小笠原諸島旅行・ツアー・観光特集~本土から船旅24時間で到着する楽園~
一生に一度は訪れてみたい憧れの小笠原諸島
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固有種テリハハマボウ
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固有種ムニンシャシャンボ
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南島の絶景・扇池
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天然記念物のオガサワラオオコウモリ
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熱帯ジャングルのような母島の自然
小笠原諸島とは
はじまりは、24時間の船旅
小笠原諸島への旅行やツアーで宿泊、滞在する島は、父島または母島になります。東京本土から、おがさわら丸に乗船し所要24時間、最初に小笠原諸島のなかで足を踏み入れるのは父島(二見港)です。
小笠原諸島の世界遺産
世界遺産指定地域はどこ?
自然遺産登録には、「地形・地質」「生態系」「自然景観」「生物多様性」4つの評価基準があります。これからご紹介する観光スポット、アクティビティでは、この基準のどの点がみられるのかをあわせてご紹介していきたいと思います。
大きな心で迎えてくれる<父島>のおすすめ観光地・アクティビティ
小笠原諸島の「父島」とは
面積:23.45km
人口:2,163人(2019年12月現在)
島の周囲:約52km
位置: 北緯27度04分、東経142度09分、東京港から南に約1000km
公共交通機関:路線バス(1時間に1便程度)
流しのタクシーはなく、完全予約制・観光案内付きで島内を巡る観光タクシーのみ
小笠原ならではのおすすめ観光:森や山を歩こう
木々の中をハイキング(父島・旭山)
父島には、たくさんのハイキングルートがあります。その難易度は散策程度のルートから約4~5時間歩くようなルートまでさまざま。ハイキングルートはおおむね整備、舗装されていますが、整備されているなかでも木の根が地面から出ている箇所がある自然の状態を残したルートもあります。また現地ガイド同行が義務付けられたルートもありますので、ハイキングに行く前にルートの難易度やガイド同行の必要性の有無の確認やハイキングルートの入り口にある注意事項をしっかり読むことが大切です。
小笠原諸島独自の固有種を探そう
固有種テリハハマボウ
固有種ムニンシャシャンボ
海の人気アクティビティ!クジラ&イルカウォッチングクルーズ
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近距離でクジラに会える可能性が高い(2~4月上旬)
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通年小笠原諸島近海を泳ぐイルカ
父島・母島の周辺海域も世界遺産の地域。小笠原諸島近海で見られる海の生物は、11月~4月に出産、子育て、繁殖行為をしに北の海から戻って来るザトウクジラ、夏~秋に外洋域に出現するマッコウクジラ、通年小笠原近海をうろうろしているミナミハンドウイルカ、ハシナガイルカ、3月頃から8月頃まで繁殖、産卵で戻ってくるアオウミガメ、カラフルな熱帯魚が代表的。
水中グラスでお魚鑑賞(兄島海域公園)
兄島海域公園までボートが移動したら、海の中を覗いてみましょう。カラフルな魚たちが生息している様子をボートから水中をのぞき込んでも目視できる海の透明度に感動します。水中グラスがあれば、はっきりとした魚の姿をみることができます。
新東京百景・絶景の「南島」
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南島の絶景・扇池
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上陸は運しだい、カルスト石がみられる南島
行けるかいけないかは波次第。南島へは、クジラ&イルカウォッチングの途中で上陸できそうな天候や波の状況だった場合に上陸を試みます。南島では、火山活動と長い年月のあいだ風雨によって浸食され、ごつごつした岩が特徴の沈水カルスト地形を見ることができます。上陸地点のごつごつした岩から、さらに内陸に進んでいくと、真っ白な砂浜と透き通った青い水による絶景の<扇池>が現れます!ここは新東京百景に選ばれ、南島を訪れる一番の目的となる場所。時期によってはウミガメが産卵にやってきます。海の楽園、と思ってしまうような光景がある南島、おすすめです。
南島に行く途中で見える父島の千尋岩(ハートロック)
夜のおすすめ観光!サンセット&ナイトツアー★★
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天然記念物のオガサワラオオコウモリ
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美しい夕陽は思い出に残ること間違いなし
夜も小笠原を満喫したい!というアクティブな方は、サンセット(夕陽)を見に行きましょう。西を望む展望台や海岸に行き、そこで見る水平線に沈む太陽は、思い出に残るワンシーンになるでしょう。
日没後も、まだまだ小笠原を楽しめます。夜のアクティビティとして人気のナイトツアー。夜行性の天然記念物オガサワラオオコウモリやオカヤドカリ、4月頃~11月の間に見ることができる緑に光るグリーンペペ(キノコ)などを探し、観察。もうひとつにおすすめアクティビティは、空気が綺麗な小笠原での星空観察。頭上に輝く満点の星空に感動すること間違いなし!
本土からさらに遠ざかって
小笠原諸島の「母島」とは
【母島】
面積:19.88km
人口:456人(2019年12月現在)
島の周囲:約58km
位置:北緯26度38分、東経142度09分、父島から南に約50km
公共交通機関:なし
完全予約制の乗合タクシーのみ
母島のあたたかい懐を歩くようなハイキングへ
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小富士山頂展望台からの眺め
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熱帯ジャングルのような母島の自然
母島にも、いくつかのハイキングルートがあります。南崎・小富士ハイキングでは、小笠原諸島固有種の植物や母島にしか生息しない固有種のメグロ、赤土の土壌、そして美しい海と周辺の島々を望む展望台とみどころ盛りだくさんのルートでおすすめです。
小笠原諸島の歴史にふれる
戦跡ツアー
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母島に残る戦跡
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父島に残る戦跡
父島・母島ともに、その戦跡を巡るルートがあります。銃器、塹壕など、戦跡は徐々に朽ちつつありますが、悲惨な戦争の歴史は風化してはいけないことを感じさせられ、いま美しい小笠原の自然を目にすることができる平和に感謝の思いが生じてきます。
おすすめ小笠原グルメ
島食材をつかった郷土料理
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島寿司と島トマト
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アカバ(アカハタハタ)の煮つけ
最近人気の小笠原島トマトは、小粒ながら甘くてみずみずしい!人気すぎて、なかなか手に入らないですが、レストランでサラダを注文すると具材に島トマトが使われていることも。島寿司は、ちょっと変わっているのがワサビの代わりにカラシが塗られています。ネタは旬の魚。カラシであっても違和感のない美味しさです。そして南国ならではのフルーツそのものや、加工したジャム、それを用いたスイーツなどもあります。
【オンラインライブ説明会】"世界自然遺産" 今小笠原諸島へ旅すべき5つの理由
↓アーカイブ視聴はこちらから↓
協力:一般社団法人 東京諸島観光連盟 小笠原村観光局
公式サイトはこちら