小笠原諸島旅行・ツアー・観光特集~本土から船旅24時間で到着する楽園~

一生に一度は訪れてみたい憧れの小笠原諸島

  • 固有種テリハハマボウ

  • 南島の絶景・扇池

  • 天然記念物のオガサワラオオコウモリ

  • 母島に残る戦跡

 

 

東京港竹芝客船ターミナルから、3代目おがさわら丸に乗り、24時間の船旅をし、到着する小笠原諸島の父島。ここも東京都なのに、内地とは空気も雰囲気も時間の流れもがらりと異なり、まるで異国に来た気分。個人ではどのように効率よく見どころを巡ったらいいか?と悩んでしまうところですが、ユーラシアの旅では、小笠原父島・母島の見どころ、名物料理をツアー内容に含め、ご案内いたします。

小笠原諸島とは

はじまりは、24時間の船旅

小笠原諸島とは、東京から南に約1000㎞離れた太平洋上に位置する大小30ほどの島々から構成される海洋島(大陸と島続きになったことのない島)です。小笠原諸島の主な島は、父島列島、母島列島、硫黄列島、聟島(むこじま)列島、西之島、南鳥島、冲之鳥島です。亜熱帯気候に属し、1年を通じて温暖です。
小笠原諸島への旅行やツアーで宿泊、滞在する島は、父島または母島になります。東京本土から、おがさわら丸に乗船し所要24時間、最初に小笠原諸島のなかで足を踏み入れるのは父島(二見港)です。
 

 

小笠原諸島の世界遺産

世界遺産指定地域はどこ?

第35回世界遺産委員会にて、小笠原諸島は世界自然遺産に登録されました。小笠原諸島は、大小30ほどの島々から構成されていますが、登録地域は聟島列島、父島列島、母島列島、西之島、北硫黄島、南硫黄島、父島列島及び母島列島周辺の一部の海域です。父島と母島には人が暮らしていますので、その集落地は除外されています。
自然遺産登録には、「地形・地質」「生態系」「自然景観」「生物多様性」4つの評価基準があります。これからご紹介する観光スポット、アクティビティでは、この基準のどの点がみられるのかをあわせてご紹介していきたいと思います。

 

大きな心で迎えてくれる<父島>のおすすめ観光地・アクティビティ

小笠原諸島の「父島」とは

【父島】
面積:23.45km
人口:2,163人(2019年12月現在)
島の周囲:約52km
位置: 北緯27度04分、東経142度09分、東京港から南に約1000km
公共交通機関:路線バス(1時間に1便程度)
流しのタクシーはなく、完全予約制・観光案内付きで島内を巡る観光タクシーのみ
 


 

小笠原ならではのおすすめ観光:森や山を歩こう

旭山ハイキング_ハイキング_父島_小笠原 木々の中をハイキング(父島・旭山)

「生態系」「自然景観」「生物多様性」
父島には、たくさんのハイキングルートがあります。その難易度は散策程度のルートから約4~5時間歩くようなルートまでさまざま。ハイキングルートはおおむね整備、舗装されていますが、整備されているなかでも木の根が地面から出ている箇所がある自然の状態を残したルートもあります。また現地ガイド同行が義務付けられたルートもありますので、ハイキングに行く前にルートの難易度やガイド同行の必要性の有無の確認やハイキングルートの入り口にある注意事項をしっかり読むことが大切です。

小笠原諸島独自の固有種を探そう

テリハハマボウ_父島_小笠原 固有種テリハハマボウ

大陸と島続きになったことのないことから、植物や生きものは、渡り鳥によって運ばれてきたり、海から流れ着き、島で生き残ったものが独自の進化を遂げていったものが小笠原の固有種になりました。それゆえに起源は東南アジア、日本本土、沖縄という植物もあり、同じ仲間でいて、元となった地域と異なる進化や変容を遂げた違いをみていくことができます。

ムニンシャシャンボ_花_父島_小笠原 固有種ムニンシャシャンボ

森の中には、固有種の生きものもさまざま。特にカタツムリ(マイマイ)は並外れた高い固有性があり、なんと約94%が固有種です。また昆虫ではオガサワラチビクワガタやトンボ、オガサワラゼミ、鳥では固有亜種のアカガシラカラスバトも生息していますが、なかには外来種によって絶滅危惧種となり、容易に姿をみることができない生きものもいます。

海の人気アクティビティ!クジラ&イルカウォッチングクルーズ

  • ザトウクジラ_クジラ&イルカウォッチング_父島_小笠原

    近距離でクジラに会える可能性が高い(2~4月上旬)

  • ドルフィンスイム_3月_海の観光_父島_小笠原

    通年小笠原諸島近海を泳ぐイルカ

「生態系」「自然景観」「生物多様性」
父島・母島の周辺海域も世界遺産の地域。小笠原諸島近海で見られる海の生物は、11月~4月に出産、子育て、繁殖行為をしに北の海から戻って来るザトウクジラ、夏~秋に外洋域に出現するマッコウクジラ、通年小笠原近海をうろうろしているミナミハンドウイルカ、ハシナガイルカ、3月頃から8月頃まで繁殖、産卵で戻ってくるアオウミガメ、カラフルな熱帯魚が代表的。

水中グラス_兄島海域公園_父島_クジラ&イルカウォッチング_小笠原 水中グラスでお魚鑑賞(兄島海域公園)

浜辺で美しい海を眺めたり、泳ぐも良しですが、おすすめアクティビティは「クジラ&イルカウォッチングクルーズ」。特に2月~4月初めまではザトウクジラの子育てシーズンにあたり比較的島の近くでクジラの母子が仲良く泳いでいる姿を目撃することができます。
兄島海域公園までボートが移動したら、海の中を覗いてみましょう。カラフルな魚たちが生息している様子をボートから水中をのぞき込んでも目視できる海の透明度に感動します。水中グラスがあれば、はっきりとした魚の姿をみることができます。

新東京百景・絶景の「南島」

  • 扇池_南島_小笠原

    南島の絶景・扇池

  • 南島_小笠原

    上陸は運しだい、カルスト石がみられる南島

「地形・地質」「自然景観」
行けるかいけないかは波次第。南島へは、クジラ&イルカウォッチングの途中で上陸できそうな天候や波の状況だった場合に上陸を試みます。南島では、火山活動と長い年月のあいだ風雨によって浸食され、ごつごつした岩が特徴の沈水カルスト地形を見ることができます。上陸地点のごつごつした岩から、さらに内陸に進んでいくと、真っ白な砂浜と透き通った青い水による絶景の<扇池>が現れます!ここは新東京百景に選ばれ、南島を訪れる一番の目的となる場所。時期によってはウミガメが産卵にやってきます。海の楽園、と思ってしまうような光景がある南島、おすすめです。

千尋岩_父島_小笠原 南島に行く途中で見える父島の千尋岩(ハートロック)

夜のおすすめ観光!サンセット&ナイトツアー★★

  • オガサワラオオコウモリ_ナイトツアー_父島_小笠原

    天然記念物のオガサワラオオコウモリ

  • 夕陽_洲崎海岸_ナイトツアー_父島_小笠原

    美しい夕陽は思い出に残ること間違いなし

「生態系」
夜も小笠原を満喫したい!というアクティブな方は、サンセット(夕陽)を見に行きましょう。西を望む展望台や海岸に行き、そこで見る水平線に沈む太陽は、思い出に残るワンシーンになるでしょう。
日没後も、まだまだ小笠原を楽しめます。夜のアクティビティとして人気のナイトツアー。夜行性の天然記念物オガサワラオオコウモリやオカヤドカリ、4月頃~11月の間に見ることができる緑に光るグリーンペペ(キノコ)などを探し、観察。もうひとつにおすすめアクティビティは、空気が綺麗な小笠原での星空観察。頭上に輝く満点の星空に感動すること間違いなし!
 

本土からさらに遠ざかって

小笠原諸島の「母島」とは

父島の南約50kmの距離に母島があります。移動手段は、船移動のみとなり、ははじま丸で約2時間です。

【母島】
面積:19.88km
人口:456人(2019年12月現在)
島の周囲:約58km 
位置:北緯26度38分、東経142度09分、父島から南に約50km
公共交通機関:なし
完全予約制の乗合タクシーのみ
 


 

母島のあたたかい懐を歩くようなハイキングへ

  • 小富士展望台_母島_小笠原

    小富士山頂展望台からの眺め

  • 南崎・小富士ハイキング_母島_小笠原

    熱帯ジャングルのような母島の自然

「地形・地質」「生態系」「自然景観」「生物多様性」
母島にも、いくつかのハイキングルートがあります。南崎・小富士ハイキングでは、小笠原諸島固有種の植物や母島にしか生息しない固有種のメグロ、赤土の土壌、そして美しい海と周辺の島々を望む展望台とみどころ盛りだくさんのルートでおすすめです。

小笠原諸島の歴史にふれる

戦跡ツアー

  • 十年式十二糎高角砲_戦跡_静沢の森_母島_小笠原

    母島に残る戦跡

  • 海軍のレーダー照射機台座_戦跡_中央山山頂_父島_小笠原

    父島に残る戦跡

太平洋戦争末期、本土防衛の最後の砦として重要な拠点となった小笠原諸島には、戦後75年もの月日が経過しながらも、その痕跡が残っています。
父島・母島ともに、その戦跡を巡るルートがあります。銃器、塹壕など、戦跡は徐々に朽ちつつありますが、悲惨な戦争の歴史は風化してはいけないことを感じさせられ、いま美しい小笠原の自然を目にすることができる平和に感謝の思いが生じてきます。

おすすめ小笠原グルメ

島食材をつかった郷土料理

  • 島寿司_小笠原

    島寿司と島トマト

  • アカバ(アカハタハタ)の煮つけ_小笠原

    アカバ(アカハタハタ)の煮つけ

父島や母島で栽培される島野菜や果物、近海でとれる魚をつかった料理は是非現地で食してきましょう。
最近人気の小笠原島トマトは、小粒ながら甘くてみずみずしい!人気すぎて、なかなか手に入らないですが、レストランでサラダを注文すると具材に島トマトが使われていることも。島寿司は、ちょっと変わっているのがワサビの代わりにカラシが塗られています。ネタは旬の魚。カラシであっても違和感のない美味しさです。そして南国ならではのフルーツそのものや、加工したジャム、それを用いたスイーツなどもあります。
小笠原での食事は、本土から輸送されてきた食材や島で栽培・収穫される島食材を用います。島食材なら、訪れた季節ならではの旬のものが使われ、その時期ならではの小笠原料理をお楽しみいただけます。訪れる季節によって、食材が異なる郷土料理なので、訪れる季節を変えれば、毎回新しい味の郷土料理に出会えるでしょう。

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