近年話題になっている"仁淀ブルー"という言葉を聞いた事はありますか?従来"清流"という言葉からは四万十川を連想される方も多いかと思いますが、ここ数年日本一の清流の称号を与えられているのは、同じ高知県で、四万十川より東側に流れている仁淀川です。その仁淀川の澄んだ水が「奇跡」とも言われる神秘的な"仁淀ブルー"を生み出しています。各種SNSやメディアでも話題の仁淀川をご紹介します。

仁淀川・仁淀ブルーとは?

基本情報

高知県中央部、海抜1,982mの四国最高峰である石鎚山に源流を持ち、土佐湾まで約120kmに渡って流れる仁淀川は、国土交通省が発表する「水質が最も良好な河川」に何度も選ばれている日本一の清流です。その神秘的な青色の水は"仁淀ブルー"と呼ばれ、世界的にもその存在を知られ始めています。"仁淀ブルー"の景観は、本流よりも細い支流で見やすいポイントが多く、旅行で訪れた際も支流の展望ポイント巡りが中心になります。

外せない仁淀川、仁淀ブルーのみどころ、おすすめ観光スポット

中津渓谷

仁淀の中津渓谷(提供:高知県観光コンベンション協会)
仁淀の中津渓谷(提供:高知県観光コンベンション協会)

仁淀川を代表する観光地。岩の中の隘路に約2kmの遊歩道が整備されており、何度か川の上を渡り、時に見上げ、時に見下ろす事もできる仁淀川観光のハイライトです。途中には、石柱等の見所が点在しており、"仁淀ブルー"の風景もご覧いただける事でしょう。遊歩道の終点は、落差約20mの雨竜の滝です。特に水量が多いときは、頭上から轟音を挙げながら注ぐ滝の迫力が満点です。

安居渓谷

安居渓谷
安居渓谷

仁淀川の支流で安居川沿いに広がる渓谷です。中津渓谷と比べてアクセスが悪い為あまり知られていませんでしたが、"仁淀ブルー"の絶景は安居渓谷も中津渓谷に勝るとも劣らず、近年注目度が急上昇の場所です。特に一際透き通るような水を湛えた水晶淵は、"仁淀ブルー"撮影の人気スポットです。

にこ淵

仁淀のにこ淵©一般社団法人仁淀ブルー観光協議会
仁淀のにこ淵©一般社団法人仁淀ブルー観光協議会

仁淀川の支流の一つ桂川川に位置するにこ淵は、大蛇伝説が残る滝つぼ。太陽光線によって透き通るような青色に映る滝つぼの水は、"仁淀ブルー"という色を最もよく体現していると言われます。

沈下橋

名越屋沈下橋
名越屋沈下橋

沈下橋は、特に西日本の四国や九州でみられる橋の形態です。仁淀川や四万十川は増水時に水量が大きく変わる事がある為、川にかかる橋は欄干のない橋が多く掛けられており、これが沈下橋と呼ばれています。この事によって橋が流されたり、障害物が橋に引っ掛かかるリスクを軽減しています。建築技術の向上によって現代では姿を消しつつある沈下橋が仁淀川や四万十川では文化的景観として守られており、昔ながらの風景がそのままに残っています。

仁淀ブルー三大ハイライト動画

【オンラインライブ説明会】"奇跡の清流"仁淀ブルーを知っていますか?

今すぐ行っていただきたい絶景ナンバーワン、高知の仁淀ブルーの世界をオンラインライブでご紹介します。講師に仁淀ブルー観光協議会の方をお招きし、その魅力をたっぷりとご紹介します。また、弊社社員から高知のその他のみどころも合わせてご紹介します。

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協力:一般社団法人 仁淀ブルー観光協議会
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03-3265-1691

営業時間 10:00~17:00(土日祝除く)

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