ポルトガル・ツアーの魅力

ヨーロッパ最西端、ポルトガルへ!ポルトガルの各地に点在する珠玉の街や村、大西洋の島々まで。多様な魅力に迫ります。

  • 王妃の愛した町オビドス

  • 美しいポルトの街並み

  • コインブラ大学

  • リスボンのシンボル市電

 

 

ポルトガルの魅力をご紹介します。大航海時代にスペインと競って華やかな功績をあげたポルトガル。貿易で手にした巨万の富は国を大いに繁栄させました。リスボンやポルトでは今も当時の繁栄振りが窺える建物をご覧頂けます。一方で、繁栄の波がそれほど及ばなかった地方の小さな街や村では今も素朴で伝統的な生活が送られています。また、大西洋に浮かぶ常春の島々、マデイラ諸島、アソーレス諸島も迫力ある自然、色彩豊かな文化と魅力に溢れています。

ポルトガルに点在する珠玉の街や村

オビドス

オビドス 花 ポルトガル 王妃の愛した町オビドス

ムーア人の勢力を駆逐したあと、人々は防衛面だけでなく美しさにも気を配ってオビドスの街を整備しました。王妃イザベルがその美しさにひどく心を奪われため、ディニス王は王妃にこの街を贈りました。オビドスは現在もオビドスの街はあちこちに花が咲き往時の美しさを留めています。城壁に囲まれた小さな街は散策をするのも楽しい街で、城壁の上からは美しい街の風景を一望することができます。小さな教会をめぐり、オビドス名物のチェリーのリキュール・ジンジーニャをチョコレートのカップで飲んでみるのはいかがでしょうか。

ギマランイス

ギマランイス、ポルトガル 「ここにポルトガル誕生す」の文字/ギマランイス

2001年、歴史地区が世界文化遺産に登録。ギマランイスの町の入り口には「ここにポルトガル誕生す」と記されています。ここは初代国王アフォンソ・エンリケスが生まれた地であり、住民は建国の地であることに誇らしげです。古く、情緒ある街並みの散策も楽しい所。
 

ポルトガル第二の都市ポルト

  • ポルト ポルトガル

    ドン・ルイス1世橋とポルトの街並み

  • ポルト 街並み ポルトガル

    美しいポルトの街並み

1996年、歴史地区が世界文化遺産に登録。ポルトガル第二の都市。アルト・ドウロで収穫され搾られたワインは、ここポルトで熟成され港から世界に運び出されます。また、近郊にある街、ガイアはかつて“カレ”と呼ばれており、”ポルト・カレ“がポルトガルの語源だと言われています。ドウロ川のほとりに広がる美しい旧市街の眺め、素晴らしいアズレージョ(青のタイル装飾)で飾られた、世界で最も美しい駅と名高いサン・ベント駅など、見所も多く、ポルトガルを訪れるなら必ず立ち寄りたい場所です。

中世の街エヴォラ

エヴォラ ポルトガル ディアナ神殿/エヴォラ

1986年、世界文化遺産に登録。イスラム勢力から奪還して以来、歴代の王が好んで過ごした町。ルネサンス時代には多くの芸術家が宮廷に集まりました。中でも多かったのが建築家で、マヌエル様式、ルネサンス様式、バロック様式、イスラム風と様々な様式の建築が現存しています。街の中心には、紀元2~3世紀にローマ人によって建造された神殿が、今も街のシンボルとして残っています。

アルコバサ

サンタ・マリア修道院 ポルトガル イネスの棺/サンタ・マリア修道院

1989年、アルコバサのサンタ・マリア修道院が世界文化遺産に登録されました。この修道院に関わる、ポルトガル文学で語り継がれる悲恋があります。
父アフォンソ4世により、隣国のコンスタンサ姫と政略結婚させられたペドロ1世は、姫の侍女イネスと恋に落ちます。姫が亡くなると、王子とイネスの仲は公然のものとなり3人の子を授かりました。公務も顧みずイネスに執心の息子に激怒した父アフォンソ4世はイネスと3人の子の暗殺を命じます。最愛の女性を殺された王子は父の死後、王位に就き復讐を果たします。暗殺に関わった者を処刑し、妻イネスの墓を掘り起こし戴冠式を行ないました。ペドロ1世の死後、二人の棺はお互い足を向けるような配置で、サンタ・マリア修道院に安置されています。

シントラ

シントラの王宮 ポルトガル シントラの王宮

リスボンから西へ約30キロ、標高500mを越すシエラ・デ・シントラと呼ばれる山は格好の避暑地であり、歴代の王がこぞってここに夏の離宮を建てました。かつて詩人のバイロンも「この世のエデンの園」と讃えました。
 

大学都市コインブラ

コインブラ ポルトガル コインブラ大学

1255年にリスボンに遷都されるまでの間ポルトガルの首都はこのコインブラでした。その後、1290年にディニス王によってヨーロッパ最古の大学の一つであるコインブラ大学が創設されました。学部ごとに違うリボンの色、女子学生は好きな男子のマントの裾に裂け目を入れるなど独特の興味深い学生文化もあります。
 

バターリャ

バターリャ ポルトガル バターリャ修道院

ポルトガル語で「戦場」を意味するこの町はジョアン1世がカスティーリャ軍を破った戦勝記念の町です。世界遺産に登録された修道院の正式名称は「勝利の聖母マリア修道院」。1388年に始まった建設は約200年続きましたが、建設事業を引き継いだマヌエル1世の関心がリスボンのジェロニモス修道院の建設に移ってしまった為、未完のまま、ドームのない礼拝堂が静かにたたずんでいます。

トマール

トマール ポルトガル キリスト教修道院/トマール

ナバン川河畔の町、トマールは1314年、仏王フィリップ王の圧力を受けて解散したテンプル騎士団が、キリスト教騎士団へと姿を変え、本拠地とした町です。騎士団の資金力が大航海時代の原動力になったとも言われています。バターリャとトマールの街はマヌエル様式の傑作が多く残されているという点でも見逃せません。

モンサント

モンサント ポルトガル 巨岩の村モンサント

1938年に、「ポルトガルでもっともポルトガルらしい村」に選ばれた、モンサント。この村は、巨岩の村として有名です。丘の中腹に広がる村の中にはたくさんの巨岩がごろごろと存在しており、人々はその巨岩と巨岩の間に家を建て、巨岩自体を家の壁として利用してしまっているのです。なんとも不思議な光景を目にすることができる、ポルトガルならではの村です。

南部アルガルヴェ地方

サン・ヴィセンテ岬 ポルトガル ポルトガル最南西端サン・ヴィセンテ岬

ポルトガルの最南端のアルガルヴェ地方。聖ビセンテの棺が流れ着いたという伝説があるサン・ビセンテ岬はヨーロッパ最南西端の地でもあります。はるか紀元前の時代から人々が住んでいたと言われている、アルガルヴェ地方のかつての首都ラーゴスは、長い歴史の中で、大西洋・地中海貿易で栄えた港町で、現在では国際的なリゾート地となっています。

ユーラシア大陸最西端ロカ岬

ロカ岬 ポルトガル ロカ岬

北緯38度47分、西経9度30分、ユーラシア大陸最西端の地、ロカ岬。ロカ岬に建つ十字架の塔の下に、こんな言葉が刻まれています。
「ここに地が果て、海が始まる。」
バスコ・ダ・ガマの功績に感銘を受けたポルトガル最大の詩人カモンイスによる詩の一節です。スペインと共に大航海時代の幕開けを飾り、その黄金期を迎えたポルトガル。西アフリカ沿岸の航路を開拓したエンリケ航海王子、喜望峰に達したバルトロメオ・ディアス、そしてインド航路を開拓したバスコ・ダ・ガマ。果てしなく広がる大海原を前に、かつての冒険家たちに思いを馳せてはいかがでしょうか。

首都リスボン

市電 リスボン ポルトガル リスボンのシンボル市電

海かと見まごう大河、テージョ川河口に位置するポルトガルの首都リスボン。この街の歴史は紀元前1000年頃、フェニキア人の港が築かれた頃まで遡ります。当時はアリス・ウーボ(「穏やかな港」の意)と呼ばれていました。その後のローマ時代、ムーア人による支配の時代と、支配者が変わる度に街は名前を変えました。8世紀から400年以上にわたって続いたムーア人の支配から街を解放したのがアフォンソ・エンリケスです。この時、街の名前がリスボンと定められました。

大航海時代の栄華に思いを馳せる

発見のモニュメント ポルトガル 発見のモニュメント/リスボン

15世紀、エンリケ航海王子の西アフリカ遠征により幕が開いた大航海時代。バスコ・ダ・ガマ、フェルナンド・マゼラン、クリストファー・コロンブス、国籍や、その後旅した場所は違えど、錚々たる面々がこのリスボンで学びました。大航海時代の勢いを感じさせるものがリスボンにはあります。1960年にエンリケ航海王子の没後500年を記念して建てられた「発見のモニュメント」です。テージョ川に面するベレン地区にあるこのモニュメントには、エンリケ航海王子を先頭に、繁栄を担った航海士、文化人、有力者などの姿が刻まれています。

マヌエル様式建築を鑑賞

回廊 バターリャ ポルトガル バターリャ修道院の回廊

新たに開拓された航路は、ポルトガルに多大な富をもたらし、海の覇権は、ヴェネツィア、ジェノヴァからリスボンに移りました。ポルトガルの黄金時代に王座につき、絶対王政を確立したのがマヌエル幸運王です。マヌエル幸運王の名は当時流行した芸術様式の名にも残っています。ポルトガル黄金期の芸術様式「マヌエル様式」は、ゴシック様式を土台に、ロープ、錨、天球儀など船に関わる装飾、貝殻、珊瑚、海藻などの海産物、アジア、アフリカの目新しい動物、そしてもちろんキリスト教モチーフなどがあしらわれています。それらの装飾が過剰なまでに施されている様子からは、当時の繁栄振りが伺えます。

ジェロニモス修道院

ジェロニモス修道院  ポルトガル ジェロニモス修道院/リスボン

マヌエル様式を代表するもう一つの建築がリスボンにあります。1983年に世界遺産に登録されたジェロニモス修道院はマヌエル1世の直々の命により、ボイタック、カスティーリョなどの著名な建築家に依頼し着工されました。ずらりと並ぶ聖人の彫刻が見事な正門には、ここを訪れた天正遣欧少年使節団も圧倒されたそうです。ジェロニモス修道院のハイライトは、柱などに隙間なく彫刻が施された回廊です。マヌエル様式の特徴である、航海に関わる象徴、航海先から入ってきた新奇な動植物などが大理石の柱を埋め尽くしており、マヌエル様式の全てがこの回廊に凝縮されていると言っても過言ではありません。

マデイラ諸島

リスボンから西に1000キロ離れた、大西洋上に浮かぶマデイラ島。奄美大島と同じくらいの大きさの島ですが、山あり谷あり、荒々しい海岸線など多様な魅力に溢れています。

世界遺産の照葉樹林、ラウリシルヴァ

ラウリシルヴァ ポルトガル ラウリシルヴァ

ラウリシルヴァは大陸では氷河期に絶滅してしまった太古の照葉樹が自生する森です。氷河期以前のヨーロッパにおける植生が現存する希少性から世界遺産に登録されました。月桂樹の発する香気が虫や鳥を遠ざけているため不思議な静寂に包まれています。

奇観ポルト・モニス

ポルト・モニス ポルトガル ポルト・モニス

火山活動で出来たマデイラ島は、島の中心に火口跡が残り、その深い渓谷と壮大な景観を目の当たりにすると、小さな島にいることを忘れてしまいそうになります。また、島の北岸には、溶岩が海水で冷やされて出来た奇岩と天然のプールが織りなす奇景ポルト・モニスが。他では見られない不思議な光景です

可愛らしいサンタナ村

サンタナ村 ポルトガル 萱葺き屋根の家が並ぶサンタナ村

開拓時代、祖国の家をまねて造ったといわれる、大きな萱葺き屋根が特徴の家々が残るサンタナ村。日本の合掌造りを髣髴とさせるずんぐりとしたシルエットに、魔除けのカラフルな窓枠や扉。そして四季を問わずカラフルな花々で彩られる素朴な村をお楽しみ下さい。

ポルトガルの伝統的ホテル、ポサーダ

ヴィアナ・ド・カステロのポサーダ ポルトガル ヴィアナ・ド・カステロのポサーダ

ポサーダとは、古城や修道院、貴族の館などの歴史的建築物を改築し、その独特の建築様式を保ち利用している国営ホテルです。ポルトガル国内に約40軒あります。それぞれに個性がありながら機能は現代的で便利です。古く、情緒漂う中世の世界のような雰囲気のポサーダで過ごすひと時こそ、ポルトガルに訪れる醍醐味といえるでしょう。

ポートワインを味わう

ポートワイン ポルトガル 本場で楽しむポートワイン

ポルトからドウロ川をさかのぼること約50km、そこがポートワインの故郷、アルト・ドウロ地域です。急峻な渓谷に広がるブドウ畑の美しい文化的景観が評価され、2000年に世界文化遺産に登録されました。ドウロ川が刻んだ渓谷には、山の稜線に沿って段々に、見渡す限り一面のブドウ畑が広がっています。石灰岩質の土壌、昼夜の激しい気温差、ちょうど良い湿度に恵まれた土地は、独特の糖度の高いブドウを産出します。世界三大酒精強化ワインである「ポートワイン」を名乗るには、ドウロ川上流の限られた土地で生産されることは絶対条件。しかしそれ以上に、美しいアルト・ドウロの景色もまた、ポートワインの味を深めているのではないか、と思えてくるほどです。

哀愁漂うファドに触れる!

ファド リスボン ポルトガル 哀愁漂うファド(イメージ)

ポルトガル語で「運命」を意味するこの伝統音楽は、19世紀初頭にはギターラ、ヴィオラを従えて黒い服に身を包んだファディスタが歌う現在の形になっていました。2011年、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。歌われる内容は明日への希望や、漁師たちの労働歌もありますが、ファドの醍醐味を味わえるのは女性の悲哀を歌ったものと言われています。海に出て帰らぬ夫、過去の男、生活の苦しさなどを声を張り上げて歌う様子に聴き手は心を揺さぶられます。それは日本の演歌にも通じるものがあります。

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