日付:2017年9月の検索結果

幻の花を求め、花々の楽園へ!(西オーストラリア)

2017年9月30日 カテゴリ: 世界のお花・紅葉情報

幻のリースレシュノルティアを発見!
先日、「西オーストラリア周遊とワイルドフラワー観賞の旅 9日間」より帰国しました。
南半球のオーストラリアは秋の訪れを感じる日本とは逆の季節。そう、現在、春爛漫。
そしてこの時期は桜前線ならぬ花前線が、西オーストラリアの北から南へと南下、これにあわせ毎年ワイルドフラワー観賞ツアーが人気です。ですが、そこは行けば確実に見ることが出来る遺跡群や建造物などと違い、花の開花の時期はその年の雨や気温などの自然現象に左右されます。それ故、行く前はいつも以上にドキドキが止まりません。
オーストラリアの国花でもあるゴールデンワトルはオーストラリアに春を告げる花。州都パースをバスで出発すると、次から次へと目に入るワトル(ミモザ)の黄色い花に心を奪われます。西オーストラリアに自生するワイルドフラワーはなんと約1万2000種!この先どんな花々に出会えるのかな!?いつしかドキドキはワクワクに変わっていました。
時にバスを止めてフラワーハンティング!とにかく種類が多いので正式な名前を調べるのも大変ですが、それを本で探し当てた時の嬉しさったら!!「ここにある花はまだ見てなかったわよね?」「この花はこの前見たのと同じかしら?」このようにツアー中、花探しはたびたび行われ、色々な花を見る事ができました。
その中で一番の人気はなんと言っても通称リースフラワー(リースレシュノルティア)。その名の通りクリスマスリースのように放射状に茎が伸び、ピンクの花を咲かせるこの花はほんの一部でしか見る事の出来ない希少種で、その美しさや珍しさから乱獲され今は僅かしか存在しないと言われる幻の花。前年にそこにあったからといって今年も同じところで咲いているとは限らない。道行く先のホテルやインフォメーションなどで情報を入手し、いざその場所を訪れると・・・。
リースレシュノルティアの群生

リースフラワーを発見!その一株にバスを下車し拍手喝采。おや?その周辺に目を向けると、な、なんと沢山のリースフラワーが列をなして迎えてくれているではありませんか!!それもまだまだ花のない小さな子供?から見事花をきれいに咲かした大人?まで。「幻の花が幻で終わらなくて良かった~。」と、喜びと共に安堵に胸をなでおろしたのでした。
オーストラリアはこれから夏を迎えそして冬が来ます。花の命は短いですが、必ずまた春はやってきます。来年も再来年も、そのまたずっと先も、きっと花々は美しく私達を迎え続けてくれることでしょう。そんな場所を守り続けなければ、と旅の最後に誓いました。(岩間)

知られざるロフォーテン諸島でハイキング(ノルウェー)

2017年9月28日 カテゴリ: 西欧・南欧情報

先日「アビスコ国立公園とロフォーテン諸島を歩く9日間」の添乗より帰国致しました。旅は黄葉で色好きはじめたスウェーデンのアビスコ国立公園から始まり、欧州最北を走るノールランストーグ鉄道、世界一美しい航路と謳われる沿岸急行船に乗って移動中も絶景を堪能し、ロフォーテン諸島の素朴で可愛らしい風景を楽しみました。今回はお天気にも大変恵まれ、日中は絶好のハイキング日和な日が続きました。また、タイミングよく太陽フレアの爆発もあり、なかなか見ることができない迫力のオーロラを鑑賞することもできました。

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ロフォーテン諸島は、日本ではまだあまり知られていない観光地かもしれません。ロフォーテンが位置するノルウェー北西海岸は、北極圏にありながらメキシコ湾流の恩恵で不凍の海岸。その上、大量のプランクトンが発生するためタラをはじめ魚が繁殖します。古くからこの地域に住む人々は漁業で生業としてきました。特に冬場はタラ漁が盛んで、ロフォーテンで生産された干しダラはポルトガルをはじめ、ヨーロッパ全域に輸出されています。ポルトガルに行かれた方は“バカリャウ(干しダラ)”を召し上がっているはず。しかし、漁業が盛んとはいえ、一つ一つの集落は小さく、村人が1人しかいないなんて村もあるくらいのロフォーテン諸島。そんな場所が観光地として注目を浴びるようになったのは、アメリカの雑誌「TIMES」でレイネの風景が取り上げられたのがきっかけだったようです。ロルブーと呼ばれる赤い小屋(かつての漁師小屋)、その背後に切り立った山並み、美しいフィヨルド…。まるで絵葉書から現実の世界に飛び出してきたような、素朴ながらも魅力あふれる風景です。

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ツアーではレイネから小型ボートに乗ってヴィンドスタッドという村まで足を延ばしました。ここは現在1年中暮らしている人はいないのだとか。夏の間のみ滞在する人が多いようで、家はあるものの、閑散とした雰囲気。しかし、氷河が作り出したフィヨルドは見事。ハイキング中、時折足を止めて周りの景色を堪能しました。(市川)

ブラジルの中心に卓上台地を発見!

2017年9月27日 カテゴリ: 中南米情報

先日ブラジル五大自然物語16日間のツアーから帰国しました。南半球は冬の季節といえど、気温は35度以上。お天気も良く、アマゾン川、レンソイス、イグアスの大瀑布、パンタナールの大湿原等ブラジル屈指の大自然を満喫してまいりました。
そして今回はブラジルのみを巡る16日間ということで普段はツアーで行かないようなまだまだ知名度の低い地域にも足を運びました。
 その地域とは、ブラジルの中西部にあるシャパーダ・ドス・ギマラエス。地理的に南米大陸のちょうど真ん中にあり、町は平野に囲まれた600mほどの高地にあります。大陸の真ん中はどうなっているのだろう?!と期待を込めて行くと、道中は赤茶色の岩壁がそびえ、アメリカ西部で見たような景色。そして、だんだんと上り坂を走ると見えてくる隆起した台地の風景。

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そして、街を抜けギマラエス高地の景色が見られる展望台へ。そこには大地がぐっと盛り上がった卓上台地のような景色が広がっていました。目の前には断層がくっきり見える台地は迫力満点。大陸が形成される際の地殻変動で創られた地形を間近に見ることができます。

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また、近くにはセントロ・ゲオデシコという南米大陸の“へそ”も。南米の中心というくらいですから旗が立っているかと思いきや、地面からぴょこっと見えている石の印がかわいらしい場所。卓上大地から流れ出る落差78mの滝もあり、知られざる魅力を秘めている地だと感じました!

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険しい道のりの先にあるのかと思われますが、意外にもパンタナール観光の基点になる、クイアバからバスで1時間以内で到着できる好立地、道はしっかり舗装もされています。そして少し高地にあるためさわやかな風も吹き比較的過ごしやすい気候。ブラジル人の間では有名な観光地の様ですが地球の裏側の日本にはまだまだ伝わってきていません。新たな観光資源としてとして頑張って欲しいと感じました。(杉林)

錦秋の美しきデナリ国立公園を訪ねて(アラスカ)

2017年9月26日 カテゴリ: 北米情報

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先日、「秋のアラスカ大自然紀行とオーロラ 10日間」のツアーから帰国致しました。今回のツアーはタイトル通り、秋色に染まるアラスカの国立公園を巡り、オーロラ観賞やアラスカ鉄道、デナリ(マッキンリー)山遊覧飛行、氷河クルーズと様々な角度からアラスカの大自然を満喫する旅でした。

中でも特別なのが、デナリ国立公園内のカンティシュナ行きのバスツアー。国立公園最奥の地、カンティシュナへ行ける唯一の手段です(ほかの手段では途中までしか行けません)。人がより少ない奥地まで訪れる為、動物たちに出会える可能性も高いのです。また、デナリ国立公園で最も美しい場所の一つとされ、雑誌などの写真でよく見かける湖とデナリ山の景色が見られるポイント、ワンダーレイクもこのカンティシュナ行きのバスツアーに乗らなければ、見られないのですから、“特別”という理由もお分かり頂けると思います。

北米大陸最高峰デナリ山(6,190m)を擁するデナリ国立公園は、アラスカの中で最も良く知られ、多くの観光客が訪れる場所。デナリは、先住民の言葉で「偉大なるもの」という意味です。アメリカ最大の州、アラスカ州の面積の7.5分の1を国立公園が占めていますが、その中でデナリ国立公園は州内4番目の大きさ(四国の広さ以上)です。38種類の哺乳類、172種類の鳥類など多くの野生動物が生息しています。

バスは、約40名乗りの大型で、人気の為満席!日本人はユーラシアのグループだけでした。道はほとんど砂利道ですが、ガタガタ揺れることはほとんどありません。2時間ごとにお手洗い休憩をしながら進みます。国立公園はカンティシュナまでの一本道しかありません。片道約5時間の道のりで、カンティシュナで昼食を食べ、その後同じ道を戻ります。
そのバスツアーに参加したのは9月6日、「これ以上はないわね」とお声を頂くほど、きれいな紅葉を見ることができました。ここでの紅葉は、日本で想像するものと違います。標高約1,000mの森林限界を挟んでおり、広大なツンドラ地帯が広がっています。木々が育たず、低木のままの森が広がり、それらが紅葉するとまるで赤い絨毯を敷き詰めたよう。動物も遠い時もありましたが、計6回グリズリーベアを見ることができました。なんと先導するようにバスの目の前まで来てくれたグリズリーベアもいて、バスの中は大騒ぎでした。他にもムースやカリブー、ドールシープ等々…さまざまな動物たちに出会えました。世界最高比高を誇るデナリ山は、約100km進んだところから見えるようになります。今回は、雲で頂上は見えませんでしたが、富士山の約1.6倍の大きさは見ると迫力が違うなと感じました。
紅葉あり、動物あり、山ありと見所満載のデナリ国立公園は、その名の通り「偉大」でした。(五島)

ユーラシア旅行社で行くアラスカツアーの魅力はこちら

今話題の絶景、氷のトンネル(アイスランド)

2017年9月22日 カテゴリ: 世界の自然情報

氷のトンネル
先日、「アイスランド周遊と秋のオーロラ 10日間」のツアーから帰国致しました。
今回は、リングロードと呼ばれる国道一号線を使い、アイスランドをバスで一周するツアーです。アイスランドの情景はまさに非日常、コケに覆われた大地や氷河から流れ出す滝、月面にいるような凸凹とした溶岩台地。日本で目にすることのない景色に息をのみます。そんな絶景ばかりのアイスランドで今話題の絶景、氷のトンネルに今回はご案内致しました。
 アイスランドで2番目に大きなラングヨークトル氷河を氷上車で進むこと約20分。氷のトンネルの入り口に到着です。2015年に造られたこの氷のトンネルは入口を入ると一気に世界が変わりそこは何千年もの時を経た氷の世界。氷の壁にはLEDライトが埋め込まれており、神秘的な空間を生み出しています。トンネルの中を進むと少し開けた場所に到着です。

氷のトンネル

この空間には椅子などが置かれなんとここで結婚式を行う人もいるそう、その他にも音響効果が抜群ということでコンサートが行われることもあるそうです。私たちもそこで、ふるさとを歌い、ガイドさんに歌のプレゼント。分厚い氷河に跳ね返り音が響いているのがよく分かりとても気持ちの良い空間でした。そしてさらにトンネルを進むと、大きなクレバスが!ゆったりとした川のように流れ続ける氷河は所々、クレバスと呼ばれる氷河の割れ目ができます。この氷のトンネルではクレバスの真下に行き見ることが出来、とても貴重な体験になりました。これだけでも魅力たっぷりの氷の氷河ですが、この氷の氷河にはもう一つ魅力があります。それは地図を見るとよくわかるのですが、道がハート型に掘られています。

氷のトンネル地図
人工的に掘られた道ではありますが、とてもほっこりとした気持ちになりました。(竜崎)

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これぞ三河の粋!“炎の祭典”手筒花火(国内旅行)

2017年9月21日 カテゴリ: 日本情報

先日、9月9日発「豊橋“炎の祭典”手筒花火と井伊家ゆかりの地へ 2日間」より戻りました。この度のメインは何と言っても、450年以上もの歴史を持つ、豊橋の手筒花火見学です。手筒花火と聞いてもピンとこない方も多くいらっしゃると思いますが、手筒花火とは直径10cm、長さ約80cmの竹の中には火薬を敷き詰めて揚げる吹上花火のことです。打ち上げ花火との違いは、その火柱!何と10m以上もの火柱が吹き上げます。大きいものでは、筒の直径30cmにも及び、その火柱の高さといったら圧巻の一言。手筒花火は、愛知県豊橋市の吉田神社が発祥の地といわれ、かつてこの地を治めた徳川家康が三河衆に火薬の製造を任せたことに由来すると言われています。
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今回はそんな手筒花火が盛んな豊橋にて開催される手筒花火を中心とした花火大会“炎の祭典”を見学しました。隅田川花火大会などの都内で開催される大きな花火大会とは異なり、そこまでの来場者を想定していなかった私ですが、いざ会場に到着すると、地元の方々だけでなく、東西南北、全国各地から手筒花火を一目見ようと集結していました。会場は豊橋公園内の球場、外野席から内野席、さらにはグラウンド内に特設されたアリーナ席まで、空席はほとんどない程の賑わい。
そしていよいよ花火大会の開始!手筒花火を持った人々が横一列に並び、合図とともに点火。すると、次々と火柱が吹き上がります。打つ上げ花火とは違い、手筒花火は筒を持ったまま、火をつけ、吹き上がっている間もずっと人の手に抱えられています。火花が降り注いでくるのも構わず、ボーンっという吹上の終わりを告げる音が聞こえるまで、持ち手は片時も筒を手放すことはできません。とてつもなく熱いであろう火花に耐え、それでも一直線に火柱を上げ続ける持ち手の方々に、三河の粋を感じました。
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豊橋の手筒花火は、“炎の祭典”だけではなく、4月から10月にかけて豊橋市内各地で開催されます。豊橋を訪れる機会があれば、三河の粋を感じてみてください。(吉村)
豊橋“炎の祭典”を訪れるコースは2018年2月頃に発表予定です。
国内ツアーの一覧はこちらから

大型バスでサファリ体験。百獣の王ともご対面!(ナミビア)

2017年9月20日 カテゴリ: アフリカ情報

先日、「ナミビア大周遊と砂漠の花園ナマクワランド13日間」の添乗より帰国しました。
今年は例年稀にみる干ばつとのことで砂漠は花園になっているのかと不安でしたが、
ウエスコースト国立公園では砂漠に咲くたくましい花々に出会うことが出来ました。   

南アフリカツアー

南アフリカツアー

南アフリカツアー

(さらに…)

動物サファリで大物遭遇!マサイマラ国立保護区にて

2017年9月19日 カテゴリ: アジア

先日、「ケニア・タンザニアハイライト9日間」のツアーより帰国致しました。
今回はツアー出発の直前にケニアで“世界で最も厳しいビニール袋(ポリ袋)禁止令”が施行され、出発前にバタバタと荷物の詰め替えをして当日を迎えました。近年アフリカ地域の国々で、環境保護の観点から同様の条例が施行されており、ケニアにおいては所持・持込が見つかった場合、罰金4万ドル(約430万円)または禁錮刑4年となる可能性があるということで、ヒヤヒヤしながら注意を払いました。

そんな問題がありましたが、やっぱり今回のツアーの醍醐味は何と言っても動物サファリ!
中でもケニア・タンザニアは、野生動物の楽園とも言えるほど、様々な種類の動物たちが数多く生息しています。サファリでは皆様会えたらラッキー「ビッグファイブ」のゾウ・ライオン・サイ・ヒョウ・バッファローの大物を狙って、様々な国立公園や自然保護区を訪れました。
特に皆様が期待するのはライオン。ライオンは、シマウマやガゼルなどの群れで生活する動物と比べて、数も少ないため簡単には見つけられません。しかも餌である草食動物を狙って、ひっそりと草むらに隠れているので人間の目にもなかなか探し出せないのです。
しかし、今回は心強い助っ人が!マサイ族のドライバーガイドさんたちです。聞くところによると、マサイ族は大平原ならおよそ20km先まで見えるそうで、4WDを運転しながら、あちこち見ていろいろな動物を見つけてくれます。そして全サファリカーに無線が搭載されており、周囲のガイドたちで情報共有をして、大物が見つかったらすぐ駆けつけられるようになっています。
ケニアのマサイマラ国立保護区は、今回のツアーの中でも最も動物の数が多く、大物がよくみられるということで目を皿のようにして窓の外をじーっと見渡します。するとブッシュの木の陰になにやら黒い物体が…。ドライバーも確信したように4WDを走らせて向かうと、なんとライオンの雄と雌の二頭いっぺんに発見!しかも車との距離は5mくらいと近い!大興奮でカメラのシャッターを切ります。ちょうどお昼時で、ライオンなどの肉食動物は午前中に狩りをして、食事のあと昼は満腹でお昼寝タイムに入ります。まさにちょうどこれから眠ろうかという、ライオンの姿はまるで大きな猫。ですがこの広いサバンナで、何におびえるでもなく自由気ままにくつろぐ姿に、百獣の王の威厳すら感じられました。
そのあとも立て続けに無線が鳴り、終われば1日に4~5回もライオンに出会うことが出来ました。
ライオン

今回のツアーでは、ヌーの川渡り見学(2回)や、その他大物のゾウ、バッファロー、チーター、キリン、ハイエナ、カバなど、沢山の動物に出会えました。また、普段都会で暮らす私たち日本人にとって、そこかしこに動物がいる風景というのは、現実離れした素晴らしい空間でした。

ヌーの川渡り

結局、出発から帰国まで、一度もビニール袋に関して問われることはなく、思い思いにサファリを満喫し、無事にツアーを終えることが出来ました。また日本に帰国して電車通勤の生活に戻ると、草原に漂う動物のにおいが恋しい今日この頃です。(西澤)

シベリア鉄道の旅は、1日にしてならず(ロシア) その4

2017年9月18日 カテゴリ: 中欧・東欧情報

8月17日発「シベリア鉄道走破の旅 ~9,259㎞、ウラジオストクからモスクワへ~ 15日間」の連載ブログ第4回目です。
シベリア鉄道の楽しみのひとつは、車窓から見える景色でしょう。同じ景色が続くとはいえ、眺めていると疑問に思ったり、おやっと思うものが見えたりするときがあります。
私は、ウラジオストクからモスクワまでの区間で特に好きだった景色は、前半でした。ウラジオストクから出発したては、進行方向左側の車窓から金角湾がしばらくの間見えました。ウラジオストクは半島にあり、その半島の西側に線路が敷かれ、北上していきます。ウラジオストク駅を19:10発でしたので、夏の時期はちょうど夕方に差し掛かり、いよいよ旅が始まる、という気持ちとともに眺めた金角湾の夕景は忘れられません。翌朝、ハバロフスク駅を通過直後にアムール鉄橋を渡ります。昔は、アムール川越えには地下トンネルを使っていましたが、いまは鉄橋で渡りますので、雄大なアムール川の光景も印象的です。その後、ザバイカリスキー地域に入ると、ブログその1でも書きましたが、鉄道工事難航区間へ。美しい自然と工事難航区間だったことを知っていると、何気ない自然の景色からもさまざまに思えることでしょう。そのザバイカリスキー地域は、2012年まで大きな川に架かる橋や舗装路がなかったそうです。それをプーチン大統領になってから道路整備が一部ではありますがすすめられたそうです。
何もない広野(畑も周辺に見かけない)に、ときおりぽつぽつ見える木造の家。時には簡素な一軒家も。さて、ここで不思議に思うわけです。ここで生活する人たちはどうやって生活しているのかと。たまたまこの地域出身の現在、鉄道関係者の方が同じ車両に乗っていたのでその疑問の答えを知ることが出来ました。線路脇に見える家は、鉄道補修関係者の家だそうで、冬の時期などは雪かきの除雪車など動かしたり、場合によっては人の手で除雪したり、電線などに異常があれば駆けつけるそうです。また先述した舗装路がまともになく、その前後で大きな町らしきものがないような場所でお店のようなものが見えず、数軒民家が建つだけの場所では、週に何回か、日用品から食料などを乗せた列車が最寄駅に来るそうで、そのときに駅に行き必要なものを購入するのだと。シベリア鉄道では小さな駅は通り過ぎてしまいます。しかし通り過ぎる小さな駅も、その地域に住む人にとっては移動手段以外に重要な駅なのです。更になにもないところに見えた簡素な一軒家は、鉄道工事に携わる人の休憩小屋兼作業道具置場なのだと。特に冬の時期は暖を取るのに重要。舗装された道路もなく、町もないようなザバイカリスキー地域で、いま自分が乗っている列車がたくさんの鉄道関係者の人たちによって安全に運航されているのかということが身に染みる話で、じん・・・としました。イルクーツクに近づいてくると、舗装された道や橋が普通に見え始め、牛や馬の放牧された集落などが見え、ちょっとした車窓の見えるものへの変化にも嬉しく、楽しく思いました。

シベリアの白樺

もちろん、自然の美しさも素晴らしいもので、よく見られる白樺も幹が細かったり、太かったり、背が高かったり、低かったり。嵐などで倒れた木が残る自然そのままの白樺林、緩やかな小山が続く山稜区間、黄色やピンク、薄紫の野花、人家の庭に植えられた向日葵。線路を並走する小川やときに鉄橋で渡るシベリアの大河。これらの大河は、その先で更なる大河アムール川やレナ川などにつながっていたりし、その大河を航行して冒険者や探索隊が未開の地シベリアに向かったのか、ウラジオストクもハバロフスクもそのような探索隊によって発見されたのかと通り過ぎていった町のことを連想してみたり・・・。

車窓からみた給水塔

そうはいっても飽きちゃうのよね、という方は、ウラジオストクからモスクワまでの間で所々で見える給水塔を探してみましょう(上記写真は給水塔です)。その形はサイロにもムーミンハウスにも見えるもので、かつてシベリア鉄道が蒸気機関車で走っていた時代の名残です。駅に見えたり、なにもないところで突然見えたり。その建設素材やデザインも様々なので、あの給水塔は可愛い、あの給水塔は木造だった、あの給水塔は・・・と見つけては考察したり、頑張って移動する車窓から写真を撮ったりして楽しんでみてください。

駅で見かけた給水塔

第5回目以降は掲載未定です。
ユーラシア旅行社で行くロシアのツアーはこちら
ユーラシア旅行社で行く極東・シベリアの魅力はこちら
■シベリア鉄道の旅は1日にしてならず その1はこちら
■シベリア鉄道の旅は1日にしてならず その2はこちら
■シベリア鉄道の旅は1日にしてならず その3はこちら
<極東に関するブログ>

シベリア鉄道の旅は、1日にしてならず(ロシア) その3

2017年9月17日 カテゴリ: 中欧・東欧情報

8月17日発「シベリア鉄道走破の旅 ~9,259㎞、ウラジオストクからモスクワへ~ 15日間」のブログ第3回目です。
極東・シベリアの夏は暑いときは暑いです。この度のツアーは8月17日発でしたので、8月中旬~下旬中も昼間に27~30℃まで気温が上がる日もありましたが朝晩は15~20℃と気温が下がり、ちょっと肌寒いか心地よい涼しさとなりました。そのような暑い日中、シベリア鉄道で移動し、途中下車しながら観光する際は、是非各地域の地ビールを楽しんでください。ロシアのビールというとバルチカ7が有名ですが、シベリアの各地域やお店ごとで地ビールを製造しています。なかには酵母入りビールもあったりしました。シベリア鉄道の食堂車でもビールは販売してます。ちなみに現在、シベリア鉄道の客車・コンパートメントへの酒類の持ち込みと飲酒は禁止になりました。シベリア鉄道滞在時は、食堂車で酒類を購入・飲酒のみとなります。食堂車によっては、地ビールを積んできていることもあるので、「とりあえずビール」という注文ではなく、何種類かあるビールを見て飲むことをお勧めします。

ウラジオストクの地ビール

甘党は、駅の売店や売り子さんからアイスクリームを買って食べるのも楽しみのひとつ。アイスクリームもその地域の工場で作ったものだったりするので、停車駅毎により売られるアイスクリームもメーカーが違います。

マロージュナ

味はバニラばっかりで真ん丸のバニラアイスがコーンについているタイプがほとんど。ちゃんと密閉包装されてますので衛生面も大丈夫です。またロシアの東側の家庭で作るお菓子のひとつにワッフルの生地をロール状にしてそのなかに煮込んだ練乳を入れるスウィーツがあります。このお菓子で初めて知りましたが、練乳を長時間煮込むと色が茶色になるのです。ですから、このお菓子を買ったとき、中身はチョコレートクリームかなと思いました。そして調べていくと、練乳を煮込んで茶色くなったのがキャラメルなんだそうで。要は、このスウィーツはキャラメルのワッフル巻きとでもいうのでしょうか。これはスーパーや駅の売り子さんから購入することができます。

シベリアの自然から得られた松の実、ベリーも夏ならではの食べ物。市場や駅のホームにくる売り子さんが売っていたりしますが、面白いのはハチが集めた花粉。え、それ食べるの?と思うかもしれませんが、女王蜂が食すという花粉はロイヤルゼリーと同じくらい栄養素が詰まっています。自然の色(着色していません)で意外とカラフル(写真参照)。

栄養価の高い花粉

それが一袋200ルーブル(約400円)。安いです。そのまま食べるのですが、すごくおいしいというわけではないのですが、なんとも病み付きにある味です。モスクワなど大都市に行くと簡単に手に入らないものですし、値段も高くなるので是非、極東~シベリア地域間で買ってみてください。

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■シベリア鉄道の旅は1日にしてならず その1はこちら
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