南米大陸中央部、ブラジル、パラグアイ、ボリビアの三ヶ国にまたがる世界最大級の大湿原パンタナール。日本の本州に匹敵する広大な湿原には、1000を超える鳥類、数百種に及ぶ哺乳類や爬虫類が生息しています。近年、農地や鉱山開発に伴ってパンタナール外周部の動物は残念ながら減少傾向にある為、より多くの動物を観察できる可能性が高く、南米大陸の食物連鎖の頂点に立つジャガーが出没する中央パンタナールを訪れるサファリを日程に含みました。
(パンタナールのツアーは、例年1月発表、出発は乾季の6月~10月です。)

ブラジルとは

ブラジル基本情報

【正式名称】ブラジル連邦共和国
【面積】851.2万平方キロメートル(日本の22.5倍)
【人口】約2億947万人(2018年,世銀)
【首都】ブラジリア(Brasilia)
【民族】欧州系(約48%),アフリカ系(約8%),東洋系(約1.1%),混血(約43%),先住民(約0.4%)(ブラジル地理統計院,2010年)
【言語】ポルトガル語
【宗教】カトリック約65%,プロテスタント約22%,無宗教8%(ブラジル地理統計院,2010年)
【時差】ブラジル時間(サンパウロ)日本よりマイナス12時間(一部地域、サマータイム時マイナス11時間)
アマゾン時間(カンポ・グランデ)日本よりマイナス13時間(一部地域、サマータイム時マイナス12時間)
アクレ時間(リオブランコ)日本よりマイナス14時間(サマータイム導入なし)

幻のジャガーを探して~中央パンタナールのジャガーボートサファリ~

パンタナール湿原のジャガー
パンタナール湿原のジャガーボートサファリにて

かつては神と敬われたジャガーも現代に入ってからの乱獲や開発によって、減少の一途を辿っていました。しかしながら、近年懸命な保護活動の成果もあって、中央パンタナールのピキリ河周辺では、個体数が増加傾向にあります。特に6~10月の乾季の時期は、川辺に来て休んでいたり、狩りをしたりする事も多く、ジャガーボートサファリはパンタナール観光の新しいハイライトでこれまでのツアー(2015年以降)でも遭遇率100%です。中央パンタナール一帯は、愛らしいカピバラ、猛々しいカイマン(ワニ)、オオカワウソやパンタナールの象徴でもあるトヨヨも数多く生息しており、充実したサファリをお楽しみ頂ける事でしょう。

カピバラ~パンタナール湿原の野生動物達~

パンタナール湿原のカピバラ

カピバラの家族

日本でもおなじみのカピバラの主要生息地がパンタナール湿原です。家族単位で暮らし、川辺でじっとしている姿を見かけることができるでしょう。

トヨヨ(ハゲコウ)~パンタナール湿原の野生動物達~

パンタナール湿原のトヨヨ(ハゲコウ)

トヨヨ(ハゲコウ)

パンタナールのシンボルでもあるトヨヨ(ハゲコウ)。パンタナール最大級の水鳥で、水辺に佇む姿がよく見かけられます。

カイマン(ワニ)~パンタナール湿原の野生動物達~

パンタナール湿原のカイマン(ワニ)

カイマン(ワニ)

パンタナール湿原中に生息するワニ。他大陸の大型クロコダイルとは異なり、パンタナール湿原のカイマンは少し小ぶりです。水辺で体温調整する姿は広く見られます。

オオカワウソ~パンタナール湿原の野生動物達~

パンタナール湿原のオオカワウソ

オオカワウソ

川のオオカミとも呼ばれ、時にはワニを襲うことも。家族単位で生活し、ボートの近くに寄ってくることもあります。

卓状台地が連なる「南米のへそ」、ギマラエス高原

シャパーダ・ドス・ギマラエスの卓状台地

ギマラエス高原の卓状台地

ブルーラグーンの洞窟

ブルーラグーンの洞窟

北パンタナールの玄関口クイアバの北方に広がるシャパーダ・ドス・ギマラエス(ギマラエス高原)。ゴンドワナ大陸の太古の隆起によって形成された天然の彫刻は、ブラジル中央部セラードを代表する絶景の一つとして知られています。卓上台地のパノラマを始め、台地の狭間から地上に注ぐ「花嫁のヴェールの滝」、南パンタナールと同じような多様な魚達が泳ぐサロブラの清流下り、神秘的なブルーラグーンの洞窟やアロエジャリの洞窟にご案内します。

ブラジルの国花イッペーが咲く季節

パンタナール湿原に咲くイッペーの花

毎年8月から9月上旬にかけて、ブラジルの国花でもあるイッペーがパンタナールの湿原を彩ります。木に咲くこの花はブラジル各地で様々な色で咲きますが、パンタナールでは一際可憐なピンク色のお花を咲かせます。湿原の緑と鮮やかなコントラストを描く花風景もお楽しみ下さい。
※花の開花時期はその年の気候によって前後する場合がございます。

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