人間を寄せ付けない極限的な風景と、人々の心を癒す牧歌的な風景が共存する不思議な国アイルランド。ヨーロッパの最果てにあるこの島国には、今も神秘的なケルト文明の遺跡が残り、独自の美の世界を見ることができます。ユーラシア旅行社のアイルランドツアーでは、英国・北アイルランドにも足を伸ばしこの島ならではの魅力に迫ります。

アイルランドとは

アイルランド基本情報

【面積】7万300平方キロメートル(北海道より一回り小さい)
【人口】約492万人(2019年アイルランド中央統計局推計)
【首都】ダブリン(Dublin)
【民族】ケルト系またはアングロサクソン系のアイルランド人が大多数を占める
【言語】アイルランド語(ゲール語)及び英語
【宗教】約78%がカトリック教徒(2016年アイルランド国勢調査)
【時差】日本よりマイナス9時間(サマータイム時マイナス8時間)

自然崇拝に隠されたケルトの謎

ニューグレンジ
渦巻文様が印象的、ニューグレンジ

ケルト以前のアイルランドでは、自然崇拝から太陽や月を表した渦巻や組紐文様を、神秘的な力を持つと信じられた石に描くことで神霊が宿ると考えられていました。この文様が見られるボイン渓谷遺跡群のニューグレンジやナウスでは、冬至前後だけ朝日が奥の石櫃まで届く仕組みになっており、当時の人々が優れた天文学的知識を得ていたことがわかります。この文明を受け継いだケルト人は、文字の代わりに自然要素を取り入れた抽象的で装飾性に富んだ文様を多く残しました。

アイルランドで出会うケルトの美

モナスターボイス
モナスターボイス

西ヨーロッパの先住民族であったケルト人は、古代ローマの勢力に押されて北に追いやられ、ブリテン島やアイルランド島まで撤退を余儀なくされました。その後、衰退したケルト文明は神秘と謎に包まれたまま、多くの伝説や神話をこの国に残しています。聖書の場面や教訓が表現されたケルト十字があるモナスターボイスや、キリスト教徒融合して生まれたケルト芸術の傑作「ケルズの書」が所蔵されたトリニティーカレッジ・オールドライブラリーなど、謎に包まれたケルトの世界に各地で触れます。

妖精の森へ

妖精の家
妖精の家

「妖精の国」と呼ばれるアイルランド。自然を信仰の対象とした古代のケルト民族は樹木や水などの自然万物に精霊が宿ると信じていました。その後、キリスト教が信仰対象になりましたが、自然が豊かなアイルランドでは今でも精霊が妖精となって生き続けていると信じられています。その為、妖精たちが住んでいると言われる場所には小さく可愛らしい妖精の専用の家が見られます。もしかしたら、妖精に出会えるかも!?

首都ダブリンを楽しむ

テンプルバー
パブが密集するテンプルバー
オールドライブラリー/トリニティ・カレッジ
オールドライブラリー/トリニティ・カレッジ

聖パトリック大聖堂や国立博物館を見学した後、自由時間にパブに立ち寄ってはいかがでしょうか。ダブリンには無数のパブが建ち並び、軽快なリズムのアイリッシュ音楽が鳴り響きます。U2を生んだこの町は音楽の町でもあるのです。ツアーの最後は、首都ダブリンに連泊してダブリンをお楽しみいただきます。

アイリッシュダンス鑑賞を楽しむ

リバーダンス
リバーダンス
アイリッシュダンス(イメージ)
アイリッシュダンス

英国統治時代にはく奪された文化をひそかに継承するために誕生したアイリッシュダンス。上半身を動かさず下半身で複雑なリズムを刻む芸術的な舞踊です。現代的にアレンジされたエンターテイメントショー、リバーダンス公演にご案内する出発日もございます。詳細は、お問い合わせください。

アイルランドに根付くパブ文化

アイリッシュパブ
アイリッシュパブ

アイリッシュパブは日中には主婦や子供が、夜は若者が集まる憩いの場でアイルランドの文化の一つです。陽気なアイルランドの人々も店内で流れるケルト音楽とビールを片手に話は尽きません。本場のパブの雰囲気もお楽しみ下さい。

ウィスキー蒸留所に訪問!

ウィスキー蒸留所
ウィスキー蒸留所(イメージ)
ウィスキー蒸留所での試飲(イメージ)
ウィスキーの試飲(イメージ)

ウィスキー発祥の地と呼ばれるアイルランド。ウィスキーは滑らかな味わいと芳醇な香りが特徴です。昔から受け継がれてきたアイリッシュウィスキーの製法を見学し、試飲もお楽しみ頂きます。

絵を切り取ったような美しさ!西部や南部を訪ねる

カイルモア修道院
カイルモア修道院

起伏に富んだ自然景観に佇む建造物や村々が点在する西部や南部は、喜劇役者のチャップリンや文豪ヘミングウェイなどの有名人も愛した場所。”貴婦人の眺め”と呼ばれる景勝地、リングオブケリーや湖畔に佇むカイルモア修道院、”かわいい村コンテスト”で優勝した実績を持つアデアなど、通常のハイライトコースでは訪れない、アイルランドの魅力が凝縮されたこだわりの訪問地です。

最果ての島・イニシュモア島へ

ドゥーンエンガス/イニシュモア島
ドゥーンエンガス/イニシュモア島

イニシュモア島とはゲール語で大きな島という意味。ゲール語というのはケルトの古語で、現在アイルランドで日常的にゲール語を使う人は約2%のみ。そしてイニシュモア島は、そのゲール語の数少ない使用地域の一つなのです。イニシュモア島には約4千年前から人が住んでいた記録が残されており、ケルトの遺跡が島中に点在しています。特に馬蹄の形をしたドゥーン・エンガスと呼ばれる古代遺跡は圧巻です!

巨人伝説の地ジャイアンツ・コーズウェイ

ジャイアンツコーズウェイ
ジャイアンツコーズウェイ/北アイルランド

北アイルランド(英国)まで足を延ばして出会うのは、ジャイアンツ・コーズウェイ(巨人の石道)の絶景。火山活動によって生まれ、約4万本もの玄武岩の柱状節理が密集した特異な景観は自然の造形とは思えないほど。高さが12mもある「ジャイアント・オルガン」「馬の靴」「貴婦人の扇」などと名付けられた不思議な奇岩が点在しています。

アイルランドの名物料理を味わう

ロブスター
アイリッシュシチュー

「アイルランドではジャガイモしか食べない」というのは、はるか昔々のこと。海に囲まれたアイルランドはシーフードが美味しく、なかでもロブスターは好評です。また、酪農王国としても知られ、広大な牧草地で育てられた羊や牛たちを使った料理もよく出てきます。ラム肉とジャガイモやニンジンなどを煮込んだアイリッシュシチューは、ラム特有の臭みもなく、じっくり煮込んでいるからかお肉も柔らかく非常に美味しいです。

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