大西洋に浮かぶ7つの火山島、カナリア諸島。スペインに属しますが、位置は、スペインから約1,000キロメートル、モロッコから約100キロメートルと、実はアフリカ寄りに位置しています。ユーラシア旅行社のカナリア諸島のツアーでは、7つの島の中でも選りすぐりの、4つの島にご案内致します。まずは100にも及ぶ噴火口が散在するランサローテ島、そして面積533平方キロメートル、島全体で火山錐の形を成す丸い小さな島ゴメラ島、最後にスペイン最高峰テイデ山(3,718m)を擁するテネリフェ島、世界各国の天文観測所のあるラ・パルマ島へ。この4つの島には、カナリア諸島ならではの個性的な魅力が詰まっています。

スペインとは

スペイン基本情報

【正式名称】スペイン王国
【面積】50.6万平方キロメートル(日本の約1.3倍)
【人口】約4,693万人(2019年1月)(うち約485万人は外国人)
【首都】マドリード(Madrid)
【民族】スペイン人
【言語】スペイン(カスティージャ)語(なお,スペイン憲法は,第3条において,各自治州の自治憲章の定めにより他の言語も当該自治州の公用語とすることを認めており,現在,バスク語(バスク州,ナバーラ州北西部),カタルーニャ語(カタルーニャ州,バレアレス州),ガリシア語(ガリシア州),バレンシア語(バレンシア州),アラン語(カタルーニャ州)がそれぞれ公用語として認められている。)
【宗教】憲法で信仰の自由が保障されている。
【時差】本土:日本よりマイナス8時間(サマータイム時マイナス7時間)、カナリア諸島:日本よりマイナス9時間(サマータイム時マイナス8時間)

カナリア諸島一個性的、噴火口がずらりと並ぶランサローテ島

火山活動で誕生した溶岩大地が広がるティマンファヤ国立公園

ティマンファヤ国立公園の地熱バーベキュー

地熱バーベキュー

ティマンファヤ国立公園は172平方キロメートルの広大な公園です。このあたりでは1730年代に噴火活動が起こりました。それにより火山灰で埋め尽くされた地面や溶岩大地が広がりところどころに噴火口が残ります。噴火によりできた溶岩大地が広がります。その景色はまるで月面、とても地球とは思えません。

ティマンファヤ国立公園では地熱体験ができます。掘り返した砂を手にのせてみると…熱い!!まずは2メートルの穴で実験。2メートル地下の温度は200度あります。穴に枯葉を落としてみると、炎を上げてあっという間に燃え上がります。次に12メートルの穴で実験。温度はなんと400度。12メートルの穴に水を流し込んでみると…さてどうなるでしょう?結果は是非現地でお確かめください。

埋めて育てるランサローテワイン

ランサローテ島のワイナリー

ランサローテ島のワイナリー

ランサローテ島はその土地のほとんどが火山灰で覆われていますが、その下には、実は、肥沃な土壌が隠れています。その土壌を生かすため、ランサローテ島では火山灰の下の層まで穴を掘り、その中にブドウを植え、育てています。穴の中は深く大きく、1つの穴に、1本の葡萄の木が埋められています。石の囲いは防風の為です。 ランサローテワインは赤、白、辛口、甘口、いろいろありますが、おすすめは若い葡萄で作られる辛口ワイン。フレッシュでさわやかな酸味が特徴です。ツアーではワイナリーを訪れ、試飲もお楽しみ頂けます。

円錐形の小さな丸い島、ゴメラ島

太古の森が残るガラホナイ国立公園

ガラホナイ国立公園

ガラホナイ国立公園

温暖な気候と貿易風による湿った空気により絶えず霧に覆われているゴメラ島。その霧により、ユーラシア大陸ではとうの昔に絶滅した、200万年以上前と同じ自然環境が保たれてきました。ガラホナイ国立公園に生息する植物の7割は島の固有種です。1986年には世界自然遺産に登録されました。

ゴメラ島の絶景パラドールに宿泊

ゴメラ島のパラドール

ゴメラ島の絶景パラドール

パラドールとは、スペイン国営のホテルです。歴史的建造物を改装していたり、絶景ポイントに建てられていたり、その特徴は様々。ゴメラ島にもパラドールがあります。断崖で囲まれた島の海沿いにあり、ホテルからは素晴らしい景色が楽しめます。天気が良ければスペイン最高峰テイデ山(テネリフェ島)も見ることができます。周りに広がるトロピカルガーデンの散策もお勧め。

カナリア諸島最大、テネリフェ島

スペイン最高峰はここに!テイデ国立公園

テイデ山国立公園

スペイン最高峰テイデ山(3718m)

カナリア諸島の固有種、エキウムの花

カナリア諸島の固有種、エキウムの花

テイデ国立公園にはスペイン最高峰テイデ山(3,718m)が聳えています。火山活動により生み出された奇岩、砂の平原など、まるで地球とは思えない景観が広がっています。ロープウェイで高さ3,555mまで登ることができます。5月中旬~6月中旬には、カナリア諸島の固有種、エキウムの花が咲きます。高さは3メートル、花穂のだけでも1メートルはあり、「宝石の塔」と呼ばれることも。 

カナリア島の固有種の王様、竜血樹

カナリア諸島イコッドの竜血樹

イコッドの竜血樹

カナリア諸島には700種以上もの固有種が生息しています。中でも有名で、外見も特徴的なのが、竜血樹です。樹液がまるで竜の血を連想させるような色で、こんな独特な名前が付けられました。1枚目の写真は若い竜血樹。500年経つと2枚目の写真のように。ここまで長生きの竜血樹は島のどこででも見られるわけではなく、テネリフェ島北西部にあるイコッドという地で見ることができます。もちろんツアーでも足を延ばします。

最も緑の多いラ・パルマ島

ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台

ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台

ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台

ラ・パルマ島カルデラ・デ・タブリエンテ国立公園の標高2426m地点は、雲の影響がほとんど無く, 島全体が光害対策をとっており、天体観測には絶好の条件になっています。飛行機も島の上空を飛んではならないと決まっていて、世界各国の天文観測所となっています。未だ完全に観光地化していない、静かな島に訪問してみませんか?

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