フランス伝統の祭典と季節の風景旅行・ツアー・観光特集

地方色豊かなフランスは各地の伝統衣装や文化、あるいは特産品の収穫を祝うお祭りが一年を通じて催されます。旅を彩る季節の主な花々とともにご紹介します。

  • マントンのレモン祭り 2013年撮影(テーマはジュール・ヴェルヌの「八十日間世界一周」)

  • 2016年撮影、白い衣装は女王だけに許されたもの

  • ブルターニュのパルドン祭/ブルトン語で聖歌を歌います

  • 独立記念日の花火

  • “モンマルトル共和国”のワインの騎士団たち

 

 

中世からの伝統を誇る祭や、宗教行事は普段の生活では目にすることの少ないフランスの伝統的な衣装や文化に触れるひと時。季節の花や黄葉もまた、旅に彩りを添えることでしょう。
ユーラシア旅行社のフランスツアーでは世界的に有名なお祭から、地元ならではの素朴さが味わえる小さな祭など様々なイベントにご案内する機会を設けています。
 
※開花や黄葉の時期はその年の気候により多少前後します。
※写真は全て過去のユーラシア旅行社のフランスツアーで添乗員が撮影したものですが、ご覧いただく祭や見学内容はツアー・出発日によって異なります。詳細は各パンフレットをご確認ください。
※各祭の内容は、天候や主催者都合により予告なく変更・中止となる場合がございます。
 

フランス基本情報

【正式名称】フランス共和国
【面積】54万4,000平方キロメートル(仏本土,仏国立統計経済研究所)
【人口】約6,699万人(2019年1月1日,仏国立統計経済研究所)
【首都】パリ(Paris)
【民族】フランス人(ケルト人、ラテン人およびチュートン人の混血)、少数民族(バスク人など)、移民
【言語】フランス語
【宗教】カトリック,イスラム教,プロテスタント,ユダヤ教
【時差】日本よりマイナス8時間(サマータイム時マイナス7時間)

 

2月~3月 ニースのカーニバル

  • ニース/カーニバル

    ニースのカーニバル、花合戦 女王たちが観覧席に花を投げます

  • ニース/カーニバル

    ニースのカーニバル、花合戦 花をたくさんキャッチして春気分

  • ニース/光のカーニバル

    ニースのカーニバル、光の祭典 光の祭典の山車は妖しい輝き

コート・ダ・ジュールの美しい海岸のプロムナードで開催されるカーニバル。
目玉は昼の花合戦と夜の光の祭典です。花合戦では生花で飾った山車の上から美しい女王たちがミモザ等の花を投げます。うまくキャッチできれば文字通り春の香りに包まれることでしょう。
ユーラシア旅行社のフランスツアーでは観覧席よりご覧いただきます。

夜の光の祭典は、ちょっと風刺が効いた妖しく光る山車が主役。年々パワーアップする演出に期待です!

2月~3月 マントンのレモン祭り

  • マントン/レモン祭り

    マントンレモン祭りにて 2015年撮影(テーマは「中国」)

  • マントン/レモン祭り

    マントンレモン祭り 2014年撮影(テーマはジュール・ヴェルヌの「海底二万里」)

  • マントン/レモン祭り

    マントンのレモン祭り 2013年撮影(テーマはジュール・ヴェルヌの「八十日間世界一周」)

ジャン・コクトー縁のマントンは柑橘類の産地としても有名です。
例年様々なテーマで開催されるマントンのレモン祭りではオレンジやレモンを用いたオブジェを楽しみましょう。毎年、どのようなオブジェになるかにも注目です。

春の花

  • ミモザ/モナコ

    ミモザ、2月モナコにて

  • エニシダ/カオール

    エニシダ、3月カオールにて

  • ブルターニュ地方/林檎の花

    林檎の花、4月ブルターニュ地方にて

2~3月のミモザ、4月のチューリップや水仙、菜の花や林檎の花。春のフランスは優しい色の花に包まれます。

6月 プロヴァンの中世祭

  • プロヴァン/中世祭

    プロヴァン/中世祭

  • プロヴァン/中世祭

    プロヴァン/中世祭

  • プロヴァン/中世祭

    プロヴァン/中世祭

かつてシャンパーニュの大市が開かれていた世界遺産の町プロヴァン。
中世祭では時代衣装の人々によって町ごと13世紀にタイムスリップした錯覚を覚えます。
 

夏の花

  • サンレミの修道院、ラベンダー

    サンレミの修道院のラベンダー

  • アイリス、5月サンレミのサン・ポール・ド・モゾール修道院

    アイリス、5月サンレミのサン・ポール・ド・モゾール修道院にて

  • ジヴェルニーのモネの庭、睡蓮

    睡蓮、6月ジヴェルニーのモネの庭にて

5月のアイリス、6月の薔薇やライラック。モネが愛したジベルニーの庭に睡蓮が咲くのは6~7月頃です。
6月末~7月上旬にはプロヴァンスにラベンダーが咲き、7~8月には各地でひまわりも咲き乱れます。
多くの画家が愛した力強い夏の花たちです。

7月 アルル時代祭

  • アルル/時代祭

    2016年撮影、白い衣装は女王だけに許されたもの

  • アルル/時代祭

    伝統のレースにも注目

  • アルル/時代祭

    未来の女王?

ローマ時代から栄えたアルル。ゴッホが太陽に焦がれて移住した町としても有名ですね。この町で開催される時代祭では、この地域の伝統衣装を纏った老若男女のパレードが楽しめます。
花形は3年に一度選ばれるアルルの女王。容姿はもちろん、アルル出身で伝統的なプロヴァン語を話す、馬に乗れる等厳しい基準の下選ばれます。次回選出は2023年!

7月 ブルターニュのパルドン祭

  • ブルターニュ/パルドン祭

    ブルターニュのパルドン祭/ブルトン語で聖歌を歌います

  • ロクロナン/パルドン祭

    民族衣装の美しさにはっとします

  • ロクロナン/パルドン祭

    コワフを付けた女性たち

今も敬虔なカトリック教徒が多いブルターニュ地方で毎年7月頃に各村で開催されるパルドン祭。一年の罪を懺悔し、神に赦しを乞います。
ゴーギャンの絵にも登場するコワフというレースの白い帽子などの伝統衣装の女性ら老若男女が、教区ごとにブルトン語で聖歌を歌いながら行進します。
 

7月 パリ祭

  • パリ/パリ祭

    パリ祭

  • パリ/パリ祭

    独立記念日の花火

フランス革命を記念した建国記念日で特にパリのものが有名です。
日中の軍事パレードや夜の花火大会等様々なイベントにパリが湧きます。

10月 モンマルトルのぶどう収穫祭

  • モンマルトル/ぶどう収穫祭

    “モンマルトル共和国”のワインの騎士団たち

  • モンマルトル/ぶどう収穫祭

    パリッ子もおいしいお酒とつまみににっこり

  • モンマルトル/ぶどう収穫祭

    モンマルトル/ぶどう収穫祭

パリを見下ろす芸術家の町モンマルトルは実はワインの産地でもあるのです。
かつてパリの郊外だった頃からの畑はだいぶ小さくなってしまいましたが、今も秋にはモンマルトル産ワインのための葡萄が植えられ収穫祭が催されます。各地のワイン関係者も集まりともにパレードします。

10月 黄葉

  • ブルゴーニュ、コートドール

    ブルゴーニュ、コートドール

  • リクヴィール

    リクヴィール

  • サンテミリオン

    サンテミリオンの秋

葡萄の葉が色づき、ブルゴーニュの丘が黄金色に染まる10月。
起伏が激しく国土も広いフランスは北から南へ様々な木々が秋へと装いを変えていきます。

11月 ボーヌのワイン祭り

  • ボーヌ/ワイン祭

    ボーヌのワイン祭り/新酒の試飲をどうぞ!

  • ボーヌ/ワイン祭

    パレードや大道芸人のショーも

  • ボーヌ/ワイン祭

    屋台も充実

栄光の3日間とも呼ばれるワイン祭り。フランスワインの王と呼ばれるブルゴーニュの中心地ボーヌで開催される新酒の品評とオークション、そしてパレード。観光客も試飲や屋台めぐりで大忙しです。

12月 クリスマスマーケット

  • ナンシー/クリスマスマーケット

    ナンシーのクリスマス

  • ストラスブール/クリスマスマーケット

    ストラスブール/クリスマスマーケット

  • コルマール_クリスマス_フランス

    アルザス地方コルマールのクリスマス

11月末頃から各地にクリスマスの飾りを売るマーケットが立ち、町は楽しいクリスマスの光に包まれます。
都市にも寄りますが年末年始の頃までイルミネーションを楽しむことができます。

12月 リヨン光の祭典

リヨン/光の祭典 リヨン/光の祭典

リヨン光の祭典は、聖女フルヴィエールが来たことを祝ってリヨン市民がロウソクを灯した伝説に倣い、毎年12月8日に、窓辺にランプを置くという習慣から始まりました。
*ご旅行金額につきまして*
旅行代金は全て総額表示です。
空港税・宿泊税や燃油サーチャージは追加徴収いたしません。
出発前の大幅な追加請求や空港税・宿泊税の支払いのために旅行中に手元の残金を気にかける必要がありません。
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