近年、エコツーリズム発祥の地として大注目を浴びているコスタリカ。ユーラシア旅行社では20年以上も前から、その魅力溢れる世界へお客様をご案内してきました。年間100万人もの観光客が訪れ、人々を魅了するコスタリカの魅力は何といっても自然の豊かさにあります。コスタリカは、赤道に程近い位置にありながら、火山帯が国の背骨となっているだけあり、低地から高地まで様々な地形が存在します。それにより小国とは思えないほどバラエティに富んだ動植物の宝庫となっているのです。多くの森を持つコスタリカでは、その性質によって森の名前も異なります。熱帯乾燥林、熱帯雨林、熱帯雲霧林等々。その上、地域によって気候も様々。サバンナのような乾燥した気候、いつも霧が漂う幻想的な森林など、たった日本の7分の1の面積しかない国で多種多様な世界が濃縮されているのです。

コスタリカとは

コスタリカ基本情報

【正式名称】コスタリカ共和国
【面積】51,100平方キロメートル(九州と四国を合わせた面積)
【人口】約499万人(2018年 世界銀行)
【首都】サンホセ(San Jose)
【民族】ヨーロッパ系及び先住民との混血が多数,中南米系,アフリカ系,ユダヤ系,中国系,先住民系
【言語】スペイン語
【宗教】カトリック教(国教,但し信教の自由あり)
【時差】日本よりマイナス15時間

世界一美しい幻の鳥・ケツァルに会いに行く!

幻の鳥、ケツァル

ケツァル(下村氏撮影)

ケツァル

ケツァル(下村氏撮影)

エコツーリズム発祥の国としても知られるコスタリカは、動植物の楽園としても有名です。特に世界一美しいと称されるケツァルは一見の価値があります。ケツァルはメキシコ南部からパナマ西部にかけての山岳地帯、標高1200mから3000mの熱帯雲霧林と呼ばれる森に生息する鳥で、体の大きさは30cm程ですが、オスは尾のような長い飾り羽を持ち、全長が1m以上にもなります。かつて、マヤの王はマヤの世界観から生まれた5色の色を持つケツァルを神の鳥とし、その神の鳥の羽を身に着けることで王の権力を示しました。その後、その美しさ故に人間の乱獲などによってその数は減り、見られることも少なくなった幻の鳥でもあります。現在では限られた場所でしか出会えることが出来ません。また、時期や場所もケツァルに出会う上で重要なポイントです。12月から4月にかけては、ケツァルのシーズン。この時期はケツァルの好物リトル・アボガドがなる時期、また子育て準備に巣に戻って来る時期のため、より一層発見のチャンスが広がります。

サン・ヘラルド・デ・ドタ宿泊でケツァルに遭遇するチャンスがアップ!!

サン・ヘラルド・デ・ドタのロッジ(利用一例)

サン・ヘラルド・デ・ドタのロッジ(利用一例)

ケツァルが棲む標高が高い熱帯雲霧林が広がるサン・ヘラルド・デ・ドタ。その為、コスタリカ国内でもケツァルが見られる確率が非常に高いことで知られています。ユーラシア旅行社ではサン・ヘラルド・デ・ドタに宿泊し、複数回ケツァルチャンスを設けています。また、早朝の野鳥が活発な時間から野鳥の観察が出来るのも魅力の一つです。宿泊施設にもこだわりました。大自然の中にあるロッジでは野鳥はもちろんのこと、天候が良い日の夜は満点の星空もご覧頂けます。ロッジのお庭も綺麗に手入れされており、綺麗な花が咲き、ハチドリなどの野鳥も花の蜜を求めやってきます。観光終了後の休憩時間もバードウォッチングがお楽しみいただけるでしょう。

熱帯雲霧林モンテベルデで野鳥観察とつり橋ウォークを満喫!

モンテベルデ自然保護区

モンテベルデの吊り橋ウォーク

熱帯と聞くと蒸し暑いと思いがちですが、モンテベルデは標高が1300m、平均気温が20℃前後と非常に過ごしやすい気候です。「熱帯雲霧林」と呼ばれる独特の生態系の森は、その名の通り雲と霧に覆われる事が多く、全てが瑞々しく他では見られない神秘的な雰囲気を醸し出しています。木々は苔、シダ、ランなどの着生植物に覆い尽くされ、その木の葉が何なのか分からない場合も多いほど。約1時間半のハイキングにて、じっくりと動植物の生態系を究めます。バードウォッチングはもちろん、高さ40mのつり橋の上からコスタリカの自然を堪能します。上空を歩くからこそ見える木々や植物がより近くでご覧頂けるでしょう。

水鳥の楽園、カーニョネグロ野生保護区でボートから野鳥を観察!

バシリスク

バシリスク

ニカラグアと国境近く、保護区内を流れるフリオ川をボートに乗り川辺に棲む野鳥や動物達を観察。熱帯低地の気候で川の両脇には木が茂り、サルや鳥達の棲みかとなっています。運がよければ水面を忍者のように走る、グリーンバジリスクに出会えるでしょう。カワセミやサギなど大小さまざまな野鳥を一度に見られるのもここならでは!ボートからの観察でより近くで動物達をご覧頂けます。森を歩く必要がないため、野鳥探しも楽々です。

アレナル火山の麓の温泉リゾートへ!

タバコン温泉

アレナル火山の麓の温泉リゾート

お風呂に浸かる習慣がない中南米の国々。しかし、コスタリカには温泉が存在します。コスタリカは確かに山が多く、かつては火山の噴火もありました。火山活動は破壊をもたらすだけでなく、噴火は新しい土地を生み、火山灰は土地を肥沃にもします。そして火山活動は温泉・地熱エネルギーをもたらすのです。アレナル火山の麓の熱帯雨林では、流れる川の水温が1968年の噴火以降、40℃にまで上がりました。まさに奇跡の現象です!幻の鳥、ケツァルを探して少し疲れた体に熱帯雨林の温泉は最高の癒しです。

さらに珍しい動物達と出会うためサラピキでナイトウォーク

ヤドクガエル

ヤドクガエル

あまり知られていませんが、サラピキはコスタリカ屈指の動物観察スポット。トゥーカン(オオハシ)などのカラフルな鳥類が生息しています。また、サラピキで出会えるのは何といってもカエルです。ナイトウォークへもご案内するため、夜に活動的になる夜行性のカエルたちの観察ができます。ヤドクガエルやガラスガエル、ブルージーンズなど野生の珍しいカエルに出会うのも貴重な体験になるでしょう。

霊長類の森と海岸、マヌエル・アントニオ国立公園へ!

マヌエル・アントニオ国立公園

マヌエル・アントニオ国立公園

コスタリカ国内有数の美しさを誇るビーチと鬱蒼としたジャングルの色の対比の美しさには誰もが息を呑むことでしょう。ネイチャートレイルでは、野生動物との出会いが期待されます。この国立公園内では、ナマケモノと非常に高い確率で遭遇出来ます。また、頭と胸が白いノドジロオマキザルの他、観察が難しいといわれるリスザルが生息していることでも有名です。観光後のサンセットクルーズにもご案内します。太平洋に沈む太陽を鑑賞し、コスタリカの雄大な自然をじっくりとご堪能下さい。

日本人ナチュラリストとコスタリカの多様な生態系を究める!

コスタリカの日本語ナチュラリストガイド

ユーラシア旅行社のコスタリカツアーは、コスタリカの日本人公認ガイドの下村昌也氏又は下村快氏が同行します。コスタリカのガイドは、知識を解説するだけではなく、自然と人間の仲立ちになって啓発する役割を担っています。その存在により一層ツアー全体の理解を深めて頂けることでしょう。(ツアーコードがLKより始まるツアーが対象です。下村昌也氏、下村快氏の体調、その他のやむを得ない事情により同行できない場合もございます。その場合は、別の日本人ガイドが同行します。)

コスタリカQ&A

●ツアーではどういった服装が必要ですか?

野鳥観察の日は車が入れない森を歩くため、歩きやすい格好は必須です。また、熱帯雲霧林の特徴として一日中霧雨が降り続くことがありますので、カッパ等の雨雲ご持参下さい。標高が2000mを越える場所もございます。朝晩の寒暖の差が激しいため暖かい服装もお持ち下さい。

●コスタリカ料理ってどんなものでしょうか?

主に塩と胡椒、コリアンダー味付けであっさりしているので、日本人の口に合うお料理ばかりです。朝食の代表あっさりしたピラフのような米料理カージョピント、お肉と野菜の煮込み料理オジャ・デ・カルネ等が代表料理。

●野鳥観察って具体的にどんな感じですか?

出発は、鳥の活動が活発な早朝出発のことが多いです。国立公園内などバスでは入れず歩くことが多くなります。歩く遊歩道は舗装されていない、土の道になります。坂は多くなく、平坦な道をご案内致します。お持ち物としては、双眼鏡や日よけの帽子、汚れてもいい靴をお持ち下さい。

コスタリカ動物コレクション

シロヘラコウモリ

シロヘラコウモリ

ナマケモノ(イメージ)

ナマケモノ

ハチドリ

ハチドリ


*ご旅行金額につきまして*
添乗員付きツアーの旅行代金は全て総額表示です。
空港税・宿泊税や燃油サーチャージは追加徴収いたしません。
出発前の大幅な追加請求や空港税・宿泊税の支払いのために旅行中に手元の残金を気にかける必要がありません。
また、「早割キャンペーン」や「リピーター割引制度」も実施中です。ユーラシアの旅についてはこちらをご覧ください。

03-3265-1691

営業時間 10:00~17:00(土日祝除く)

関連する旅行

関連する写真