西オーストラリア旅行・ツアー・観光特集 ~春爛漫!ワイルドフラワーが咲き誇る季節の旅~

約1万2千種のワイルドフラワーが自生する西オーストラリア州。花観賞と絶景の数々を巡ります。

  • ワイルドフラワーフェスティバル/キングスパーク(弊社添乗員撮影)

  • 幻の花リースフラワー(2017年9月弊社添乗員撮影)

  • リースフラワーの群生(2017年9月弊社添乗員撮影)

  • シェルビーチにて

  • 天気などで色が変わるピンク・ハット・ラグーン

 

 

日本では秋の気配が感じられる頃、南半球の西オーストラリアは春を迎えます。その春(9月頃)の時期に、開花する実に約1万2千種もの珍しいワイルドフラワーが自生。しかも、その約8割の種はオーストラリアでしか見ることのできない、貴重な固有種。大陸移動により約6500万年前にゴンドワナ大陸から分裂し、オーストラリアが他の地域から隔絶され、それ以後、他の大陸とは離れて個々の植物が進化を遂げてきた為、珍しい、独自の動植物が多く生息しています。「幻の花」と呼ばれる、まるで花冠のような姿の「リースフラワー(正式名リース・レシュノルティア)」をはじめ、花々をじっくり鑑賞・探して頂く為に、ワイルドフラワーロードに宿泊しながら巡る日程でご案内します。また、花観賞だけではなく、知られざる西オーストラリアの絶景の数々も巡ります。

オーストラリア基本情報

【正式名称】オーストラリア連邦
【面積】769万2,024平方キロメートル(日本の約20倍,アラスカを除く米とほぼ同じ)(出典:ジオサイエンス・オーストラリア)
【人口】約2,499万人(2018年6月。出典:豪州統計局)
【首都】キャンベラ(Canberra)
【民族】アングロサクソン系等欧州系が中心。その他に中東系,アジア系,先住民など。
【言語】英語
【宗教】キリスト教52%,無宗教30%(出典:2016年国勢調査)
【時差】東部時間(シドニー)日本からプラス1時間(一部地域、サマータイム時プラス2時間)
    中部時間(アデレード)日本からプラス30分(一部地域、サマータイム時プラス1時間30分)
    西部時間(パース)日本からマイナス1時間(サマータイム導入なし)
    ロード・ハウ島 日本からプラス1時間30分(サマータイム時プラス2時間)
 

 

咲き誇るワイルドフラワーを満喫!

ワイルドフラワーのベストシーズンは?

PAWワイルドフラワーフェスティバル/キングスパーク(弊社添乗員撮影) ワイルドフラワーフェスティバル/キングスパーク(弊社添乗員撮影)

豪州で最も大きな西オーストラリア州では、約2千kmに及ぶ広範囲に渡って花前線が移動する為、日本の桜と同様に場所によって開花のタイミングが大きく異なります。西オーストラリア州の広大な大地に咲き乱れる花々は、7月上旬に北から咲き始め、次第に南下し、12月中旬まで約5カ月間で花前線が動いていきます。その中でも例年、「通称ワイルドフラワー街道(正式名称:ムレワ~ウービンロード)」に花前線が訪れる9月に限定して出発日を設定しました。

※例年の実績に基づいて出発日を設定していますが、花の開花時期は予測しきれない自然現象や気候に大きく左右される為、ご覧頂けない場合もございます。予めお含みおき下さいますようお願い申し上げます。

どこで見られるの?毎年の実績に基づき花を探します

  • PAW幻の花リースフラワー(2017年9月弊社添乗員撮影)

    幻の花リースフラワー(2017年9月弊社添乗員撮影)

  • リースフラワーの群生(2017年9月弊社添乗員撮影)

    リースフラワーの群生(2017年9月弊社添乗員撮影)

ご紹介した通り、「リースフラワー」と呼ばれる西豪州では憧れの的である、幻の花があります。クリスマスリースのように放射状に茎が伸び、まるで花の冠のよう。大きなバースデーケーキのような重量感も感じられ、「幻の花」の称号にふさわしい、まさに花の王様。実は、その美しさゆえに乱獲され、絶滅が危惧されている希少種なのです。この幻の花は、ワイルドフラワーロード沿いの、ごく限られた場所でしか見ることのできない、実は貴重なお花。
 
しかしながら、ユーラシアのツアーでは毎年出発するツアーの情報や添乗員が見てきた情報を元に、どこで何を見るか、という観察ポイントも熟知!ダルワリヌという小さな村の近くの街道沿いに咲く、幻の花リースレシュノルティア等を探しながら、花道の散策をお楽しみ頂きます。

広大な西オーストラリア州内では、街道沿いにワイルドフラワーが見られるルートがいくつか存在。その街道の中でも、ワイルドフラワーの宝庫として最も名高い「ワイルドフラワーウェイ」に2泊して、じっくりご案内。
 
巷に溢れるツアーと比べるならば、是非、花街道沿いの “ダルワリヌ” という町に宿泊しているかをご覧下さい。航空機で飛ばずに、花を探しながら、バスで移動。1万2千種を誇る花々の中で、何種類見つけられるか数えるのが楽しい毎日が待っています。

花以外にも見所盛り沢山!知られざる西オーストラリアの絶景も巡ります

世界遺産シャーク湾で大自然の観光も満喫

  • PAWハメリンプール

    ハメリンプール

  • PAWストロマトライト

    ストロマトライト

35億年前の先カンブリア紀に現れ、今も地球に酸素を供給し続けているストロマトライトが生き続けている場所は、地球上には殆どありません。この珍しいストロマトライトが今でも生き続けている海岸、ハメリンプールにご案内します。

※ハメリンプールは、天災により破損したストロマトライトを見るための桟橋を修復中です。修復中の期間、ストロマトライトは遠望となります。その場合、ストロマトライト(スロンボライト)を間近で見られるテティス湖に追加でご案内します。

真っ白な貝殻の海岸シェルビーチ

  • 貝殻でできた砂浜、シェルビーチ

    シェルビーチにて

  • PAWシェルビーチ

    シェルビーチにて

約4000年もの月日をかけて、小さな貝殻のみで純白のシェルビーチが形成されました。その長さは何と110キロ。貝殻だけでできた、真っ白いシェルビーチの散策にご案内します。地中に10mも厚く堆積している貝殻をザクザク踏みしめながら歩くと、4000年という年月の重みを実感します。

海の生態系が豊かなことで知られる、世界自然遺産のシャークベイ

  • PAWモンキー・マイアにて(弊社添乗員撮影)

    モンキー・マイアにて(弊社添乗員撮影)

  • PAWイルカの餌付け/モンキー・マイア(弊社添乗員撮影)

    イルカの餌付け/モンキー・マイア(弊社添乗員撮影)

シェークベイの一部、モンキー・マイアの遠浅の海岸にはイルカたちがやってきます。ここで野生のイルカとの触れ合いが始まったのは、1960年頃に溯るそう。当時のイルカからはもう、子供もしくは孫のイルカに世代交代していますが、今も変わらず、野生イルカたちは平均7~8の群れで多い時には20頭の群れを引き連れてほぼ毎日やってきます。統計を取り始めてからイルカが姿を現さなかったのは、5年間の間にたったの4日というから、驚きです。ツアーでは、ドルフィン・リゾートに宿泊し、野生のイルカが波打ち際ギリギリまでやってくるビーチにご案内します。

絶景で話題!ピンク・ハット・ラグーン

  • PAWピンク・ハットラグーン

    ピンク・ハット・ラグーン

  • PAWピンク・ハットラグーン

    天気などで色が変わるピンク・ハット・ラグーン

パースから北に約500kmの場所に位置するインド洋沿岸の知られざる塩湖、ピンク・ハットラグーン。その名の通り、天候によって、いちごミルクのようなピンク色に見える湖です。塩分の濃い水でも生息できるドナリエラという藻の一種が、体内でベータ・カロチンという赤い物質を作る為に、湖面がピンク色に見えるそう。また、ハットという名前は湖に流れ込むハット・リバーという川の名前に由来しています。

一枚岩のオブジェ、ウェーブロック

  • ウェーブロック

    ウェーブロック

  • ピッグフェイス/ウェーブロック街道にて

    ピッグフェイス/ウェーブロック街道にて(弊社添乗員撮影)

風を伴った雨や砂の浸食によって巨大な波のように削られ、15mにも及ぶ巨岩ウェーブロックは、まさに自然が造り出した芸術。また、パースからウェーブロックまで東へ約350kmの街道は、ウェーブロック街道と呼ばれ、この周辺だけでも約2500種のワイルドフラワーが見られます。

ナンバング国立公園の奇岩群、ピナクルズ

  • ピナクルズ

    ピナクルズ

  • PA14ピナクルズ

    ピナクルズ

西オーストリアの乾燥地帯に広がるナンバング国立公園。公園内の砂漠地ピナクルズには、尖塔のような岩がニョキニョキと砂地から突き出ています。黄色味を帯びた独特の砂の色と相まって、何とも幻想的な風景です。
 
このピナクルズの黄色い石灰岩は、かつてここが海底であったことを物語り、無数に乱立した岩の塔はその後の緑豊かな原生林の時代の木々の名残りだそうです。このまるで月面のようなピナクルズを歩いて観光。

パースやその近郊に加え、より北や南に足を延ばし多種多様な花々に出会うチャンスあり!

  • 【PAW】ダンピエラの群生/ノーザンエクスプローラー街道にて(弊社添乗員撮影)

    ダンピエラの群生/ノーザンエクスプローラー街道にて(弊社添乗員撮影)

  • ムラムラの群生/ノーザンエクスプローラー街道にて(弊社添乗員撮影)

    ムラムラの群生/ノーザンエクスプローラー街道にて(弊社添乗員撮影)

  • エヴァーラスティング/チャップマンバレー周辺にて

    エヴァーラスティング/チャップマンバレー周辺にて(イメージ)

  • ブランドハイウェイで出会ったバンクシア(弊社添乗員撮影)

    ブランドハイウェイで出会ったバンクシア(弊社添乗員撮影)

  • フェザーフラワー/カルバリー国立公園(弊社添乗員撮影)

    フェザーフラワー/カルバリー国立公園にて(弊社添乗員撮影)

  • スモークブッシュなど様々な花々が集うカルバリー国立公園(弊社添乗員撮影)

    スモークブッシュなど様々な花々が集うカルバリー国立公園(弊社添乗員撮影)

大ブッシュ地帯に様々な花々が咲くノーザン・エクスプローラー街道、ジェラルトンから南へパースまで続く約905kmの通称ブランドハイウェイ、ワイルドフラワーの宝庫として名高いワイルドフラワー街道等様々な街道をドライブするため、多種多様な花々に出会えるチャンス大!800種を超えるワイルドフラワーが咲くことで有名なカルバリー国立公園や、東京ドーム約15個分の広大な自然公園であるウエスタンフローラでも花探しに挑戦です。

3000種の花が大集合!花の復習はフラワーフェスティバルでどうぞ

  • ワイルドフラワーフェスティバル/キングスパーク(弊社添乗員撮影)

    ワイルドフラワーフェスティバル/キングスパーク(弊社添乗員撮影)

  • ワイルドフラワーフェスティバル/キングスパーク(弊社添乗員撮影)

    ワイルドフラワーフェスティバル/キングスパーク(弊社添乗員撮影)

9月にパースを訪れるオーストラリアの全コースでパースのキングスパークにて開催されるワイルドフラワー・フェスティバルにご案内します。9月の花の祭典の期間中には、西オーストラリア全域から集められた約3000種の花が大集合。街道で見られた花も、出会えなかった花も一気に総復習。多種多様なワイルドフラワーが一堂に会する様は壮観です。




*ご旅行金額につきまして*
旅行代金は全て総額表示です。
空港税・宿泊税や燃油サーチャージは追加徴収いたしません。
出発前の大幅な追加請求や空港税・宿泊税の支払いのために旅行中に手元の残金を気にかける必要がありません。
また、「キャンセル料半額制度」、「リピーター割引制度」も設けており、現在「早期割引キャンペーン」を実施中です。詳しくはこちらをご覧ください。

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