アフリカの大地が育んできた生命のドラマが繰り広げられるケニアの広大なサバンナ。地球上でも最も巨大な移動の一つであるヌーの大移動を追い、特に野生動物が多く躍動する国立公園や保護区に焦点を絞ってそのドラマに迫ります。

ケニアとは?

ケニア基本情報

【正式名称】ケニア共和国
【面積】58.3万平方キロメートル(日本の約1.5倍)
【人口】4,970万人(2017年:国連)
【首都】ナイロビ(Nairobi)
【民族】キクユ族,ルヒヤ族,カレンジン族,ルオ族,カンバ族等
【言語】スワヒリ語,英語
【宗教】伝統宗教,キリスト教,イスラム教
【時差】日本よりマイナス6時間

ケニアの気候・ベストシーズンはいつ?

ケニアの気温表

赤道直下にあるケニアは一年を通じて月毎の気温の変化はあまりありません。また、みどころは標高1,000m以上の高原地帯に位置している為、極端に暑くなる事はありません。乾季・雨季があり、3~6月頃、11~12月頃が雨季、それ以外の時期が概ね乾季に分類されます。但し、近年の気候の変化で以前程乾季・雨季の差が感じられない年も増えているようです。有名なヌーの川渡りはケニアで8月前後に見られる可能性が高まりますが、その年の状況によって前後する場合があります。

 乾季は比較的雨が少なく一般的に観光しやすいシーズンです。水場も少なくなりますので、動物も若干見つけやすくなります。一方で、草が枯れ気味で埃が多く、動物に集まるサファリカーも多いという難点もあります。一方雨季は文字通り雨量が増えるものの、一日中降り続ける事はあまりありません。サバンナがみずみずしく、また、相対的にサファリカーが少なくなる為、サファリがしやすいメリットもあります。

 尚、例年11~5月頃にヌーの大群はタンザニア側のセレンゲティへ渡って行きますが、その他の動物(特に肉食獣)はケニア側に留まっているので、サファリでは一年を通して動物と出会う事が出来ます。

ケニアおすすめ観光、サファリの四大ポイント

ドライブサファリにて

ドライブサファリにて(イメージ)

ボートサファリにて

ボートサファリにて

【こだわり1】ユニークな宿泊施設を厳選!

ケニア・タンザニアでは、各地でサファリをご満喫頂くとともに、宿泊するロッジでもユニークな体験がお楽しみ頂けるよう、宿泊施設や宿泊地を厳選しました!思い出に残るケニア・タンザニアならではの滞在をご堪能下さい。

【こだわり2】サファリカーは全員窓側のゆったりサファリ

サファリカーは全員全員窓側に座れるよう配車しますので、動物の撮影も余裕を持ってできます。

【こだわり3】サファリ・ファースト

大クレーターの中に通年で動物達が暮らすタンザニアのンゴロンゴロ、キリマンジャロの麓に広がる草原にアフリカゾウを始めとして多数の動物が息づくアンボセリ国立公園、そしてマサイマラの連泊等、当該時期により野生動物達と出会える可能性が高い場所に絞って、サファリ中心の日程でご案内します。また、ツアーによっては通常の早朝と夕方だけでなく、昼前後や午後の時間もサファリにご案内します。サファリの時間を多くとる事で、動物達の目撃情報をもとにより遠くの場所までサファリが出来るようになります。

【こだわり4】双眼鏡無料貸し出し

双眼鏡を無料で貸し出し致します!せっかくケニア・タンザニア旅行に行くからには、動物たちをより大迫力で見たい!でも、その為だけにわざわざ双眼鏡を買うのは勿体無い…
ユーラシアの旅では、"ツアーコードBK及びBTから始まる全てのコース"を対象に無料で双眼鏡をレンタル致します。

サファリはビックファイブを見よう!

ライオン(イメージ)

ライオン(イメージ)

サイの親子(イメージ)

サイの親子(イメージ見出し

アンボセリ国立公園のアフリカゾウ(イメージ)

アンボセリ国立公園のアフリカゾウ(イメージ)見出し

マサイマラのヒョウ(イメージ)

マサイマラのヒョウ(イメージ)

マサイマラのバッファロー

マサイマラのバッファロー

その他の動物達も色々見られるチャンスがあります。

チーター(イメージ)

チーター(イメージ)

ハイエナ(イメージ)

ハイエナ(イメージ)

カバの親子(イメージ)

カバの親子(イメージ)

キリンの群れ(イメージ)

キリンの群れ(イメージ)

シマウマの群れ(イメージ)

シマウマの群れ(イメージ)

ヌーの親子

ヌーの親子(イメージ)

大自然のスペクタクル、マラ川と支流におけるヌーの川渡り

ヌーの川渡り(イメージ)

ヌーの川渡り(イメージ)

ヌーの川渡り(イメージ)

ヌーの川渡り(イメージ)

四国の約1.5倍もの広大なサバンナが広がり、国境をまたいで繋がるタンザニアのセレンゲティとケニアのマサイマラ。この中をヌーとシマウマの大群が新鮮な草を求めて、一年を通して時計回りに移動します。これが世に言われる“ヌーの大移動”です。毎年2~3月に南セレンゲティで産み落とした子供たちに脚力が付く生後半年前後の時期にヌーの大群はケニア側のマサイマラに生える草を求めて一気に北上します。しかしケニアに入って現れるのがマラ川やその支流、最大の難所です。この川には一年に一度のご馳走を心待ちにする世界最大級の爬虫類であるナイルワニも数多く生息し、沿岸にライオンやヒョウなどの肉食獣が待ち伏せしている事も少なくありません。  このような命の危険が迫る難所でもヌー達はやがて勇気を振り絞って川を渡って行きます。先頭が川に飛び込むと、続々と後に続いてヌーやシマウマが川を渡って行きます。ワニに襲われたり、急流に流されたりする個体もいますが、それでも生きる為に前に進むしかありません。子供たちも力を振り絞って親になんとか付いていきます。 大自然のドラマに台本はありません。その年の天候によって移動時期や場所も異なる為、ヌーの川渡りが見学が出来るかどうかは、運にも左右されるため、全てのツアーでマサイマラに2泊以上滞在にし、サファリも一般的な数時間単位のドライブサファリではなく、ロッジから遠くの場所で川渡りがあってもその場に行けるよう、終日のドライブサファリで組んでおります。 ※ヌーの川渡りは動物の自然現象の為必ずご覧頂けるとは限りません。予めお含みおき下さいますようお願い申し上げます。

マサイマラ国立保護区

マサイマラのヌーの群れ(イメージ)

マサイマラのヌーの群れ(イメージ)

ケニア西部、タンザニア側のセレンゲティ国立公園と陸続きの国立保護区。ビッグファイブが生息し、特にライオンの多さでも知られ、サファリの聖地として世界中から愛好家が集う野生動物の楽園。大きさは大阪府と同程度、区内にはマラ川やその支流が流れ、8月前後にはヌーの大群が決死の川渡りに挑みます。

アンボセリ国立公園

アンボセリ国立公園

アンボセリ国立公園

アフリカ最高峰キリマンジャロの麓に広がるアンボセリ国立公園は、アフリカゾウが多く、ケニアでも有数の動物の楽園として知られています。サバンナ越しにキリマンジャロを見渡す事の出来る絶好のロケーションに位置しており、天候に恵まれればその偉容を仰ぐ事が出来ます。ユーラシアの旅では、敷地内からキリマンジャロを望めるロッジに宿泊します。天候に恵まれれば、日中の雄姿と夜の満天の星も是非お楽しみ下さい!

アバーディア国立公園

アバーディア国立公園のジ・アーク

アバーディア国立公園のジ・アーク

ケニア中部に佇むアバーディア国立公園。この公園はケニアでも名物の樹上ロッジが複数あります。アバーディア国立公園の中心に位置するのが「ジ・アーク The Ark」。ロッジには複数の観覧デッキがあり、付近の水場に集まる野生動物達を観察できます。ロッジに居ながらのサファリをお楽しみください。

マサイ族とマサイ族の村

マサイ族の村にて

マサイ族の村にて

ケニアからタンザニアにかけて住む先住民であるマサイ族。本来は遊牧民族として暮らしてきましたが、数多くの遊牧地が国立公園や自然保護区に指定され、近年は定住化を余儀なくされるケースが増えております。マサイジャンプと呼ばれる独特のダンスを行い、かつてのライオン狩りや身体能力の高さでも知られています。現在でも昔ながらの住居が並ぶ村も点在しており、一部ツアーではご案内します。

ケニアのロッジ、ホテル事情

ケニアはみどころが国立公園や自然保護区に集中している為、首都ナイロビを除き、宿泊は概ねロッジです。都市的ホテルのような機能性はない為、シャワーのみでお湯の出が良くない事があります。反面、自然の中に位置しており、ケニアならではの雄大な自然を感じられる施設が多いです。

ケニアの料理・食事事情

旅で訪れるケニアの食事は、概ね西洋料理が多く提供されます。また、いずれの食事もバイキング形式が多くなります。自然の中に位置しているロッジは素材や調理に限界がある為、食事につきましては、多大な期待を抱かない事をお勧めします。時折サバンナならではのゲームミート(野生動物、主にレイヨウ類)が提供される事があります。

ケニア、首都ナイロビの治安は大丈夫?

首都ナイロビの一部地域には、外務省より危険情報レベル2「不要不急の渡航は止めてください。」が発出されておりますが、ツアーでは立ち寄りは致しません。また、ソマリア国境付近や海岸線の治安は流動的ですが、国立公園や自然保護区は警備も敷かれており、治安は安定しております。

また、各宿泊施設では、大型肉食獣対策もとられておりますので、自然の中のロッジでも安心してお過ごし頂く事ができます。

黄熱病予防接種証明書(イエローカード)について

イエローカード見本

ケニアは黄熱に感染する危険のある国です。生後9か月以上のすべての渡航者に黄熱の予防接種が推奨されています。接種先につきましては、こちらをご参照ください。

また、入国経路によりましては、黄熱病予防接種証明書(イエローカード)が必須となる場合がございます。詳しくは各ツアー日程表下部をご参照ください。

必須のツアーにつきましては、接種予約が恒常的に混雑しており、お早めにお問合せ頂く事をお勧め致します。(通常は接種の1~2ヶ月前より予約可能ですが、各接種機関に詳細をお問合せください)

尚、弊社の一部ツアーで利用するケニア/タンザニア間の陸路国境では、公式に禁忌証明書(Medical Exemption)での通過が許可されない為、必ず黄熱病予防接種(イエローカード)が必須です。

※WHOが、2016年7月より黄熱病予防接種の有効期間を10年から生涯有効に変更しました。2016年6月以前に接種した予防接種も自動的に生涯有効とみなされますので、一度取得された黄熱病予防接種証明書(イエローカード)は紙面上の有効期限が切れていてもご利用頂けます。

*ご旅行金額につきまして*
添乗員付きツアーの旅行代金は全て総額表示です。
空港税・宿泊税や燃油サーチャージは追加徴収いたしません。
出発前の大幅な追加請求や空港税・宿泊税の支払いのために旅行中に手元の残金を気にかける必要がありません。
また、「リピーター割引制度」も実施中です。ユーラシアの旅についてはこちらをご覧ください。

03-3265-1691

営業時間 10:00~17:00(土日祝除く)

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