にっぽんの夏祭り｜ユーラシア旅行社

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日本各地で夏に催されるお祭りは、大人数で歌い踊り、無病息災・五穀豊穣、豊作祈願など、様々な願いがこめられます。また豊年祈願とともに祖霊を崇拝する盆踊りや地域の歴史のよって生まれたお祭りもあります。日常から切り離された特別な空間と雰囲気を生み出す日本の夏祭りと、その地域ならではの名所を巡るツアーをご紹介。日本の夏祭りツアーは、ページ下の「おすすめ国内ツアー」をご覧ください（＊このページでご紹介していないお祭り等も含まれます）。

東北の夏祭り

青森ねぶた

弘前ねぷた

大迫力の青森ねぶたと弘前ねぷたは、国の重要無形民俗文化財に指定。五穀豊穣を祈願する青森ねぶたは東北三大祭りのひとつで武者や民話の登場人物がモチーフの巨大ねぶたの大迫力と「ラッセラー」の掛け声。夏場の農作業の厄払いや豊作を祈願する青森ねぶたは扇形の巨大飾りに武者や美人画が描かれたねぷたと「ヤーヤドー」の掛け声が響き。青森ねぶたも弘前ねぷたも、ともに見ているだけでも元気をもらえるお祭り。

竿燈まつり

東北三大祭りのひとつで秋田の竿灯まつりは、提灯を米俵にみたて、五穀豊穣を祈願する祭り。稲穂にみたてた長い竿につけられた複数の横木に吊るされた提灯が灯す光は、まさに豊穣を願う希望の輝き。竿灯は重いもので50Kgほどになり、それを肩や額に乗せる勇壮な姿に歓声があがります。

北陸・中部の夏祭り

郡上おどり©一般社団法人岐阜県観光連盟

風の盆©（公社）とやま観光推進機構

長きにわたる戦国時代が終わり、平和の世になった江戸時代に人々の娯楽と出会いの場として続いてきた岐阜の郡上踊りは、約1か月、毎晩催されるパワー溢れる盆踊り！日本舞踊の所作が組み込まれた優美な踊りと三味線、胡弓の哀愁を帯びた音色が見る人を魅了する富山県のおわら風の盆は、歴史を経て踊りが加わり、さらに変化をしていき、「豊年踊り」（旧踊り）、力強さとしなやかさを帯びた「男踊り」、艶めきを帯びる「女踊り/四季の踊り」の3通りの踊りになりました。それぞれの踊りから、パワーや心揺さぶられる感動を与えてもらえる夏祭り。

関西の夏祭り

祇園祭り©京都市観光協会

だんじり祭り

一生に一度は見に行きたい、疫病退散祈願の京都祇園祭。夕刻に明かりが灯った提灯をつけた山鉾が都大路を彩る前祭宵山、日中に行われる山鉾巡幸を見学。日中の山鉾巡幸の際は、有料観覧席で見学します。また、祇園祭で最も重要な八坂神社から神様を四条通にある御旅所へお迎えする神幸祭にもご案内。

対する、和歌山の那智の扇祭りでは、華やかな那智田楽の舞いの後に、ダイナミックに重さ50kgもある大松明を担ぎ、那智の滝へ向かう石段をあがる御滝本神事を見学。そして、おとなしくは巡行しないスピードと大迫力の大阪・岸和田だんじり祭りでは、急カーブをすごいスピードで曲がるやりまわしもご覧いただきます。

四国の夏祭り

よさこい祭り

阿波踊り

盆踊りや風流踊りが起源といわれる徳島の「阿波踊り」と不況を吹き飛ばし、健康と繁栄を祈願する高知の「よさこい祭り」は、四国を代表する二大祭り。三味線，鉦，太鼓，笛などの多彩な楽器から奏でられるリズムにあわせた軽快な阿波踊りは、“踊る阿呆に見る阿呆”と踊りに引き込まれる気分にさせられます♪約200チームにも及ぶ踊り子たちが高知市内各地で手にした鳴子を高らかにならしながら乱舞する元気パワー溢れるよさこい祭りからは、見る側も鬱蒼とした気分を吹き飛ばしてもらえ、パワーをもらえた気持ちになります。

九州・沖縄の夏祭り

日田祇園山鉾集団顔見世（イメージ）

ユネスコ無形文化遺産「日田祇園の曳山行事」は、300年以上もの歴史があります。本祭では各地区の山鉾が巡行しますが、その約一週間前に行われる集団顔見世の日では、すべての山鉾が日田駅前に集結！ツアーでは、この日田祇園山鉾集団顔見世にご案内します。

九州屈指の夏の風物詩「山鹿灯籠まつり」。頭に金灯籠をのせた女性たちが、よへほ節の調べにあわせて優雅に舞い踊ります。よへほ（どうぞ酔ってください）よへほ（寄ってってください）の誘い文句が、夏の夜の夢がごとく幻想世界へ誘います。

日本の花火

長岡の花火大会

大曲全国花火競技大会

日本の夏の代名詞「花火大会」。日本各地で催されますが、地域によっては、その豪華さ、華やかさ、壮大さなど規模が桁外れな花火もあります。東北では、神社の祭典で打ち上げられる大曲の花火大会。北陸では、慰霊・復興・平和の願いが込められた長岡の花火大会。旅先で夏の夜空に輝く花火をみるのも、その年の良い思い出に残ることでしょう。