タジキスタン旅行・ツアー・観光特集~シルクロード商人・ソグドの故地、仏教東漸の地へ~

ツアー再開後、大人気です!

  • アレクサンドロス大王/ソグド地域歴史博物館蔵(ホジャンド)

  • アジナ・テパから出土した中央アジア最大の涅槃仏像/国立タジキスタン古代遺産博物館蔵

 

 

もともとペルシャ帝国の支配下にあったソグディアナの地(ウズベキスタンとタジキスタンの一部)に、紀元前4世紀、アレクサンドロス大王は東方遠征を行い、「最果てのアレクサンドリア」を建設しました。やがてソグド人がシルクロードの東西交易で活躍するようになり、中国に至る各地にコロニーをつくります。インドでおこった仏教はソグディアナを経て、中国、日本へと伝わりますが、彼らも伝播の役割を担ったことでしょう。しかし、イスラム勢力がソグディアナへ侵攻してくると、ソグド人は世界史の表舞台から姿を消しました。様々な民族、宗教が交わり地層のように積み重なったタジキスタンは、歴史の浪漫溢れる地といえます。この度、外務省の海外安全情報の危険レベルが一部引き下がり、タジキスタンにご案内できることになりました。ぜひ中央アジアのハート、タジキスタンへお出かけください。

タジキスタン基本情報

【正式名称】タジキスタン共和国
【面積】約14万3,100平方キロメートル(日本の約40%)
【人口】930万人(2019年:国連人口基金)
【首都】ドゥシャンベ(Dushanbe)
【民族】タジク系(84.3%),ウズベク系(12.2%),キルギス系(0.8%),ロシア系(0.5%),その他(2.2%)
(タジキスタン共和国統計庁)
【言語】公用語はタジク語(イランのペルシア語やアフガニスタンのダリー語などとともにイラン語派の西方方言群に属する。)。ロシア語も広く使われている。
【宗教】イスラム教スンニ派が最も優勢。パミール地方にはシーア派の一派であるイスマーイール派の信者も多い。
【時差】日本よりマイナス4時間

 

アレクサンドロス大王の威光にふれる

最果てのアレクサンドリア

アレクサンドロス大王/ソグド地域歴史博物館蔵(ホジャンド) アレクサンドロス大王/ソグド地域歴史博物館蔵(ホジャンド)

紀元前4世紀、人類史上、最も壮大な遠征を行ったアレクサンドロス大王。大王は征服した地に自分の名前を冠した街アレキサンドリアを数多く建設しました。その中で「アレキサンドリア・エスカテ」=「最果てのアレクサンドリア」と言われたのが現在のホジャンドです。(諸説あり)
マケドニアからはるばる遠征してきた英雄の威光に想いを馳せることができるでしょう。

シルクロードの商人、ソグドの面影を追って

幻のソグディアナへ

ペンジケント遺跡から出土したソグド人の壁画/国立タジキスタン古代遺産博物館蔵 ペンジケント遺跡から出土したソグド人の壁画/国立タジキスタン古代遺産博物館蔵(ドゥシャンベ)

6~9世紀、ユーラシア大陸では、ソグド人がシルクロードの東西貿易で大活躍していました。彼らはソグディアナから中国に至る各地にコロニーを作り、ガラス、絨毯、宝石、香料など、ありとあらゆる西方の珍品をラクダの背に積み込み、はるばるタクラマカン砂漠を越えて唐の都、長安へやってきたのです。ソグディアナを訪れると、その昔、シルクロードの主役となり、繁栄を謳歌したソグド人の面影にふれることができます。中央アジアのポンペイと呼ばれる、ソグド人の都城ペンジケントの遺跡。アラブによって徹底的に破壊されたため、かつての壮麗さはまったく見られず、累々たる土塊が広がるばかりです。しかし、だからこそ想像の翼が広がるのです。また各地の博物館に展示されたソグドの壁画からは、彼らの華やかな文化、風俗が伝わってきます。

特集記事「ソグド人とソグディアナ、シルクロード交易の民」はこちら

仏教東漸の地タジキスタン

中央アジア最大の涅槃像

  • アジナ・テパから出土した中央アジア最大の涅槃仏像/国立タジキスタン古代遺産博物館蔵

    アジナ・テパから出土した中央アジア最大の涅槃仏像/国立タジキスタン古代遺産博物館蔵

  • アジナ・テパ近郊にて10月中旬撮影                                                                                              

    アジナ・テパ近郊にて10月中旬

インドから中央アジアを経て日本にもたらされた仏教。中央アジアには仏教東漸の痕跡にふれることができる遺跡が点在しています。ドゥシャンベの国立タジキスタン古代遺産博物館では、中央アジア最大、13メートルの涅槃仏像に会うことができます。また、その涅槃像が発見されたアジナ・テパは必見です。
 

悠久の歴史、文明と民族の交差路、タジキスタン

タジキスタン初の世界遺産、サラズム遺跡

サラズムの女王とよばれる女性の骨/国立タジキスタン古代遺産博物館蔵(ドゥシャンベ) サラズムの女王とよばれる女性の骨/国立タジキスタン古代遺産博物館蔵(ドゥシャンベ)

「地の始まるところ」を意味するサラズム。紀元前4000~3000年、中央アジアにおいて人間が定住生活を発展させたことを示す考古遺跡で、タジキスタン初の世界遺産に登録されたました。中央アジアで最も古い定住地のひとつで、他の文明圏との間で広く商業や文化の交流、交易がおこなわれていました。ドゥシャンベの国立タジキスタン古代遺産博物館では、「サラズムの女王」と呼ばれる、多数の装飾品とともに出土した20歳ぐらいの女性の骨が展示されています。






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