたくなりますが、アイルランドでは、ハリエニシダを家の敷地内におくと、その家の女性は不毛になる(子が産まれない)という言い伝えがあるらしく、持ち帰る人は誰もいないそう。

持ち帰えることが出来ないなら、目と写真に焼き付けろということで、
ハリエニシダが密集して咲き誇る鮮やかな黄色と新緑のコントラストが美しい風景を皆様思い思いに楽しまれていらっしゃいました。

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サン・セバスティアンでバール巡りに挑戦!(スペイン)

2016年6月17日 カテゴリ: 西欧・南欧情報

先日、「緑のピレネー・北スペイン物語 15日間」の添乗より帰国致しました。まだ雪が残るピレネーの壮大な山々、ロマネスク教会や大聖堂を見学しながら巡礼路を通ってサンチャゴ・デ・コンポステーラまで、毎日見所が満載のツアーでした。

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スペインの中でも個人的にお気に入りなのがバスク地方。ピレネー山脈をはさみ、スペインとフランスの両国にまたがって広がるバスク地方は独自の文化を持ち、美食の地として知られています。今回訪れたサン・セバスティアンは、ビスケー湾に突き出た二つの山、モンテ・ウルグルとモンテ・イゲルドに挟まれたコンチャ湾に弧を描くビーチがあり、ビスケー湾の真珠と称されるほど美しい景観と美食の街として知られています。旧市街には沢山のバールが並ぶ通りがいくつもあります。バールに入ると目に飛び込んでくるのは、カウンターにずらっと並ぶサン・セバスティアンが発祥と言われるピンチョス。スライスしたバケットにポテトサラダやマリネ、アンチョビや生ハムなどをのせたオーソドックスなピンチョスをはじめ、それ以外にも、エビ、タコ、ムール貝と言った魚介類からチョリソーや牛肉の串焼きなどのお肉類、スペイン料理の代表ともいえるトルティージャ(スペイン風オムレツ)やクロケッタ(クリームコロッケ)…といった種類豊富なタパスたち。どれも美味しそうで何を食べようか目移りしてしまいます。海外旅行中、レストランで現地の言葉がわからないとメニューを見ても何を注文するか難しいことがありますが、バールなら心配ご無用。目の前に並ぶピンチョスやタパスをいくつか選び、最後にレジで飲み物を注文し、会計を済ませるだけ。とっても簡単です。

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スペイン人にとって、バールは友人と語り合う大切な場所。仕事が終わり、帰宅前にバールで“一杯やる”のが習慣です。19時過ぎには観光客だけでなく地元のスペイン人もやってきてどこのバールも大盛況でした。何件もあるバールを巡り、ワインやビールを片手に話に花を咲かせている人々の様子を見ているだけでも楽しいですし、上級者の方ならスペイン人の輪に入ってコミュニケーションをとることもできます。また、バールによってピンチョスの種類も異なるので、色々なものを試せます。次々と賑やかなバールで、美味しいピンチョスやタパスに舌鼓を打ちつつ会話を楽しみ、気分はすっかりスペイン人。思い出深い一夜となりました。(市川)

硫黄島3島クルーズに行ってきました(小笠原諸島)

2016年6月16日 カテゴリ: 日本情報

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先日、「硫黄島3島クルーズと小笠原戦跡巡り 6日間」のツアーより戻りました。小笠原の父島、母島へのツアーは数年前から実施しており今ではすっかりお馴染みの人気ツアー。ですが今回は更に南へ約300キロ、硫黄島3島を船で巡る、年に一度だけ小笠原海運が企画する特別便でした。
まずは父島へと向かいました。東京都でありながら、そこへ行くのは決して容易ではない。なぜなら本土とは1000キロ離れており、行く手段は船のみ。所要時間は25時間半!にもなる。日本の裏側、南米のアルゼンチンへ行くのと殆ど変らないのです。25時間・・・、と言っても飛行機の席に座りっぱなしと違い歩き回ることも出来るし、甲板に出れば目の前には太平洋の大海原。思いっきり空気を吸って気分転換。雑魚寝だけれど横になれるのだからビジネスクラス並み?!考え方を少し変えるだけで25時間の船旅もそう悪くはないように思えました。
丸一日船に揺られやっと到着した父島で半日観光の後、再びおが丸に乗船。終わらない船の旅。それもそのはず、今回多くのお客様の目的である硫黄島はまだまだ遠く、2日目も船中泊、そしていよいよ3島クルーズの朝を迎えました。
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硫黄島3島は一般のツアーなどでは上陸することは出来ません。今回のようなクルーズでは、南硫黄島、硫黄島、北硫黄島と1島づつゆっくり案内を聞きながら島を周回していくのですが、やはり一番印象深かったのが硫黄島でした。太平洋戦争終盤において日米双方の激戦となった島。映画「硫黄島からの手紙」の舞台であり、そこで名前を知った方も少なくないと思います。ですがその島は戦争よりずっと以前から硫黄が採れる事から開拓が始まり一時は1000人近い島民の、のどかな暮らしがあったのです。その生活が戦争により一変しました。東京本土から南に1250キロ。サイパン島とのほぼ中間地点に位置している硫黄島は米軍にとって日本本土への足がかりとなる拠点であり、日本にとっては米軍の本土上陸を防ぐ為に守り抜かなければならない島だったのです。米軍の上陸前の海と空からの砲爆撃は数十万発にも及び、摺鉢山の頂上も吹き飛ばし山の形さえ変えたという。大きな海の真ん中の小さな島。遮る物もない島を、海を埋め尽くす位の艦隊に囲まれ、圧倒的な戦力の差に徹底抗戦し1か月以上もの激戦が行われました。想像をはるかに絶する気持ちでいっぱいになりました。船に乗っていた人それぞれに色々な思いがあり、その思いをもって。2度このような事がないように・・・。

献花をしながら、硫黄島の姿を目に焼き付けました。

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サントリーニ島とギリシャのおいしい食事

2016年6月15日 カテゴリ: アジア

先日ギリシャ、エーゲ海の7島を巡るツアーより帰国しました。
訪れたのは、アテネと、エーゲ海の島々のみ。有名なメテオラ修道院群や本土の観光地には一切訪れず、とにかく島・島・島と、エーゲ海の島を極めるコースです。そんなにいくつも島を周ってなにが楽しいの?似たような島ばっかなんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。それぞれが個性的かつ魅力的、そして、その島でしか見られないもの、見るべきものがちゃんとあるんです!そして、宿泊しながら島々を移動していくので、ただクルーズで立ち寄るよりも濃い観光をたのしむことができました。あまりにも魅力が多すぎて語りつくせない感があるのですが、今回は人気でよく日本でも取り上げられているサントリーニ島と、エーゲ海、地中海の料理の魅力についてご紹介したいと思います。

サントリーニ島、フィラの街並み

青い海、断崖絶壁がまるで雪のように白い建物に覆われている、この風景を、写真や映像で見たことがある方は多いと思います。このイメージが強いサントリーニ島ですが、実はこの島の歴史は非常に古く、紀元前3000年頃にはクレタ島のミノア文明と似た、キクラデス文明が栄えていたことが分かっています。しかし、とても華やかだった文明は紀元前1500年頃の火山の大噴火によって滅びてしまいます。火山の大噴火によってできた噴火口の空洞カルデラに海水が入り込み、かつて大きな島であったサントリーニ島は火山の外輪山を残して水没してしまいました。現在残っている島がその外輪山に当たるのです。なので、他の島々とは全く違う姿をしています。船着き場から町まで、車もしくはケーブルカー、もしくはロバで登らなければいけない、海面からはなれた高い所に町があるのです。そしてなんと、水没してしまった島の大部分が、かの有名な伝説の大陸アトランティスだという説があるのです。なんともロマンチックですね。そしてこの火山の大噴火の後、ギリシャ本土北部からやってきたドーリス人が住みつき、エジプト、ローマ、ビザンチン、ヴェネツィア、オスマン・トルコと支配の歴史を経て、1821年にやっとギリシャ人がサントリーニ島の支配権を取り戻しました。そんな複雑な歴史を持つサントリーニ島ですが、現在はその美しい景観を求めて、世界中からたくさんの人々が訪れています。

イアの夕陽を眺める人々

水平線に沈みゆく、美しい夕日が見れることで有名な、イアの街。夕暮れの頃には夕日が良く見える城塞の所にたくさんの人があつまり、うっとりと、日の沈むのを眺めます。水平線に太陽が沈んだ瞬間、その場にいた全員が、大きな拍手を、太陽に向かって送りました。イアの街は散策も楽しい所。たくさんのお店が所せましと並んでいます。
海抜338メートルの岩山のてっぺんに残された、古代ティラの遺跡にも訪れました。火山の噴火後、紀元前9世紀にこんな断崖絶壁の上に、人々が築いた町の跡が残っているのです。巨大な岩山を削って作ったスピンカーブの道をくねくね上ること約10分で、岩山のてっぺんに到着!

古代ティラへの道

周りを海に囲まれた素晴らしい景色が広がります。この古代ティラの遺跡は自由時間を利用して訪れたのですが、来る価値のある場所だと思いました。海を見渡す劇場は迫力があります。遠い昔に、一体どんな儀式が行われていたのか想像しながら歩く遺跡。真っ白な家が立ち並ぶ景色以外に、こんな魅力もある島なのです。
そして、サントリーニ島では、あちこちで素晴らしい景色を見ながら食事をすることができます。ギリシャは非常に食事の美味しい国なのをご存知ですか?
すばらしいのはその素材。エーゲ海ではとっても新鮮なシーフードが取れるのです。鯛科の白身魚やイカ、タコ、ムール貝を、ギリシャ自慢のオリーブオイルとニンニク・塩でシンプルな味付けをしたものが多いのですが、オリーブオイルの質が良いからか、海の幸が新鮮だからなのか、なんだかとっても食が進んでしまうのです。そしてギリシャのオリーブオイルは、一度味わってしまうとほかの国のものがうさんくさく感じられてしまうくらいに美味しいです。日本で市販されているものと食べ比べてみるとビックリ。まったく後味にくせが無く、さっぱりとしています。お土産にも最適ですね。オリーブオイルをたくさん食べる、クレタ島の食生活は、地中海式ダイエットとして、無形文化遺産に登録されているほどなのです。オリーブの実も大きくつやがあり、朝・昼・晩と毎日の食卓に出てくるのですが、少し強い塩味がサラダにとても合ってクセになります。暑い日はビールのおつまみにも良いんでしょうね・・・

ギリシャ風ラザニア、ムサカ

シーフードの他にも、ギリシャで生産されたもののみがその名を持つことを許されている、山羊チーズのフェタや、みずみずしいトマト、キュウリ、ズッキーニなどの新鮮な野菜。たくさんのハーブを使って煮込んだパプリカ風味の煮物や、チーズたっぷりで濃厚なギリシャ風ラザニアのムサカ、また、ソーセージを細かく切ってトマトで煮込んだスペツォファイや、柔らかくてドライ玉ねぎの風味が繊細で美味しいズッキーニとチーズのコロッケなどなど、挙げだすとキリがないくらいです。ギリシャの人々は、ギリシャ料理にも誇りを持っていて、これはなんの料理なの?と質問をするととても親切に教えてくれます。
観光も、食事も楽しめること間違いなしのギリシャ。経済破綻をしてから人々は大変な思いをしていて、そこからまだ状況は完全に良くなったわけではないようですが、ギリシャの人々は元気に国を盛り上げようとしています。がんばれギリシャ!(留置)

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