丹後半島旅行・ツアー・観光特集~”海の京都”伊根~
丹後半島の豊かな自然風景を訪ねる旅へ
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伊根の舟屋
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伊根の舟屋散策(イメージ)
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伊根の舟屋内部(イメージ)
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傘松公園からの天橋立
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鳴砂で知られる琴引浜(イメージ)
丹後半島とは
また、古くからこの地域には国生みの神々の伝説が残り神秘的な面を持っています。天橋立にほど近い、元伊勢籠神社には伊勢神宮に奉られる天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に移されたという故事が伝わり、豊受大神が天照大神のために初めて稲作を始めたのが丹後の地であったとも言われています。
丹後半島、「天橋立」、「伊根」への行き方、アクセス
車:大阪や京都から天橋立へは約2時間。天橋立から伊根へは約30分。
丹後半島で訪れたい見どころ、お勧め観光スポット
”海の京都” 伊根
伊根の舟屋
伊根の生活に息づく舟屋
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伊根の舟屋散策(イメージ)
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伊根の舟屋内部(イメージ)
三方を山に守られた伊根湾は、南側の海への出口にも青島という島があるおかげで日本海の荒波の影響がほとんどなく、また一年を通して潮の干満の差が非常に少ない為、天然の良港の条件を満たしていました。かつては舟が腐らないように毎日陸に上げる必要があり、その作業を効率的に行う為に生み出されたのが伊根の舟屋です。
当初は純粋な船のガレージとして利用された舟屋は2階部分は藁ぶきでしたが、明治から昭和初期まで続いた鰤(ブリ)景気で町は潤い、2階部分もその時代に多くが現在みられる瓦屋根の立派な建物に生まれ変わりました。
現在では舟を陸揚げする必要がなくなり、観光客の宿泊所として利用している舟屋もあります。
では、漁師は主にどこに住んでいるのでしょうか。道の向かいに生活の拠点となる家を別に持っていることが多いそうです。大半の場合はその家に住むことが多く、子ども夫婦の住まいや老後の離れとして舟屋を使う場合もあります。
伊根は海上から見てこそ!
船上より伊根の町並みを眺める(イメージ)
約230軒現存している舟屋の大半が個人所有の為、舟屋そのものを見学できる場所は限られています。ガイド付きで巡るツアーに参加すれば見学できますので、おすすめです。見学用の舟屋は伝統的なスタイルを留めているので、かつての伊根の姿に想いを馳せることができます。
伊根の舟屋を最も良く観察できる場所としてお勧めしたいのは、海上からです。伊根の港では、海上から舟屋が並ぶ街並みを見学できる遊覧クルーズが定期的に運航されています。所要時間は約25分。伊根の舟屋が並ぶ絶景はもちろん、穏やかな伊根湾の地形もよく理解できます。
そして伊根の町はちょっとした散策が楽しい所です。明治から昭和初期の好況期に建てられた重厚な内陸側の町並みは今も健在で時間が許せば是非歩いてみたいところです。まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえる事でしょう。
神秘の造形美、天橋立
傘松公園からの天橋立
幅は約20~170m・全長約3.6kmの砂州には約5000本もの松が生い茂り、何千年もの歳月をかけて造られた自然の造形美は「丹後国風土記」にイザナギノミコトが天と地の逢瀬のため梯子を作って立てた「天の橋立」が、寝ている間に倒れ伏した、とも記されています。また”天に架かる橋”とも、”天に昇る竜”とも称えられ、その神秘的な風景はいつの時も多くの人を惹きつけています。
天橋立を歩いて渡る
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天橋立の松並木
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元伊勢籠神社
北の対岸には「元伊勢籠神社」があり、ここで祀られていた豊受大神と天照大神が移られた事から伊勢神宮とは深い所縁かあります。
景勝地、丹後松島と琴引浜
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丹後松島(イメージ)
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鳴砂で知られる琴引浜(イメージ)